TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025080656
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-26
出願番号2023193950
出願日2023-11-14
発明の名称メラニンの産生を抑制するための、リンゴンベリーおよびハイビスカスの組み合わせ
出願人株式会社 資生堂
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61K 36/45 20060101AFI20250519BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】メラニンの産生を抑制するための、リンゴンベリーおよびハイビスカスの組み合わせを提供する。
【解決手段】メラニンの産生を抑制するための、リンゴンベリーおよびハイビスカスの組み合わせ。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
リンゴンベリーを含んでなる、メラニンの産生を抑制するための組成物であって、ハイビスカスと組み合わせて使用するための、組成物。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
ハイビスカスを含んでなる、メラニンの産生を抑制するための組成物であって、リンゴンベリーと組み合わせて使用するための、組成物。
【請求項3】
リンゴンベリーおよびハイビスカスを含んでなる、メラニンの産生を抑制するための組成物。
【請求項4】
リンゴンベリーを含んでなる、肌の色の黒さの抑制、および肌の血色の改善からなる群から選択される1種以上のための組成物であって、ハイビスカスと組み合わせて使用するための、組成物。
【請求項5】
ハイビスカスを含んでなる、肌の色の黒さの抑制、および肌の血色の改善からなる群から選択される1種以上のための組成物であって、リンゴンベリーと組み合わせて使用するための、組成物。
【請求項6】
リンゴンベリーおよびハイビスカスを含んでなる、肌の色の黒さの抑制、および肌の血色の改善からなる群から選択される1種以上のための組成物。
【請求項7】
リンゴンベリーの乾燥重量をCA、ハイビスカスの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.25~2になるように使用するための、請求項1~6のいずれか一項に記載の組成物。
【請求項8】
経口用組成物である、請求項1~6のいずれか一項に記載の組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、メラニンの産生を抑制するための、リンゴンベリーおよびハイビスカスの組み合わせに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、メラニンとは、チロシンから生合成されるフェノール類の酵素的および非酵素的酸化、脱炭酸、カップリング反応によって生合成された褐色ないし黒色の色素を指し、体表をはじめ動植物中に広く分布し、過剰の光を吸収する役割を果たしていると考えられている。
【0003】
一方、シミやそばかす等の皮膚の色素沈着は、メラニン細胞から産生されたメラニンが沈着することにより生じる。すなわち、メラニンが過剰に産生されると、シミやそばかすなどの色素沈着を誘発する。このような皮膚の色素沈着を予防又は改善して皮膚の美白を実現する方策として、メラニンの産生を抑制することが有効であると考えられている。
【0004】
これまでに、メラニン産生抑制作用を有する成分として、各種天然由来の成分、アルブチン、コウジ酸、アスコルビン酸等が報告されており、その一部のものについては、化粧料、食品、医薬品等の各種製品に配合され実用化されている。
【0005】
例えば、特許文献1においては、渦鞭毛藻抽出物を含有する、メラニン産生抑制剤が開示されている。
【0006】
このように、メラニン産生抑制作用を有する成分として様々なものが見出されているが、その効果は必ずしも十分ではなく、メラニン産生抑制効果の優れた成分や製品の開発が現在でも求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2022-011108号公報
【発明の概要】
【0008】
本発明者らは、リンゴンベリーおよびハイビスカスの組み合わせにより、メラニンの産生が効果的に抑制されることを見出した。本発明はこの知見に基づくものである。
【0009】
よって、本発明は、メラニンの産生を抑制するための、リンゴンベリーおよびハイビスカスの組み合わせを提供する。
【0010】
本発明によれば、以下の発明が提供される。
(1)リンゴンベリーを含んでなる、メラニンの産生を抑制するための組成物であって、ハイビスカスと組み合わせて使用するための、組成物。
(2)ハイビスカスを含んでなる、メラニンの産生を抑制するための組成物であって、リンゴンベリーと組み合わせて使用するための、組成物。
(3)リンゴンベリーおよびハイビスカスを含んでなる、メラニンの産生を抑制するための組成物。
(4)リンゴンベリーを含んでなる、肌の色の黒さの抑制、および肌の血色の改善からなる群から選択される1種以上のための組成物であって、ハイビスカスと組み合わせて使用するための、組成物。
(5)ハイビスカスを含んでなる、肌の色の黒さの抑制、および肌の血色の改善からなる群から選択される1種以上のための組成物であって、リンゴンベリーと組み合わせて使用するための、組成物。
(6)リンゴンベリーおよびハイビスカスを含んでなる、肌の色の黒さの抑制、および肌の血色の改善からなる群から選択される1種以上のための組成物。
