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公開番号2025079465
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-22
出願番号2023192141
出願日2023-11-10
発明の名称プログラムの監視システム及びプログラムの監視方法
出願人株式会社日立製作所
代理人青稜弁理士法人
主分類G06F 11/36 20060101AFI20250515BHJP(計算;計数)
要約【課題】
顧客プログラムが稼働する環境へ接続するための作業を軽減する。
【解決手段】
クラウド上でサービスを提供するプログラムの監視を行うプログラム監視システムであって、前記プログラムを監視するための第一のパラメータの値の指定を受け付けるパラメータ受付部と、不足する第二のパラメータを選択するパラメータ選択部と、第二のパラメータの値の入力を要求するパラメータ要求部と、パラメータ受付部が受付けた第一のパラメータの値とパラメータ要求部が受け取った第二のパラメータの値を用いてクラウド上でサービスを提供するプログラムの監視を行うプログラム監視装置を備えるプログラム監視システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
クラウド上でサービスを提供するプログラムの監視を行うプログラム監視システムであって、
前記プログラムを監視するための第一のパラメータの値の指定を受け付けるパラメータ受付部と、
不足する第二のパラメータを選択するパラメータ選択部と、
第二のパラメータの値の入力を要求するパラメータ要求部と、
パラメータ受付部が受付けた第一のパラメータの値とパラメータ要求部が要求し、受け取った第二のパラメータの値を用いてクラウド上でサービスを提供するプログラムの監視を行うプログラム監視装置を備えるプログラム監視システム。
続きを表示（約 1,400 文字）【請求項２】
請求項１に記載のプログラム監視システムにおいて、
第一のパラメータの値と第二のパラメータの値を用いてプログラムの疑似顧客環境の構築を行う環境構築部と、
構築された疑似顧客環境の実行ログを取得するログ取得部と、
監視を行うプログラムが稼働する顧客環境の実行ログを比較し疑似顧客環境の再現度情報を求める再現率計算部を備え、
求めた再現度情報を出力する出力部を備えるプログラムの監視システム。
【請求項３】
請求項２に記載のプログラムの監視システムにおいて、
再現率計算部は顧客環境と疑似顧客環境で不一致を示すログに対応する部品を求め、
パラメータ要求部は部品と部品で使用するパラメータの対応関係を格納した部品パラメータ対応テーブルを参照し、不一致を示すログに対応する部品で使用するパラメータのパラメータ値を要求し、
出力部が未設定の部品で使用するパラメータのパラメータ値の要求を顧客端末へ出力するプログラムの監視システム。
【請求項４】
請求項３に記載のプログラムの監視システムにおいて、
パラメータ選択部は部品パラメータ対応テーブルを参照し、不一致を示すログに対応する部品で使用するパラメータのパラメータ値候補を求め、
パラメータ要求部は不一致を示すログに対応する部品で使用するパラメータのパラメータ値を要求するとき、パラメータの候補を表示して要求するプログラムの監視システム。
【請求項５】
請求項３に記載のプログラムの監視システムにおいて、
パラメータ要求部は設定された部品と不一致を示すログに対応する部品を異なる態様で表示した疑似顧客環境のマップを表示するプログラムの監視システム。
【請求項６】
請求項４に記載のプログラムの監視システムにおいて、
パラメータ選択部は未設定の部品で使用するパラメータのパラメータ値候補として、部品パラメータ対応テーブルに格納されたパラメータのデフォルト値を選択するプログラムの監視システム。
【請求項７】
請求項４に記載のプログラムの監視システムにおいて、
パラメータ選択部は不一致を示すログに対応する部品で使用するパラメータのパラメータ値候補として、部品パラメータ対応テーブルに格納されたパラメータの最も使用頻度の高いパラメータ値を選択するプログラムの監視システム。
【請求項８】
請求項４に記載のプログラムの監視システムにおいて、
パラメータ選択部は不一致を示すログに対応する部品で使用するパラメータのパラメータ値候補として、部品パラメータ対応テーブルに格納された監視対象のプログラムで使用される可能性の高いパラメータ値を選択するプログラムの監視システム。
【請求項９】
クラウド上でサービスを提供するプログラムの監視を行うプログラムの監視方法であって、
パラメータ受付部が前記プログラムを監視するための第一のパラメータの値の指定を受け、
パラメータ選択部が不足する第二のパラメータを選択し、
パラメータ要求部が第二のパラメータの値の入力を要求し、
プログラム監視装置がパラメータ受付部が受付けた第一のパラメータの値とパラメータ要求部が要求し、受け取った第二のパラメータの値を用いてクラウド上でサービスを提供するプログラムの監視を行うプログラムの監視方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、プログラムの監視システム及びプログラムの監視方法に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
クラウド上で動作している顧客のサービスシステムを監視し、障害の発生や稼働状況をモニタするサービスを提供するため、監視システムを動作させているアカウントから顧客のサービスシステムを動作させているアカウントにアクセスする必要がある。
【０００３】
特許文献１（特開２０１７－６８４８０号公報）では、クラウドシステムにおけるジョブ管理方法で、業務の実行処理を規定するインストラクションに関する情報と、実行処理を実行するための要件を含む実行要件とを入力するステップと、クラウドシステムに実行要件に適合する実行環境が存在しなければ、前記クラウドシステムに実行要件に適合する実行環境を作成するステップと、実行処理を、実行要件に適合する実行環境にて実行するステップが含む方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０１７－６８４８０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１の発明はユーザが実行したいジョブスクリプトやジョブネットワークをクラウド上で実行するために必要な環境を作成し、作成された環境でユーザの所望するジョブスクリプト等を実行する発明である。
【０００６】
このため、ジョブスクリプト等を実行するのに必要な環境は分かっており、他者からパラメータ等を入手する必要は無い、たとえ環境が不明であったとしてもジョブスクリプトの開発者や提供者に問い合わせれば良い。
【０００７】
しかしながらクラウド上で顧客のサービスを監視するプログラム監視サービスを提供するためには、顧客プログラムが稼働するクラウド環境を正確に再現した顧客疑似環境を構築し、プログラム監視装置から顧客プログラムが動作している環境へアクセスすることが必要である。
【０００８】
このため、顧客から提供いただくパラメータ等の情報がなぜ必要なのかを顧客にご理解いただき、スムーズに必要なパラメータ等を提供いただくことが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
本発明の目的はクラウド上でサービスを提供するプログラムの監視を行うプログラム監視システムであって、前記プログラムを監視するための第一のパラメータの値の指定を受け付けるパラメータ受付部と、不足する第二のパラメータを選択するパラメータ選択部と、第二のパラメータの値の入力を要求するパラメータ要求部と、パラメータ受付部が受付けた第一のパラメータの値とパラメータ要求部が受け取った第二のパラメータの値を用いてクラウド上でサービスを提供するプログラムの監視を行うプログラム監視装置を備えるプログラム監視システムにより解決される。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、顧客プログラムが稼働する環境へ接続するための作業を軽減できる。
上記した以外の課題、構成及び効果は以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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