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公開番号2025079884
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-23
出願番号2023192734
出願日2023-11-13
発明の名称燃焼触媒、固体燃料、ハイブリッドロケット燃料
出願人学校法人千葉工業大学
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B01J 23/22 20060101AFI20250516BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】高分子材料の燃焼効率を向上する燃焼触媒、燃焼効率に優れる固体燃料、および燃料後退速度に優れるハイブリッドロケット燃料を提供する。
【解決手段】酸化バナジウムからなり、高分子材料の燃焼に用いられる、燃焼触媒。高分子材料と、酸化バナジウムと、を含む、固体燃料。前記固体燃料を含む、ハイブリッドロケット燃料。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
酸化バナジウムからなり、高分子材料の燃焼に用いられる、燃焼触媒。
続きを表示(約 320 文字)【請求項2】
前記酸化バナジウムが、五酸化バナジウムである、請求項1に記載の燃焼触媒。
【請求項3】
高分子材料と、酸化バナジウムと、を含む、固体燃料。
【請求項4】
前記酸化バナジウムが、五酸化バナジウムである、請求項3に記載の固体燃料。
【請求項5】
前記高分子材料100質量部に対する前記酸化バナジウムの含有量が10質量部以下である、請求項3に記載の固体燃料。
【請求項6】
前記高分子材料が、低融点熱可塑性樹脂燃料である、請求項3に記載の固体燃料。
【請求項7】
請求項3~6のいずれか1項に記載の固体燃料を含む、ハイブリッドロケット燃料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、燃焼触媒、固体燃料、ハイブリッドロケット燃料に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
宇宙輸送機用推力発生源および人工衛星用スラスタ等の推進装置として、ハイブリッドロケットが注目されている。ハイブリッドロケットは、一般的に固体の燃料と液体または気体の酸化剤を推進剤として使用する。燃料と酸化剤の相が異なるため、容易に混合および燃焼が生じず、固体ロケットおよび液体ロケットより推進剤の管理が容易である。中でもポリマーを固体燃料として使用したハイブリッドロケットは、貯蔵および輸送時の管理が容易である。
【0003】
ハイブリッドロケットの固体燃料としては、低融点熱可塑性樹脂(Low melting point thermoplastic:LT)燃料が知られている(例えば、特許文献1参照)。LT燃料は、燃料後退速度が高く、機械的物性と接着性に優れる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-10020号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のLT燃料は、ハイブリッドロケットの固体燃料としては燃料後退速度がまだまだ低く、より高い燃料後退速度が求められていた。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、高分子材料の燃焼効率を向上する燃焼触媒、燃焼効率に優れる固体燃料、および燃料後退速度に優れるハイブリッドロケット燃料を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は以下の態様を有する。
[1]酸化バナジウムからなり、高分子材料の燃焼に用いられる、燃焼触媒。
[2]前記酸化バナジウムが、五酸化バナジウムである、[1]に記載の燃焼触媒。
[3]高分子材料と、酸化バナジウムと、を含む、固体燃料。
[4]前記酸化バナジウムが、五酸化バナジウムである、[3]に記載の固体燃料。
[5]前記高分子材料100質量部に対する前記酸化バナジウムの含有量が10質量部以下である、[3]に記載の固体燃料。
[6]前記高分子材料が、低融点熱可塑性樹脂燃料である、[3]に記載の固体燃料。
[7][3]~[6]のいずれかに記載の固体燃料を含む、ハイブリッドロケット燃料。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、高分子材料の燃焼効率を向上する燃焼触媒、燃焼効率に優れる固体燃料、および燃料後退速度に優れるハイブリッドロケット燃料を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
固体燃料の燃焼実験の結果を示す図である。
固体燃料の燃焼実験の結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の燃焼触媒、固体燃料、ハイブリッドロケット燃料の実施の形態について説明する。
なお、本実施の形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために具体的に説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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