(7)リンゴンベリーの乾燥重量をCA、ハイビスカスの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.25~2になるように使用するための、(1)~(6)のいずれかに記載の組成物。
(8)経口用組成物である、(1)~(7)のいずれかに記載の組成物。
(9)メラニンの産生の抑制を目的とする薬剤の製造のための、リンゴンベリーおよびハイビスカスの組み合わせの使用。
(10)肌の色の黒さの抑制、および肌の血色の改善からなる群から選択される1種以上を目的とする薬剤の製造のための、リンゴンベリーおよびハイビスカスの組み合わせの使用。
(11)リンゴンベリーの乾燥重量をCA、ハイビスカスの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.25~2になるように使用するための、(9)または(10)に記載の使用。
(12)リンゴンベリーまたはハイビスカスが経口用組成物の形態である、(9)~(11)のいずれかに記載の使用。
(13)リンゴンベリーおよびハイビスカスの組み合わせの、メラニンの産生を抑制するための使用。
(14)リンゴンベリーおよびハイビスカスの組み合わせの、肌の色の黒さの抑制、および肌の血色の改善からなる群から選択される1種以上のための使用
(15)リンゴンベリーの乾燥重量をCA、ハイビスカスの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.25~2になるように使用するための、(13)または(14)に記載の使用。
(16)リンゴンベリーまたはハイビスカスが経口用組成物の形態である、(13)~(15)のいずれかに記載の使用。
(17)メラニンの産生を抑制するための、リンゴンベリーおよびハイビスカスの組み合わせ。
(18)肌の色の黒さの抑制、および肌の血色の改善からなる群から選択される1種以上のための、リンゴンベリーおよびハイビスカスの組み合わせ。
(19)リンゴンベリーの乾燥重量をCA、ハイビスカスの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.25~2になるように使用するための、(17)または(18)に記載の組み合わせ。
(20)リンゴンベリーまたはハイビスカスが経口用組成物の形態である、(17)~(19)のいずれかに記載の組み合わせ。
(21)被験体において、メラニンの産生を抑制するための方法であって、リンゴンベリーおよびハイビスカスの組み合わせの有効量を投与することを含む、方法。
(22)被験体における、肌の色の黒さの抑制、および肌の血色の改善からなる群から選択される1種以上のための方法であって、リンゴンベリーおよびハイビスカスの組み合わせの有効量を投与することを含む、方法。
(23)リンゴンベリーの乾燥重量をCA、ハイビスカスの乾燥重量をCBとした場合、CA/CBが0.25~2になるように投与するための、(21)または(22)に記載の方法。
(24)リンゴンベリーまたはハイビスカスが経口用組成物の形態である、(21)~(23)のいずれかに記載の方法。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社 資生堂
化粧料
1か月前
株式会社 資生堂
化粧料
16日前
株式会社 資生堂
化粧料
22日前
株式会社 資生堂
化粧料
22日前
株式会社 資生堂
化粧料
17日前
株式会社 資生堂
化粧料塗布具
15日前
株式会社 資生堂
化粧料組成物
16日前
株式会社 資生堂
流動物塗布具
16日前
株式会社 資生堂
成型体収容容器
15日前
株式会社 資生堂
粉末固形化粧料
23日前
株式会社 資生堂
油性目元用化粧料
15日前
株式会社 資生堂
無水化粧料組成物
18日前
株式会社 資生堂
ホルダ、及びセット
16日前
株式会社 資生堂
油中水型乳化固形化粧料
17日前
株式会社 資生堂
W/O/W型乳化組成物
1か月前
株式会社 資生堂
化粧料及びその製造方法
22日前
株式会社 資生堂
水中油型乳化化粧料組成物
15日前
株式会社 資生堂
ナイアシンアミドを含む化粧料
23日前
株式会社 資生堂
一酸化窒素産生促進のための組成物
22日前
株式会社 資生堂
超音波を利用した美容方法及び美容装置
17日前
株式会社 資生堂
スカベンジャー受容体遺伝子の発現促進剤
1か月前
株式会社 資生堂
身体情報測定装置、方法、およびデバイス
18日前
株式会社 資生堂
腸管のバリア機能を改善するための組成物
16日前
株式会社 資生堂
充電方法、充電器、および身体情報測定装置
18日前
株式会社 資生堂
HAS3発現促進剤及びヒアルロン酸産生促進剤
29日前
株式会社 資生堂
ウロキナーゼとウロキナーゼ受容体の相互作用阻害剤
15日前
株式会社 資生堂
繰出容器、繰出機構付き収容部、および下部操作機構
17日前
株式会社 資生堂
抗酸化添加剤組成物及びその相乗的な抗酸化のための使用
15日前
株式会社 資生堂
情報処理装置、印刷システム、情報処理方法およびプログラム
15日前
株式会社 資生堂
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
15日前
株式会社 資生堂
アゼライン酸産生促進剤、アデノシン産生促進剤、及びビタミンB類産生促進剤
22日前
株式会社 資生堂
細胞の生存能力増強剤及び恒常性維持機能増強剤、β3アドレナリン受容体作動薬、及びグルコース代謝抑制薬
22日前
個人
健康器具
5か月前
個人
鼾防止用具
5か月前
個人
短下肢装具
3日前
個人
歯茎みが品
6か月前
続きを見る