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公開番号
2025077849
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023190349
出願日
2023-11-07
発明の名称
無人店舗販売装置および無人店舗システム
出願人
株式会社日立製作所
代理人
青稜弁理士法人
主分類
G06Q
30/0601 20230101AFI20250512BHJP(計算;計数)
要約
【課題】顧客の健康増進をサポートするために店舗内での買い物中に顧客の健康状態に適した食生活の改善を提案する無人店舗販売装置および無人店舗販売システムを提供する。
【解決手段】無人店舗運営システム1は、光学式レーダ50で無人店舗への顧客の入店を検知し、認証ディスプレイ40で入店した顧客の認証を行い、その認証を済ませた顧客が商品棚20から商品を持ち出すと重量変化を検知してその商品を未購入商品として登録し、そのタイミングで登録されているすべての未購入商品の5大栄養素に基づくレーダチャートを生成し、さらに、健康管理システム80から提供される顧客の健康診断データに基づく5大栄養素のレーダチャートを生成して、これら2種類のレーダチャートを表示出力のためにネットワーク200を介して接続される顧客のユーザ端末90に出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
無人店舗内で栄養素を含む商品を販売する無人店舗販売装置であって、
あらかじめ登録された顧客毎に複数の栄養素を用いて健康状態を示す栄養素データを紐づけて登録する第1登録部と、
前記無人店舗で販売される各商品に前記栄養素データと同一の分類からなる栄養素データを紐づけて登録する第2登録部と、
前記無人店舗における顧客の入退店状態を判定する第1判定部と、
前記第1判定部で入店状態の判定がなされた顧客が前記あらかじめ登録された顧客かどうかを認識する認識部と、
前記認識部で認識できた顧客に対して前記無人店舗で販売される商品の持ち出し動作またはその戻し動作を判定する第2判定部と、
前記第2判定部により前記無人店舗で販売される商品の持ち出し動作またはその戻し動作が判定され場合に前記認識できた顧客について前記第1登録部に登録される栄養素データに基づくグラフデータを生成するとともに前記第2登録部を参照して前記持ち出された商品毎の栄養素データに基づくグラフデータを生成する生成部と、
前記生成部で生成された2種類のグラフデータを表示可能なデータとして出力する表示処理部と、
を備えたことを特徴とする無人店舗販売装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の無人店舗販売装置において、前記生成部はレーダチャートのグラフデータを生成することを特徴とする無人店舗販売装置。
【請求項3】
請求項1に記載の無人店舗販売装置において、前記無人店舗内には前記各商品を陳列した商品棚が設置され、当該商品棚には前記各商品の持ち出しや戻しで変化する重量のセンサが設けられており、前記第2判定部は前記無人店舗で販売される商品の持ち出し動作またはその戻し動作を前記センサが検知する重量変化に基づいて判定することを特徴とする無人店舗販売装置。
【請求項4】
請求項3に記載の無人店舗販売装置において、前記第2判定部は前記重量変化を検知した時点から一定時間が経過してから前記無人店舗で販売される商品の持ち出し動作またはその戻し動作を判定することを特徴とする無人店舗販売装置。
【請求項5】
請求項3に記載の無人店舗販売装置において、さらに、前記認識部で認識できた顧客に対して前記第1判定部で退店の判定がなされた場合に前記第2判定部で持ち出しが確認された商品について決済を処理する決済処理部を有したことを特徴とする無人店舗販売装置。
【請求項6】
請求項1に記載の無人店舗販売装置において、さらに、外部端末とネットワークを介して通信する通信制御部を有し、前記通信制部は前記表示処理部で出力されるデータを前記ネットワーク経由で前記外部端末に送信することを特徴とする無人店舗販売装置。
【請求項7】
請求項1に記載の無人店舗販売装置において、さらに、前記あらかじめ登録された顧客毎に健康診断データを入力し、当該健康診断データに基づいて栄養素分析を実施して前記栄養素データを取得する栄養素分析部を有したことを特徴とする無人店舗販売装置。
【請求項8】
請求項7に記載の無人店舗販売装置において、前記栄養素分析部は、前記第1判定部で入店状態の判定がなされた顧客について当該顧客の顔表情データを入力し、当該入力された顔表情データも加味して栄養素分析を実施することを特徴とする無人店舗販売装置。
【請求項9】
請求項1に記載の無人店舗販売装置において、前記複数の栄養素は数値からなる栄養素データで示されており、前記生成部は前記複数の栄養素のうちのいずれかの栄養素データが所定値を超過する場合に当該栄養素データに基づくグラフ全体の表示サイズを縮小することを特徴とする無人店舗販売装置。
【請求項10】
無人店舗運営を実施する無人店舗運営システムであって、
無人店舗内で栄養素を含む商品を販売する無人店舗販売装置と、
顧客の撮影および操作入力を受け付ける認証ディスプレイと、
商品を陳列するとともに商品の持ち出し及びその戻しにかかる重量変化を検知する商品棚と、
顧客の動線分析を行うための検知を行う光学式レーダと、
顧客の認証を行う認証基盤と、
を備え、
前記無人店舗販売装置は、
あらかじめ登録された顧客毎に複数の栄養素を用いて健康状態を示す栄養素データを紐づけて登録する第1登録部と、
前記無人店舗で販売される各商品に前記栄養素データと同一の分類からなる栄養素データを紐づけて登録する第2登録部と、
前記光学式レーダの検知によって前記無人店舗における顧客の入退店状態を判定する第1判定部と、
前記認証基盤を用いて前記認証ディスプレイによる顧客の撮影および操作入力にしたがって前記第1判定部で入店状態の判定がなされた顧客が前記あらかじめ登録された顧客かどうかを認識する認識部と、
