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公開番号
2025082920
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023196484
出願日
2023-11-20
発明の名称
二点間距離測定装置および二点間距離測定方法
出願人
東京電力ホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G01B
11/08 20060101AFI20250523BHJP(測定;試験)
要約
【課題】作業員の上方に配置されている配管の直径を効率的に測定することができ、作業時間の短縮を図り且つ作業員の安全性を高めることが可能な二点間距離測定装置および二点間距離測定方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明にかかる二点間距離測定装置(測定装置100)の代表的な構成は、測定対象(配管10)の二点間の距離(外径D)を測定する二点間距離測定装置であって、一対のレーザ光を並行に照射する一対のレーザ照射部(第1レーザ照射部110、第2レーザ照射部120)と、一対のレーザ照射部を保持する保持軸132と、を備え、一対のレーザ照射部は、一対のレーザ光の並行を維持したままで保持軸上を相対的に移動可能であることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
測定対象の二点間の距離を測定する二点間距離測定装置であって、
一対のレーザ光を並行に照射する一対のレーザ照射部と、
前記一対のレーザ照射部を保持する保持軸と、
を備え、
前記一対のレーザ照射部は、前記一対のレーザ光の並行を維持したままで前記保持軸上を相対的に移動可能であることを特徴とする二点間距離測定装置。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記保持軸または前記スライダには前記一対のレーザ光の間隔を表示するスケールが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の二点間距離測定装置。
【請求項3】
請求項1に記載の二点間距離測定装置を用いた二点間距離測定方法であって、
測定対象の二点に前記一対のレーザ光が当たるまで前記保持軸上において前記一対のレーザ照射部の幅を調整し、
前記一対のレーザ光が測定対象の二点に当たったら、前記保持軸における該一対のレーザ光の間隔を取得して、前記測定対象の二点の距離とすることを特徴とする二点間距離測定方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、測定対象の二点間の距離を測定する二点間距離測定装置、およびそれを用いた二点間距離測定方法に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
工場やプラント等の施設には、蒸気を移送するための蒸気配管が設けられている。蒸気配管は、断熱材を巻き回す等の断熱処理が施されているが、断熱処理が経時劣化していると放熱ロスが発生し、熱量損失が大きくなる。このため、蒸気配管の熱ロス診断が定期的に実施され、所望の断熱性能を維持しているかが確認される。
【0003】
熱ロス診断では、断熱材を含めた配管の直径(外径)を測定する必要がある。配管の外径を測定する装置としては、例えば特許文献1に「配管の外径を測定するためのであって、測定方向に延びる支持部材と、前記支持部材の一端側に設けられ、前記支持部材から前記測定方向と交差する方向に突出する第1ジョー部と、前記支持部材の他端側に設けられ、前記支持部材から前記測定方向と交差する方向に突出する第2ジョー部と、前記測定方向における前記第1ジョー部と前記第2ジョー部の間隔を測定する測定手段と」を備えた管径測定装置が開示されている。
【0004】
特許文献1の管径測定装置は、「前記第2ジョー部は、前記支持部材の他端から前記測定方向に突出するとともに、前記測定方向にて前記支持部材の他端から離れるに連れて前記支持部材の軸線から離れるように湾曲している湾曲部と、前記湾曲部に連なり、測定対象の配管の外周面に接触させられるべき第2接触部と、を有し、前記第1ジョー部は、前記第2接触部から前記測定方向に離間し、測定対象の配管の外周面に接触させられるべき第1接触部を有する」としている。特許文献1によれば、「複数の配管が狭い間隔で並列に設置されていても、配管の外径を正確に測定可能である」としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-148477号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の管径測定装置は、第1接触部および第2接触部を配管の外周面に接触させる必要がある。このため、特許文献1の管径測定装置では、作業員の周囲の配管であればその外径を好適に測定することができると考えられる。しかし、工場等の蒸気配管は天井近傍に敷設されるのが通例であり、5m~10m程度の上方にあることもよくあるレイアウトである。このような場合、従来は配管の周囲に足場を設置し、作業員は足場において測定作業を行っている。したがって、足場の組立や解体に時間を要し、また作業員は高所で測定作業を行うことになるため、作業効率が低下してしまう。
【0007】
本発明は、このような課題に鑑み、作業員の上方に配置されている配管の直径を効率的に測定することができ、作業時間の短縮を図り且つ作業員の安全性を高めることが可能な二点間距離測定装置および二点間距離測定方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するために、本発明にかかる二点間距離測定装置の代表的な構成は、測定対象の二点間の距離を測定する二点間距離測定装置であって、一対のレーザ光を並行に照射する一対のレーザ照射部と、一対のレーザ照射部を保持する保持軸と、を備え、一対のレーザ照射部は、一対のレーザ光の並行を維持したままで保持軸上を相対的に移動可能であることを特徴とする。
【0009】
上記保持軸またはスライダには一対のレーザ光の間隔を表示するスケールが設けられているとよい。
【0010】
上記課題を解決するために、本発明にかかる二点間距離測定方法の代表的な構成は、上記に記載の二点間距離測定装置を用いた二点間距離測定方法であって、測定対象の二点に一対のレーザ光が当たるまで保持軸上において一対のレーザ照射部の幅を調整し、一対のレーザ光が測定対象の二点に当たったら、保持軸における一対のレーザ光の間隔を取得して、測定対象の二点の距離とすることを特徴とする。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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