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公開番号
2025070608
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023181066
出願日
2023-10-20
発明の名称
巻上機及びエレベーター
出願人
株式会社日立製作所
代理人
弁理士法人信友国際特許事務所
主分類
B66B
11/08 20060101AFI20250424BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】シーブの点検作業を容易に行うことができ、点検作業時に部品が昇降路内に落下することが防止できる巻上機及びエレベーターを提供する。
【解決手段】巻上機4は、主ロープが巻き掛けられるシーブ22と、シーブ22に接続され、シーブ22を回転させる駆動部と、駆動部を収納する筐体21と、シーブ22の外周における少なくとも一部を覆うシーブカバー24と、を備えている。シーブカバー24は、筐体21に固定され、シーブ22の外周面を臨む開口が形成された固定カバー32A、32Bと、固定カバー32A、32Bに可動可能に取り付けられ、開口を塞ぐ可動カバー31と、を備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
主ロープが巻き掛けられるシーブと、
前記シーブに接続され、前記シーブを回転させる駆動部と、
前記駆動部を収納する筐体と、
前記シーブの外周における少なくとも一部を覆うシーブカバーと、を備え、
前記シーブカバーは、
前記筐体に固定され、前記シーブの外周面を臨む開口が形成された固定カバーと、
前記固定カバーに可動可能に取り付けられ、前記開口を塞ぐ可動カバーと、
を備えた巻上機。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
前記固定カバーには、前記可動カバーを回転可能に支持する回転ピンが設けられている
請求項1に記載の巻上機。
【請求項3】
前記固定カバーには、前記可動カバーに設けた係止部と解除可能に係止するストッパピンが設けられている
請求項1に記載の巻上機。
【請求項4】
前記固定カバーに形成された前記開口は、前記シーブの上下方向の上部に位置し、
前記可動カバーは、前記シーブの上下方向の上方に配置される
請求項1に記載の巻上機。
【請求項5】
前記固定カバーは、
前記シーブの軸方向と直交する方向の一側に配置される第1固定カバーと、
前記シーブの軸方向と直交する方向の他側に配置される第2固定カバーと、を有し、
前記開口は、前記第1固定カバーと前記第2固定カバーの間に形成された空間である
請求項1に記載の巻上機。
【請求項6】
前記第1固定カバーには、前記可動カバーを回転可能に支持する回転ピンが設けられ、
前記第2固定カバーには、前記可動カバーに設けた係止部と解除可能に係止するストッパピンが設けられている
請求項5に記載の巻上機。
【請求項7】
前記固定カバー及び前記可動カバーは、平板状の部材で形成される
請求項1に記載の巻上機。
【請求項8】
乗りかごと、
前記乗りかごと主ロープを介して連結される釣合おもりと、
前記主ロープを巻き掛けることにより前記乗りかごを昇降させる巻上機と、を備え、
前記巻上機は、
前記主ロープが巻き掛けられるシーブと、
前記シーブに接続され、前記シーブを回転させる駆動部と、
前記駆動部を収納する筐体と、
前記シーブの外周における少なくとも一部を覆うシーブカバーと、を備え、
前記シーブカバーは、
前記筐体に固定され、前記シーブの外周面を臨む開口が形成された固定カバーと、
前記固定カバーに可動可能に取り付けられ、前記開口を塞ぐ可動カバーと、
を備えたエレベーター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、巻上機及びエレベーターに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、ロープ式のエレベーターは、乗りかごと、釣合おもりと、乗りかごと釣合おもりとを連結する主ロープと、この主ロープが巻き掛けられる巻上機と、を備えている。そして、巻上機が駆動することで、乗りかごと釣合おもりが昇降路を昇降移動する。
【0003】
また、巻上機には、シーブのシーブ溝への異物の混入防止や油の飛散防止、点検時の巻き込まれるこのとの防止等のために、シーブの少なくとも一部を覆うシーブカバーが設けられている。従来の、この種の技術としては、例えば、特許文献1に記載されているようなものがある。
【0004】
特許文献1には、一端がかごに止着され他端が釣り合い重りに止着されたロープがかけられた駆動シーブを覆うカバーに関する技術が記載されている。特許文献1には、駆動シーブを覆うカバー本体と、駆動シーブから釣り合い重り側へそらしシーブによってそらされたロープを覆うためにカバー本体に可動可能に取り付けられたロープカバー部材とを備えることが記載されている。そして、特許文献1には、ロープカバー部材をそらされたロープの角度に合わせてカバー本体に固定できるようにすることが記載されている。
【0005】
定期検査や点検時には、シーブ溝の摩耗量を確認するためシーブ溝に測定治具を当てる必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平11-79604号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、点検作用時に測定治具をシーブ溝に当てるためには、シーブカバー全体を筐体から取り外す作業が必要となっていた。その結果、特許文献1に記載された技術では、点検作業が大変煩雑になるだけでなく、シーブカバーを取り外す際に、固定ねじやシーブカバー等の部品が昇降路内に落下するリスクがある、という問題を有していた。
【0008】
本目的は、上記の問題点を考慮し、シーブの点検作業を容易に行うことができ、点検作業時に部品が昇降路内に落下することが防止できる巻上機及びエレベーターを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決し、目的を達成するため、巻上機は、主ロープが巻き掛けられるシーブと、シーブに接続され、シーブを回転させる駆動部と、駆動部を収納する筐体と、シーブの外周における少なくとも一部を覆うシーブカバーと、を備えている。シーブカバーは、筐体に固定され、シーブの外周面を臨む開口が形成された固定カバーと、固定カバーに可動可能に取り付けられ、開口を塞ぐ可動カバーと、を備えている。
【0010】
また、エレベーターは、乗りかごと、乗りかごと主ロープを介して連結される釣合おもりと、主ロープを巻き掛けることにより乗りかごを昇降させる巻上機と、を備えている。また、巻上機は、上述した巻上機が用いられる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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