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公開番号
2025070443
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180756
出願日
2023-10-20
発明の名称
エレベーター
出願人
株式会社日立製作所
代理人
ポレール弁理士法人
主分類
B66B
11/04 20060101AFI20250424BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】
巻上機5の上部を側方から弾性体26を介して支持する構造における共振の増大のしやすさを抑えることができるエレベーター1を提供する。
【解決手段】
エレベーター1は、巻上機5と、巻上機5の上部を側方から支持する上部支持部材25と、巻上機5と上部支持部材25との間に配置された弾性体26とを有し、弾性体26は、一方の面が巻上機5と上部支持部材25とのうちの一方の部材に固定され、他方の面が巻上機5と上部支持部材25とのうちの他方の部材に固定されずに他方の部材に対向して配置されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
巻上機と、
前記巻上機の上部を側方から支持する上部支持部材と、
前記巻上機と前記上部支持部材との間に配置された弾性体とを有し、
前記弾性体は、一方の面が前記巻上機と前記上部支持部材とのうちの一方の部材に固定され、他方の面が前記巻上機と前記上部支持部材とのうちの他方の部材に固定されずに前記他方の部材に対向して配置されていることを特徴とするエレベーター。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
請求項1において、
前記弾性体は、前記巻上機が前記上部支持部材に近づく方向に変位するときには前記他方の部材から圧縮力が加わるとともに、前記巻上機が前記上部支持部材から遠ざかる方向に変位するときには前記他方の部材から引張力が加わらないことを特徴とするエレベーター。
【請求項3】
請求項1において、
前記弾性体の前記一方の面と前記一方の部材との間、および、前記弾性体の前記他方の面と前記他方の部材との間のうち少なくとも一方に配置された板状部材を有することを特徴とするエレベーター。
【請求項4】
請求項1において、
前記巻上機は、昇降路内の上部に配置されていることを特徴とするエレベーター。
【請求項5】
請求項1において、
前記巻上機は、主ロープが巻き掛けられたシーブを有し、
前記巻上機は、前記シーブが配置されている面の高さ寸法および幅寸法よりも、厚さ寸法の方が小さい薄型巻上機であることを特徴とするエレベーター。
【請求項6】
請求項5において、
前記上部支持部材は、前記巻上機の前記シーブが配置されている前記面に、前記弾性体を介して対向して配置されていることを特徴とするエレベーター。
【請求項7】
請求項1において、
前記弾性体は、前記一方の面が前記上部支持部材に固定されていることを特徴とするエレベーター。
【請求項8】
請求項1において、
前記巻上機を下方から支持する下部支持部材と、
前記下部支持部材と前記巻上機との間に設けられた下部弾性体とを有することを特徴とするエレベーター。
【請求項9】
請求項1において、
かごと、
釣合おもりと、
前記かごと前記釣合おもりとを移動させ前記巻上機に巻き掛けられる主ロープと、
前記かごの移動をガイドするかごガイドレールと、
釣合おもりの移動をガイドする釣合おもりガイドレールとを有し、
前記上部支持部材は、前記かごガイドレールまたは前記釣合おもりガイドレールに固定されていることを特徴とするエレベーター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エレベーターに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
エレベーターの巻上機を支持する構造に関する技術としては、例えば特許文献1がある。
【0003】
特許文献1の図2~図4、段落0021~0022には、巻上機(4)の上部(43)の側方を、防振部材(61)を挟んだ状態で、連結部材により上部固定部材(51)に連結して、巻上機(4)の位置を固定することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-137511号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のように、巻上機の上部を側方から防振部材である弾性体を介して固定して支持する場合であっても、巻上機の回転周波数と巻上機支持構造の固有値が一致した場合には、共振によって振動が大きくなることがあるという問題がある。
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、巻上機の上部を側方から弾性体を介して支持する構造における共振の増大のしやすさを抑えることができるエレベーターを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記した課題を解決するために、本発明のエレベーターは、巻上機と、前記巻上機の上部を側方から支持する上部支持部材と、前記巻上機と前記上部支持部材との間に配置された弾性体とを有し、前記弾性体は、一方の面が前記巻上機と前記上部支持部材とのうちの一方の部材に固定され、他方の面が前記巻上機と前記上部支持部材とのうちの他方の部材に固定されずに前記他方の部材に対向して配置されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、巻上機の上部を側方から弾性体を介して支持する構造における共振の増大のしやすさを抑えることができるエレベーターを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施例のエレベーターの全体概略構成を説明する概念図。
実施例のエレベーターの上面図。
図2のA方向から見た正面図。
図2のB-B断面図。
図2のB-B断面図。
実施例のエレベーターに用いられる弾性体の一例を説明する図。
比較例のエレベーターの弾性体に加わる振動成分の力を説明する波形図。
実施例のエレベーターの弾性体に加わる振動成分の力を説明する波形図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本発明の実施例を説明する。各図において、同一または類似の構成要素については同じ符号を付け、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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