TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025082150
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-28
出願番号
2023195426
出願日
2023-11-16
発明の名称
導電性高分子組成物及びその用途
出願人
東ソー株式会社
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
C08L
65/00 20060101AFI20250521BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】インクジェット等の印刷方式によって容易に印刷できる導電性高分子組成物を提供する。
【解決手段】π共役系導電性高分子(A)と、下記一般式(9)で表される化合物(B)とを含む導電性高分子組成物を用いる。
<com:Image com:imageContentCategory="Drawing"> <com:ImageFormatCategory>JPEG</com:ImageFormatCategory> <com:FileName>2025082150000018.jpg</com:FileName> <com:HeightMeasure com:measureUnitCode="Mm">44</com:HeightMeasure> <com:WidthMeasure com:measureUnitCode="Mm">141</com:WidthMeasure> </com:Image>
[前記一般式(9)において、mは、0又は1を表す。nは、0~3の整数を表す。]
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
π共役系導電性高分子(A)と、下記一般式(9)で表される化合物(B)とを含む、導電性高分子組成物。
JPEG
2025082150000015.jpg
44
141
[前記一般式(9)において、mは、0又は1を表す。nは、0~3の整数を表す。]
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記化合物(B)が、2-(2-エチルヘキシルオキシ)エタノール、2-[2-(2-エチルヘキシルオキシ)エトキシ]エタノール、及び2-エチル-1,3-ヘキサンジオールからなる群より選ばれる少なくとも1種からなる、請求項1に記載の導電性高分子組成物。
【請求項3】
前記π共役系導電性高分子(A)が、下記一般式(1)で表される構造単位を2つ以上含むポリチオフェンである、請求項1に記載の導電性高分子組成物。
JPEG
2025082150000016.jpg
26
141
[前記一般式(1)において、Rは、スルホン酸基、及びホスホン酸基からなる群より選ばれる少なくとも一つの置換基を有する総炭素数が1~10の有機基を表す。]
【請求項4】
前記π共役系導電性高分子(A)が、下記一般式(3)で表される構造単位及び下記一般式(4)で表される構造単位からなる群より選ばれる少なくとも1種の構造単位を2つ以上含むポリチオフェンである、請求項1に記載の導電性高分子組成物。
JPEG
2025082150000017.jpg
39
150
[前記一般式(3)及び(4)において、R
1
は、水素原子、メチル基、エチル基、炭素数3~6の直鎖状若しくは分岐鎖状のアルキル基、又はフッ素原子を表し、mは独立して1~10の整数を表し、nは独立して0又は1を表す。]
【請求項5】
水、を更に含む、請求項1に記載の導電性高分子組成物。
【請求項6】
アミン化合物(C)を更に含む(前記アミン化合物(C)は、前記π共役系導電性高分子(A)におけるスルホン酸基、又はホスホン酸基と塩を形成していてもよい)、請求項1に記載の導電性高分子組成物。
【請求項7】
前記π共役系導電性高分子(A)の含有量が、前記導電性高分子組成物の全量を100質量%として、0.01~5質量%である、請求項1に記載の導電性高分子組成物。
【請求項8】
前記化合物(B)の含有量が、前記導電性高分子組成物の全量を100質量%として、0.01~10質量%である、請求項1に記載の導電性高分子組成物。
【請求項9】
前記水の含有量が、前記導電性高分子組成物の全量を100質量%として、60~99.9質量%である、請求項5に記載の導電性高分子組成物。
【請求項10】
前記アミン化合物(C)の含有量が、前記導電性高分子組成物の全量を100質量%として、0.01~10質量%である、請求項6に記載の導電性高分子組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、導電性高分子組成物及びその用途に関する。
