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公開番号
2025080571
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-26
出願番号
2023193816
出願日
2023-11-14
発明の名称
車載装置、プログラム及び情報処理方法
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H02H
7/20 20060101AFI20250519BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】車両に搭載される電源装置からの電源線に設けられる複数の開閉装置及び前記電源装置からの電流の流れ方向において前記開閉装置よりも上流側の電源線に設けられる半導体ヒューズの開閉制御を行う車載装置を提供する。
【解決手段】車両において、車載装置は、開閉装置52及び半導体ヒューズ53の開閉制御に関する処理を行う制御部11を備える。制御部は、開閉装置の状態又は特性に応じて、半導体ヒューズの遮断特性を設定し、設定した遮断特性にて、半導体ヒューズの遮断制御又は複数の前記開閉装置を開状態に遷移させる処理を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載される電源装置からの電源線に設けられる複数の開閉装置、及び前記電源装置からの電流の流れ方向において前記開閉装置よりも上流側の電源線に設けられる半導体ヒューズの開閉制御を行う車載装置であって、
前記開閉装置及び半導体ヒューズの開閉制御に関する処理を行う制御部を備え、
前記制御部は、
前記開閉装置の状態又は特性に応じて、前記半導体ヒューズの遮断特性を設定し、
前記設定した遮断特性にて、前記半導体ヒューズの遮断制御、又は複数の前記開閉装置を開状態に遷移させる処理を行う
車載装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記開閉装置の状態は、前記電源装置からの電流の流れ方向において前記開閉装置よりも下流側に接続されている車載負荷への電力を供給する閉状態と、前記車載負荷への電力を遮断している開状態とを含み、
前記制御部は、複数の前記開閉装置のうち、閉状態の開閉装置それぞれが配置される電源線それぞれに流れる負荷電流に基づき、前記半導体ヒューズの遮断特性を設定する
請求項1に記載の車載装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記半導体ヒューズが配置される電源線の発煙特性よりも低くなると共に、閉状態の開閉装置それぞれに接続される車載負荷それぞれにおいて予め定められた負荷電流の合算値よりも高くなるように、前記半導体ヒューズの遮断特性を設定する
請求項2に記載の車載装置。
【請求項4】
前記開閉装置の特性は、前記開閉装置において予め定められている最大定格電流値を含み、
前記制御部は、複数の前記開閉装置のうち、閉状態の開閉装置の最大定格電流値に基づき、前記半導体ヒューズの遮断特性を設定する
請求項1に記載の車載装置。
【請求項5】
前記制御部は、
複数の閉状態の開閉装置のうち、最大定格電流値が最も小さい開閉装置を特定し、
前記最小となる開閉装置の最大定格電流値よりも低くなるように、前記半導体ヒューズの遮断特性を設定する
請求項4に記載の車載装置。
【請求項6】
前記半導体ヒューズの最大定格電流値は、複数の前記開閉装置のうち、最大定格電流値が最も大きい開閉装置の最大定格電流値よりも、大きい
請求項4に記載の車載装置。
【請求項7】
前記制御部は、
前記半導体ヒューズに流れる電流値を取得し、
前記設定した遮断特性に基づき、取得した電流値に応じて前記半導体ヒューズの遮断制御を行う
請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の車載装置。
【請求項8】
前記制御部は、
取得した電流値及び前記設定した遮断特性に基づき、前記半導体ヒューズを遮断した際、
複数の前記開閉装置それぞれが接続される電源線それぞれにおいて過電流要因が発生しているかの判定処理を行う
請求項7に記載の車載装置。
【請求項9】
前記制御部は、
前記過電流要因に関する判定処理を行うにあたり、複数の前記開閉装置における全ての開閉装置を開状態にすると共に、前記半導体ヒューズを閉状態にし、
開状態となっている開閉装置それぞれを、順次に閉状態に遷移させる共に、閉状態に遷移させた時点における前記半導体ヒューズに流れる電流値を取得し、
閉状態に遷移させた時点での電流値に基づき、閉状態に遷移させた開閉装置が配置される電源線における過電流要因の発生有無を判定する
請求項8に記載の車載装置。
【請求項10】
前記開閉装置は、保護回路を内蔵し
前記制御部は、前記開閉装置に対し、前記開閉装置に接続される車載負荷への電力の供給及び遮断に関する処理のみを行い、
前記開閉装置が接続される電源線における保護処理は、前記開閉装置が内蔵する前記保護回路により行われる
請求項7に記載の車載装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本技術は、車載装置、プログラム及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
車両には、バッテリから負荷への給電を制御する給電制御装置(例えば、特許文献1を参照)が搭載されている。特許文献1に記載の給電制御装置では、バッテリから負荷に流れる電流の電流経路に下流半導体ヒューズが設けられ、下流半導体ヒューズをオン又はオフに切替えることによって、バッテリから負荷への給電を制御する。
【0003】
下流半導体ヒューズは制御端を有する。例えば、下流半導体ヒューズがFET(Field Effect Transistor)である場合、制御端はゲートである。下流半導体ヒューズの両端間の抵抗値は、制御端の電圧に応じて変化する。制御端の電圧を調整することによって、下流半導体ヒューズの両端間の抵抗値を十分に小さい値に調整し、下流半導体ヒューズをオンに切替える。制御端の電圧を調整することによって、下流半導体ヒューズの両端間の抵抗値を十分に大きい値に調整し、下流半導体ヒューズをオフに切替える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-143905号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の給電制御装置では、開閉装置の状態等に応じて半導体ヒューズの遮断特性を設定する点については考慮されていない。
【0006】
本開示は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、開閉装置の状態等に応じて半導体ヒューズの遮断特性を設定することができる車載装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一実施形態に係る車載装置は、車両に搭載される電源装置からの電源線に設けられる複数の開閉装置、及び前記電源装置からの電流の流れ方向において前記開閉装置よりも上流側の電源線に設けられる半導体ヒューズの開閉制御を行う車載装置であって、前記開閉装置及び半導体ヒューズの開閉制御に関する処理を行う制御部を備え、前記制御部は、前記開閉装置の状態又は特性に応じて、前記半導体ヒューズの遮断特性を設定し、前記設定した遮断特性にて、前記半導体ヒューズの遮断制御、又は複数の前記開閉装置を開状態に遷移させる処理を行う。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一態様によれば、開閉装置の状態等に応じて半導体ヒューズの遮断特性を設定する車載装置等を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1(開閉装置の開閉状態)に係る車載装置等を含む車載システムの構成を例示する模式図である。
車載装置の内部構成を例示するブロック図である。
開閉装置の特性テーブルを示す説明図である。
半導体ヒューズの遮断特性を説明する説明図である。
車載装置の制御部の処理を例示するフローチャートである。
実施形態2(開閉装置の特性)に係る半導体ヒューズの遮断特性を説明する説明図である。
車載装置の制御部の処理を例示するフローチャートである。
実施形態3(開閉装置がIPDにて構成)に係る車載装置等を含む車載システムの構成を例示する模式図である。
半導体ヒューズの遮断特性を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列挙して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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