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公開番号2025081195
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2024008575
出願日2024-01-24
発明の名称車両用電動アクスル装置
出願人株式会社IJTT
代理人個人,個人
主分類B60K 1/00 20060101AFI20250520BHJP(車両一般)
要約【課題】締結強度と曲げ強度を確保する。
【解決手段】車両用電動アクスル装置100は、電動機3と、電動機の出力側に接続された減速機2と、減速機の出力側に接続されたディファレンシャル装置5と、ディファレンシャル装置の出力側に接続された左右のアクスルシャフト21と、左右のアクスルシャフトをそれぞれ収容する左右のアクスルシャフトケーシング30と、減速機およびディファレンシャル装置に共通の共通ケーシング31であって、左右のアクスルシャフトケーシングの間に挟まれて配置され、左右のアクスルシャフトケーシングにボルト32で固定される共通ケーシングと、共通ケーシングの外側に配置されて左右のアクスルシャフトケーシングを連結する補強部材33とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電動機と、
前記電動機の出力側に接続された減速機と、
前記減速機の出力側に接続されたディファレンシャル装置と、
前記ディファレンシャル装置の出力側に接続された左右のアクスルシャフトと、
前記左右のアクスルシャフトをそれぞれ収容する左右のアクスルシャフトケーシングと、
前記減速機および前記ディファレンシャル装置に共通の共通ケーシングであって、前記左右のアクスルシャフトケーシングの間に挟まれて配置され、前記左右のアクスルシャフトケーシングにボルトで固定される共通ケーシングと、
前記共通ケーシングの外側に配置されて前記左右のアクスルシャフトケーシングを連結する補強部材と、
を備えることを特徴とする車両用電動アクスル装置。
続きを表示(約 750 文字)【請求項2】
前記左右のアクスルシャフトケーシングにブラケットが溶接により固定され、前記補強部材の両端部が左右の前記ブラケットに溶接により固定される
請求項1に記載の車両用電動アクスル装置。
【請求項3】
前記補強部材は、左右方向に延びると共にハット状に形成された細長い金属板により形成されている
請求項1に記載の車両用電動アクスル装置。
【請求項4】
前記補強部材は、前記共通ケーシングの下側に配置されている
請求項1に記載の車両用電動アクスル装置。
【請求項5】
前記補強部材は、前記共通ケーシングの上側に配置されている
請求項1に記載の車両用電動アクスル装置。
【請求項6】
前記補強部材は、前記共通ケーシングの後側に配置されている
請求項1に記載の車両用電動アクスル装置。
【請求項7】
前記共通ケーシングは、前記左右のアクスルシャフトケーシングの間の位置から前方に向かって延びる
請求項1に記載の車両用電動アクスル装置。
【請求項8】
前記共通ケーシングは、アルミニウムまたはアルミニウム合金により形成された鋳造品である
請求項1に記載の車両用電動アクスル装置。
【請求項9】
前記左右のアクスルシャフトケーシングは、前記ボルトにより前記共通ケーシングに取り付けられるフランジを有する
請求項1に記載の車両用電動アクスル装置。
【請求項10】
前記補強部材の両端部は、左右の前記フランジに固定される
請求項9に記載の車両用電動アクスル装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は車両用電動アクスル装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
トラック等の車両で採用されているリジッドアクスルサスペンションシステムでは、ディファレンシャル装置を収容したアクスルハウジングを車体に対しリーフスプリング等のバネを介して連結している。そして近年、このアクスルハウジングに減速機と電動機を取り付け、車両用電動アクスル装置として構成する例が見られる。この車両用電動アクスル装置を用いれば、既存の車両を比較的容易に電動化できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-150658号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、一般的なバンジョウ型等のアクスルハウジングを流用すると、ギヤ比設計の制約が生じるなどの問題がある。
【0005】
そこで、設計自由度確保等の観点から、この一般的なアクスルハウジングを、ディファレンシャル装置を収容する中央部分と、左右のアクスルシャフトを収容する左右部分とに分割し、減速機とディファレンシャル装置に共通のケーシングを、左右部分にボルトで締結し固定することが検討されている。
【0006】
しかし、この構造だと、ケーシングおよび左右部分の締結強度と、ケーシングおよび左右部分全体の曲げ強度との確保が問題となる。
【0007】
そこで本開示は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、締結強度と曲げ強度を確保することができる車両用電動アクスル装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一の態様によれば、
電動機と、
前記電動機の出力側に接続された減速機と、
前記減速機の出力側に接続されたディファレンシャル装置と、
前記ディファレンシャル装置の出力側に接続された左右のアクスルシャフトと、
前記左右のアクスルシャフトをそれぞれ収容する左右のアクスルシャフトケーシングと、
前記減速機および前記ディファレンシャル装置に共通の共通ケーシングであって、前記左右のアクスルシャフトケーシングの間に挟まれて配置され、前記左右のアクスルシャフトケーシングにボルトで固定される共通ケーシングと、
前記共通ケーシングの外側に配置されて前記左右のアクスルシャフトケーシングを連結する補強部材と、
を備えることを特徴とする車両用電動アクスル装置が提供される。
【0009】
好ましくは、前記左右のアクスルシャフトケーシングにブラケットが溶接により固定され、前記補強部材の両端部が左右の前記ブラケットに溶接により固定される。
【0010】
好ましくは、前記補強部材は、左右方向に延びると共にハット状に形成された細長い金属板により形成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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