続きを表示(約 950 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、導電性高分子を含む導電性高分子組成物を用いて、インクジェット印刷によって形成された導電性高分子膜が、固体電解コンデンサ等の電子部品、太陽電池、又はセンサ用電極等に用いられている。
【0003】
インクジェット印刷については、ノズルヘッドからの分離性が良いこと、気泡による吐出不良を起こさないこと、及びノズルの閉塞を起こさないこと等が求められる。すなわち、インクジェット印刷用のインクとして用いられる導電性高分子組成物については、低表面張力、及び低発泡性が求められており、更に低凝固性を有することが好ましい。
【0004】
これに対して、従来技術として、消泡剤を含む導電性塗料が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-129345号公報
特開2005-171445号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
前記の先行技術に開示された発明は、導電性塗料の表面張力、及び発泡性に改善の余地があり、インクジェット装置に使用した場合、吐出不良が発生する虞がある。
【0007】
本発明の一態様は、低表面張力、及び低発泡性を兼ね備えた導電性高分子組成物を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、下記導電性高分子組成物が前記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】
すなわち、本発明の一態様は以下に示す通りの導電性高分子組成物に関するものである。
【0010】
[1]
π共役系導電性高分子(A)と、下記一般式(9)で表される化合物(B)とを含む導電性高分子組成物。
JPEG
2025082150000001.jpg
44
141
[前記一般式(9)において、mは、0又は1を表す。nは、0~3の整数を表す。]
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
東ソー株式会社
ゴム用接着性改質剤
21日前
東ソー株式会社
封止用オイルの除去方法
14日前
東ソー株式会社
炭素-窒素結合形成方法
5日前
東ソー株式会社
基材の洗浄効率を評価する方法
26日前
東ソー株式会社
クロムシリサイド膜及びその製造方法
14日前
東ソー株式会社
基準電圧設定回路、駆動回路及び駆動装置
22日前
東ソー株式会社
免疫グロブリン結合性タンパク質の保存溶液
12日前
東ソー株式会社
窒化マグネシウムケイ素膜、圧電体及び圧電素子
5日前
東ソー株式会社
重合体、その架橋物及びこれらを含む電子デバイス
13日前
東ソー株式会社
ハロゲン含有ポリマーからなる粉体及びその製造方法
13日前
東ソー株式会社
スピネル型マンガン酸リチウム組成物及びその製造方法
14日前
東ソー株式会社
ビフェニレン化合物、有機半導体層、及び有機薄膜トランジスタ
27日前
東ソー株式会社
耐衝撃性に優れる焼結体
19日前
東ソー株式会社
撮像素子用光電変換素子用材料、撮像素子用光電変換素子、および化合物
12日前
公立大学法人横浜市立大学
胚の母体着床能を判定する方法及び判定試薬
26日前
東ソー株式会社
酸素発生電極触媒を含む電極
21日前
東ソー株式会社
含窒素縮環フルオレン化合物、有機電界発光素子用材料および有機電界発光素子
12日前
東ソー株式会社
鉄含有FER型ゼオライト及びその製造方法
19日前
東ソー株式会社
チタン及びイットリウム固溶ジルコニア焼結体
今日
東ソー株式会社
摺動部材
1か月前
東ソー株式会社
ゴム組成物
1か月前
東レ株式会社
多孔質構造体
3か月前
東ソー株式会社
加飾フィルム
2か月前
東レ株式会社
CPUソケット
2か月前
東ソー株式会社
加飾フィルム
2か月前
株式会社カネカ
硬化性組成物
5日前
東レ株式会社
CPUソケット
2か月前
東ソー株式会社
加飾フィルム
2か月前
ユニチカ株式会社
ビスマレイミド
1か月前
東レ株式会社
ポリエステルフィルム
12日前
愛知電機株式会社
加熱処理設備
27日前
東ソー株式会社
ハロゲン含有ポリマー
3か月前
東レ株式会社
ポリオレフィン微多孔膜
3か月前
花王株式会社
樹脂組成物
5日前
東ソー株式会社
ゴム組成物及び加硫ゴム
3か月前
アイカ工業株式会社
光硬化性樹脂組成物
1か月前
続きを見る
他の特許を見る