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公開番号
2025079023
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2023191414
出願日
2023-11-09
発明の名称
画像形成装置及び定着装置の実装検出方法
出願人
沖電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250514BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】定着装置を着脱する画像形成装置において、専用の検出センサを用意することなく定着装置の実装状態を特定するのが難しいという課題があった。
【解決手段】画像形成装置本体に着脱自在に実装される定着ユニットと、定着ユニットに配備されたサイドサーミスタと、サイドサーミスタの温度検出情報に基づいて定着ユニットの温度を検出する温度検出部と、トップカバーの開閉を検出するカバー開センサの情報に基づく開閉情報を記憶するサブCPUと、定着ユニットの実装状態を判定する定着ユニット実装判定部とを備え、温度検出部が温度を正常に検出していない場合において、トップカバーが閉じている場合にサイドサーミスタが断線していると判定し、トップカバーが開いている場合に定着ユニットが未実装状態であると判定する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
画像形成装置本体に着脱自在に実装され、加圧及び加熱により現像剤を印刷媒体に定着する定着装置と、
前記定着装置に配備された温度センサと、
該温度センサの情報に基づいて前記定着装置の温度を検出する温度検出部と、
前記定着装置を着脱する際に、前記画像形成装置本体を開閉するカバーの開閉を検出する開閉センサの情報に基づいて前記カバーの開閉を判定し、開閉情報を記憶するカバー開閉判定部と、
前記定着装置の、画像形成装置本体への実装状態を判定する実装判定部と
を備え、
前記実装判定部は、前記温度検出部が前記定着装置の温度を正常に検出しているか否かを判定し、正常に検出していない場合において、前記カバー開閉判定部によって、前記カバーが閉じていると判定している場合に前記温度センサが断線していると判定し、前記カバーが開いていると判定している場合に前記定着装置が未実装状態であると判定する第1の判定処理を行うことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記実装判定部は、前記温度検出部の検出温度が、第1の閾値以上の場合、前記第1の判定処理を行わないことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記実装判定部は、前記温度検出部の検出温度が、第1の閾値を下限とする所定の範囲内の場合、前記第1の判定処理を行わないことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記実装判定部は、前記温度検出部の検出温度が、前記第1の閾値よりも低い第2の閾値以下であった場合に、前記温度検出部が前記定着装置の温度を正常に検出していないと判定することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記カバー開閉判定部は、前記カバーが閉じ、更に装置イニシャル処理が正常に終了することで、前記カバーが閉じていると判定することを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記装置イニシャル処理は、装置のエラーチェック及び消耗品状態チェックを含むことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記温度検出部は、前記第2の閾値と比較する前記検出温度を読み取る際の第2の温度読み取り感度を、前記第1の閾値と比較する前記検出温度を読み取る際の第1の温度読み取り感度よりも上げることを特徴とする請求項4記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記温度センサは、前記定着装置の加熱部材に近接して配設されていることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記温度センサは、前記定着装置の本体内に1つ配置されていることを特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
【請求項10】
画像形成装置における、定着装置の実装検出方法であり、
前記画像形成装置本体を開閉するカバーの開閉状態を判定する第1の工程と、
前記定着装置に配備された温度センサに基づいて検出される検出温度が正常に検出されているか否かを判定する第2の工程と、
前記第2の工程で前記検出温度が正常に検出されていないと判定した場合において、前記第1の工程で前記カバーが閉状態と判定している場合に前記温度センサが断線していると判定し、前記第1の工程で前記カバーが開状態と判定している場合に前記定着装置が未実装状態であると判定する第3の工程と
を有することを特徴とする定着装置の実装検出方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置における定着装置の実装検出方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置本体に着脱自在に備えられた定着装置、及びそれを用いた画像形成装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-88624号公報(第8頁、図4)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、このような構成の画像形成装置では、定着装置の実装状態を検出するのに専用のセンサが必要になったり、専用のセンサを採用した場合でも定着装置の未実装状態と前記センサの断線状態との区別がつかなくなってしまったりするという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明による画像形成装置は、
画像形成装置本体に着脱自在に実装され、加圧及び加熱により現像剤を印刷媒体に定着する定着装置と、前記定着装置に配備された温度センサと、該温度センサの情報に基づいて前記定着装置の温度を検出する温度検出部と、前記定着装置を着脱する際に、前記画像形成装置本体を開閉するカバーの開閉を検出する開閉センサの情報に基づいて前記カバーの開閉を判定し、開閉情報を記憶するカバー開閉判定部と、前記定着装置の、画像形成装置本体への実装状態を判定する実装判定部とを備え、
前記実装判定部は、前記温度検出部が前記定着装置の温度を正常に検出しているか否かを判定し、正常に検出していない場合において、前記カバー開閉判定部によって、前記カバーが閉じていると判定している場合に前記温度センサが断線していると判定し、前記カバーが開いていると判定している場合に前記定着装置が未実装状態であると判定する第1の判定処理を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、定着装置の温度検出が正常に行われているかと、カバーの開閉状態を監視し、その判定結果を用いて、新たなセンサや回路を追加することなく、温度センサ自身の断線状態か、又は定着装置の未実装状態かを特定することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明に基づく実施の形態1の画像形成装置の要部構成を示す要部構成図である。
定着ユニット及びサーモパイルを記録用紙の通紙方向側から見た要部構成図である。
画像形成装置の制御系の要部ブロック図である。
サイドサーミスタの断線チェック(オープンチェック)回路の構成を示した回路図である。
サイドサーミスタが検出する検出温度[℃]と温度検出部内に備えるA/Dコンバータが出力するAD値の関係を示すグラフである。(a)はトナー定着実使用領域(点線囲み部分)の特性を示し、(b)はサーミスタオープンチェック判定領域(点線囲み部分)の特性を示す。
サーミスタ判定処理の流れを示すフローチャートである。
要否判定処理を組み入れた、要否判定付きサーミスタ判定処理を示すフローチャートである。
トップカバーが開状態か否かを判定するカバー開状態記憶処理の流れを示すフローチャートである。
サイドサーミスタ自身の断線状態か、又は定着ユニットの未実装状態かを特定する定着ユニット実装判定処理の流れを示すフローチャートである。
図7に示す実施の形態1における要否判定付きサーミスタ判定処理の変形例1のフローチャートである。
図9に示す実施の形態1における定着ユニット実装判定処理の変形例1のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
実施の形態1.
図1は、本発明に基づく実施の形態1の画像形成装置1の要部構成を示す要部構成図である。
【0009】
同図に示すように、画像形成装置1は、電子写真式のモノクロプリンタとしの構成を備え、給紙トレイ12は、内部に記録媒体としての記録用紙50が積層され、画像形成装置1本体の下部に着脱自在に装着される。ピックアップローラ15は、接触した状態で対に配置された給紙ローラ16及び分離ローラ17と共に給紙部25を構成している。ピックアップローラ15及び給紙ローラ16は、後述するメインモータ110(図3)によって回転駆動され、分離ローラ17は、図示しないトルク発生手段によって、反回転方向にトルクを発生する。
【0010】
従って、ピックアップローラ15は、給紙トレイ12内から、当接した最上部の記録用紙50を繰り出し、給紙ローラ16及び分離ローラ17は、例えば、記録用紙50が複数同時に引き出されたような場合にも、一枚ずつに捌いて順次搬送経路に繰り出す。
(【0011】以降は省略されています)
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