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公開番号
2025079630
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192428
出願日
2023-11-10
発明の名称
多心光フェルール、光コネクタ、および多心光フェルールの製造方法
出願人
株式会社フジクラ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
6/40 20060101AFI20250515BHJP(光学)
要約
【課題】接続端面における、多心光フェルールに対する光ファイバのベアファイバの接着強度を向上することが可能な多心光フェルール、光コネクタ、および多心光フェルールの製造方法を提供する。
【解決手段】多心光フェルールは、接続対象と接続される接続端面を有する本体と、接続端面から本体の内部に向けて延び、光ファイバを挿通可能な複数の挿通孔と、を備え、複数の挿通孔はそれぞれ、接続端面に開口する第1内径部と、第1内径部よりも径が大きい第2内径部と、を有し、第1内径部の内壁は、複数の微細孔を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
接続対象と接続される接続端面を有する本体と、
前記接続端面から前記本体の内部に向けて延び、光ファイバを挿通可能な複数の挿通孔と、を備え、
前記複数の挿通孔はそれぞれ、前記接続端面に開口する第1内径部と、前記第1内径部よりも径が大きい第2内径部と、を有し、
前記第1内径部の内壁は、複数の微細孔を有する、
多心光フェルール。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記第2内径部に連通し、前記光ファイバの被覆を受け入れ可能な受入部を有する、請求項1に記載の多心光フェルール。
【請求項3】
前記第2内径部は、前記複数の微細孔を有する、請求項2に記載の多心光フェルール。
【請求項4】
前記複数の微細孔のうち、少なくとも一部の微細孔の開口の幅が1μm以上である、請求項1~3のいずれか一項に記載の多心光フェルール。
【請求項5】
請求項1~3のいずれか一項に記載の多心光フェルールと、
前記複数の挿通孔に挿通される複数の光ファイバと、
前記複数の光ファイバを前記多心光フェルールに接着する接着剤と、を備え、
前記接着剤は、少なくとも前記光ファイバのベアファイバと前記第1内径部との間に配置されている、光コネクタ。
【請求項6】
接続端面を有する本体と、前記接続端面から前記本体の内部に向けて延びる複数の挿通孔と、を備える多心光フェルールの製造方法であって、
前記本体の外表面を形成する金型本体と、前記挿通孔を形成する挿通孔用ピンと、を用意し、
前記挿通孔用ピンに微粒子を付着させ、
前記微粒子を付着させた前記挿通孔用ピンを、前記金型本体内に設置し、
前記金型本体内に樹脂を注入して固化させ、
固化した前記樹脂に残留した前記微粒子を除去する、
多心光フェルールの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、多心光フェルール、光コネクタ、および多心光フェルールの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、光ファイバをその長手方向に挿入する挿通孔を有するフェルールが開示されている。特許文献1では、フェルールに、光ファイバの被覆を保持するメインチャンバが形成されている。メインチャンバの内壁に複数の凹部が設けられることで、メインチャンバに充填される接着剤の量を増やし、光ファイバの被覆をメインチャンバに対して強固に接着することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2022/0381998号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構造では、光ファイバの被覆をフェルールに対して強固に接着することはできるが、光ファイバの被覆と、その被覆の内部に配置されているベアファイバとは相対的に動いてしまう。光コネクタと接続対象との接続における接続損失を低減するために、フェルールにおける、接続対象との接続端面に露出した光ファイバのベアファイバの位置を安定させることが求められる。そのため、接続端面の近傍において、光ファイバのベアファイバをフェルールに対して強固に接着することが望まれる。
【0005】
本発明は、このような事情を考慮してなされ、接続端面の近傍における、多心光フェルールに対する光ファイバのベアファイバの接着強度を向上することが可能な多心光フェルール、光コネクタ、および多心光フェルールの製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の態様1に係る多心光フェルールは、接続対象と接続される接続端面を有する本体と、前記接続端面から前記本体の内部に向けて延び、光ファイバを挿通可能な複数の挿通孔と、を備え、前記複数の挿通孔はそれぞれ、前記接続端面に開口する第1内径部と、前記第1内径部よりも径が大きい第2内径部と、を有し、前記第1内径部の内壁は、複数の微細孔を有する。
【0007】
また、本発明の態様2は、態様1の多心光フェルールにおいて、前記第2内径部に連通し、前記光ファイバの被覆を受け入れ可能な受入部を有する。
【0008】
また、本発明の態様3は、態様2の多心光フェルールにおいて、前記第2内径部は、前記複数の微細孔を有する。
【0009】
また、本発明の態様4は、態様1から態様3のいずれか一つの多心光フェルールにおいて、前記複数の微細孔のうち、少なくとも一部の微細孔の開口の幅が1μm以上である。
【0010】
本発明の態様5に係る光コネクタは、態様1から態様4のいずれか一つの多心光フェルールと、前記複数の挿通孔に挿通される複数の光ファイバと、前記複数の光ファイバを前記多心光フェルールに接着する接着剤と、を備え、前記接着剤は、少なくとも前記光ファイバのベアファイバと前記第1内径部との間に配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
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