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公開番号2025081199
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2024065049
出願日2024-04-13
発明の名称識別体および繊維体
出願人オクト産業株式会社,株式会社マーケテック
代理人個人
主分類G09F 3/00 20060101AFI20250520BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約【課題】繊維の効率的なリサイクルを実現することができる識別体および繊維体を提供する。
【解決手段】 識別体は、繊維から構成される繊維体に付される識別体であり、識別体は、X線で認識し得る材質を含んで構成され、X線で認識し得る材質の形により繊維体の情報が付与される。繊維体は、繊維リサイクルに供されるものであり、かつ、X線装置により選別されるものである。繊維体は、X線で認識し得る材質が所定の形をもって識別子として付着されたものであり、所定の形状またはパターンもしくは模様により繊維体の情報が付与され、繊維体は、繊維リサイクルに供されるものであり、かつ、X線装置により選別されるものである。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
繊維から構成される繊維体に付される識別体であり、
前記識別体は、X線で認識し得る材質から構成され、
前記X線で認識し得る材質の形により前記繊維体の情報が付与され、
前記繊維体は、繊維リサイクルに供されるものであり、かつ、X線装置により選別されるものである識別体。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
X線で認識し得る材質が所定の形をもって識別子として付着された繊維体であり、
前記所定の形により前記繊維体の情報が付与され、
前記繊維体は、繊維リサイクルに供されるものであり、かつ、X線装置により選別されるものである繊維体。
【請求項3】
繊維から構成される繊維体に付される識別体であり、
前記識別体は、X線で認識し得る反磁性材料を含んで構成され、
前記X線で認識し得る反磁性材料の形により前記繊維体の情報が付与され、
前記繊維体は、繊維リサイクルに供されるものであり、かつ、X線装置により選別されるものである識別体。
【請求項4】
X線で認識し得る反磁性材料が所定の形をもって識別子として付着された繊維体であり、
前記X線で認識し得る反磁性材料の形により前記繊維体の情報が付与され、
前記繊維体は、繊維リサイクルに供されるものであり、かつ、X線装置により選別されるものである繊維体。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、リサイクルに供される繊維体および繊維体に付与される識別体に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
使用済みの衣類は一部リユース(古着市場向け)に回るが、下着、Tシャツ等量の多いものは焼却に回されている。一部は工場用ウェスとして再利用されてはいるがCO2の排出を減らすためにはこれらを燃やさずにリサイクルする必要がある。
【0003】
リユースに関しては一部地方自治体、一部メーカーが個別にそれぞれの基準でリユースできる使用済み衣類を回収BOX、循環回収等で集めて古着市場に回している。あるいは一部メーカーではクッション材として再利用している例もある。
【0004】
使用済み衣服をリサイクルするには衣服を分解し一度繊維に戻す必要があるが、素材繊維及び混合の割合は多岐に渡るので、回収したこれらを繊維毎にさらに繊維の混合割合も加味して選別するシステムが必要と成る。また、リサイクルのためには衣類に付いているボタン、ファスナーなどの付属品も除去する必要がある。
【0005】
このリサイクルシステムを構築するには販売する衣料品全てに繊維情報を担わせる必要があるが、現状では衣服に付いている製品表示タグに記載されている繊維種類及混合繊維割合を利用する事になるが、作業員が衣服の中からタグを見つけ出し、それを見て手で選別する方法が考えられるが、これでは手間が掛かりすぎて非現実的である。また、さらに選別後に付属品除去を行う必要がありこれも人手作業となり非現実的である。
【0006】
現状の繊維リサイクルにおいて、素材選別が手作業選別を行う必要があることから、製品選別の自動化による効率化が求められ、ICタグなどの活用による正確な組成情報の取得をすることが提案されている(非特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
帝人フロンティア株式会社、繊維to繊維リサイクルの課題、[online]、2023年1月20日、10頁、[2023年11月11日検索]、インターネット〈https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/resource_recycling/pdf/001_06_00.pdf〉
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
製品表示タグを機械的に読み取る方法としてはRFIDタグに繊維種類及び混合繊維の割合を書込み、RFIDリーダーで読取り選別する方法が考えられるが、市販されている安価なRFIDタグでは洗濯で故障する可能性がある。洗濯適性を持ったRFIDタグには、ランドリータグがあり洗濯回数200回まで耐えるものもあるが、下着、Tシャツ等安価な衣類につけるには価格的に現実的ではない。また、衣類の繊維リサイクルのためにはRFIDタグを取り除かなければならないが、衣類により取り付け場所、サイズが異なることからRFIDタグを探した後、人手での除去作業が必要となる。
【0009】
本発明の目的は、繊維の効率的なリサイクルを実現することができる識別体および繊維体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の第1の識別体は、
繊維から構成される繊維体に付される識別体であり、
前記識別体は、X線で認識し得る材質から構成され、
前記X線で認識し得る材質の形により前記繊維体の情報が付与され、
前記繊維体は、繊維リサイクルに供されるものであり、かつ、X線装置により選別されるものである。
(【0011】以降は省略されています)

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