前記商品棚による重量変化の検知により前記認識部で認識できた顧客に対して前記無人店舗で販売される商品の持ち出し動作またはその戻し動作を判定する第2判定部と、
前記第2判定部により前記無人店舗で販売される商品の持ち出し動作またはその戻し動作が判定され場合に前記認識できた顧客について前記第1登録部に登録される栄養素データに基づくグラフデータを生成するとともに前記第2登録部を参照して前記持ち出された商品毎の栄養素データに基づくグラフデータを生成する生成部と、
前記生成部で生成された2種類のグラフデータを表示可能なデータとして出力する表示処理部と、
を有したことを特徴とする無人店舗運営システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は例えば健康増進を支援する無人店舗販売装置および無人店舗販売システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
企業では、定期的に従業員の健康診断が実施され、そこで取得された健康診断データや健康に関するデータを収集し、分析するシステムは一般的に広まっている。このようにして取得された分析情報は傾向増進の一環として産業医や専門家を通した従業員への指導・アドバイスとして活用される場合がある。
【0003】
健康増進に向けた取り組みでは、企業の従業員向けに限らず事業者が一般の個人に向けて食生活の改善を提案することも行われている。ひとつの例として、コンビニエンスストアで店舗内の食品に付されたICタグに栄養分析情報を入力しておき、その情報をセンサで読み取ってディスプレイに表示する提案がある(特許文献1)。
【0004】
そのほかの例として、一定期間の食生活から健康状態を診断して商品を推奨する提案がある(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2002-221517号公報
特開2005-165553号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述した特許文献1の場合には、店舗に置かれた食品自体の栄養バランスが健康増進の基準となり、上述した特許文献2の場合には、食生活の診断結果が健康増進の基準となっており、顧客自身の健康状態とはかけ離れた視点で健康増進の提案がなされている。
【0007】
本発明は、このような背景に鑑みてなされたものであり、上述した課題を解決するため、顧客の健康増進をサポートするために店舗内での買い物中に顧客の健康状態に適した食生活の改善を提案することが可能な無人店舗販売装置および無人店舗システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上述した課題を解決し、上記目的を達成するため、本発明の一実施態様は、無人店舗内で栄養素を含む商品を販売する無人店舗販売装置であって、あらかじめ登録された顧客毎に複数の栄養素を用いて健康状態を示す栄養素データを紐づけて登録する第1登録部と、前記無人店舗で販売される各商品に前記栄養素データと同一の分類からなる栄養素データを紐づけて登録する第2登録部と、前記無人店舗における顧客の入退店状態を判定する第1判定部と、前記第1判定部で入店状態の判定がなされた顧客が前記あらかじめ登録された顧客かどうかを認識する認識部と、前記認識部で認識できた顧客に対して前記無人店舗で販売される商品の持ち出し動作またはその戻し動作を判定する第2判定部と、前記第2判定部により前記無人店舗で販売される商品の持ち出し動作またはその戻し動作が判定され場合に前記認識できた顧客について前記第1登録部に登録される栄養素データに基づくグラフデータを生成するとともに前記第2登録部を参照して前記持ち出された商品毎の栄養素データに基づくグラフデータを生成する生成部と、前記生成部で生成された2種類のグラフデータを表示可能なデータとして出力する表示処理部と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
また、本発明の他の実施態様は、無人店舗運営を実施する無人店舗運営システムであって、無人店舗内で栄養素を含む商品を販売する無人店舗販売装置と、顧客の撮影および操作入力を受け付ける認証ディスプレイと、商品を陳列するとともに商品の持ち出し及びその戻しにかかる重量変化を検知する商品棚と、顧客の動線分析を行うための検知を行う光学式レーダと、顧客の認証を行う認証基盤と、を備え、前記無人店舗販売装置は、あらかじめ登録された顧客毎に複数の栄養素を用いて健康状態を示す栄養素データを紐づけて登録する第1登録部と、前記無人店舗で販売される各商品に前記栄養素データと同一の分類からなる栄養素データを紐づけて登録する第2登録部と、前記光学式レーダの検知によって前記無人店舗における顧客の入退店状態を判定する第1判定部と、前記認証基盤を用いて前記認証ディスプレイによる顧客の撮影および操作入力にしたがって前記第1判定部で入店状態の判定がなされた顧客が前記あらかじめ登録された顧客かどうかを認識する認識部と、前記商品棚による重量変化の検知により前記認識部で認識できた顧客に対して前記無人店舗で販売される商品の持ち出し動作またはその戻し動作を判定する第2判定部と、前記第2判定部により前記無人店舗で販売される商品の持ち出し動作またはその戻し動作が判定され場合に前記認識できた顧客について前記第1登録部に登録される栄養素データに基づくグラフデータを生成するとともに前記第2登録部を参照して前記持ち出された商品毎の栄養素データに基づくグラフデータを生成する生成部と、前記生成部で生成された2種類のグラフデータを表示可能なデータとして出力する表示処理部と、を有したことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、顧客の健康増進をサポートするために店舗内での買い物中に顧客の健康状態に適した食生活の改善を提案することが可能である。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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