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公開番号
2025078613
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-20
出願番号
2024194296
出願日
2024-11-06
発明の名称
ボルスターバルブ配列体
出願人
リア・コーポレーション
,
Lear Corporation
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
F15B
11/06 20060101AFI20250513BHJP(流体圧アクチュエータ;水力学または空気力学一般)
要約
【課題】シート乗員にとっての安定したかつ所望の快適性レベルを維持することができ、かつコストが削減できる装置及び方法を提供する。
【解決手段】方法及び装置が、少なくとも第1の流体ブラダ52及び第2の流体ブラダ54を含む複数の流体ブラダと、複数の流体ブラダに流体接続されたアクチュエータ56とを含む。アクチュエータが、第1の流体ブラダ及び第2の流体ブラダを選択的に膨張させる。バッファブラダ58が、複数の一方向弁60c,60dを介して第1の流体ブラダ及び第2の流体ブラダに流体接続される。ベント62が複数の流体ブラダに流体接続され、ベントが第1の流体ブラダ及び第2の流体ブラダを選択的に収縮させる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
装置であって、
少なくとも第1の流体ブラダ及び第2の流体ブラダを含む複数の流体ブラダと、
前記複数の流体ブラダに流体接続されたアクチュエータであって、前記第1の流体ブラダ及び前記第2の流体ブラダを選択的に膨張させるアクチュエータと、
複数の一方向バルブを介して前記第1の流体ブラダ及び前記第2の流体ブラダに流体接続されているバッファブラダと、
前記複数の流体ブラダに流体接続されたベントであって、前記第1の流体ブラダ及び前記第2の流体ブラダを選択的に収縮させるベントと
を含む、装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記複数の流体ブラダにおける流体ブラダの各対が、一つのバッファブラダと関連付けられている、請求項1の装置。
【請求項3】
前記バッファブラダは、前記第1の流体ブラダ及び前記第2の流体ブラダよりもサイズが小さい、請求項1の装置。
【請求項4】
前記バッファブラダは、前記第1の流体ブラダに関連付けられた第1のインレットと、前記第2の流体ブラダに関連付けられた第2のインレットとを有し、前記バッファブラダは、前記ベントへの単一のアウトレットを含む、請求項1の装置。
【請求項5】
前記複数の一方向バルブは少なくとも、前記第1の流体ブラダに関連付けられた第1の一方向バルブ、前記第2の流体ブラダに関連付けられた第2の一方向バルブ、前記バッファブラダに関連付けられた第3の一方向バルブ、及び前記バッファブラダに関連付けられた第4の一方向バルブを含む、請求項1の装置。
【請求項6】
前記第1の流体ブラダは、前記第1の一方向バルブを介した単一のインレットを有し、
前記第2の流体ブラダは、前記第2の一方向バルブを介した単一のインレットを有し、
前記バッファブラダは、前記第3の一方向バルブを介した第1のインレットを有し、
前記バッファブラダは、前記第4の一方向バルブを介した第2のインレットを有する、請求項5の装置。
【請求項7】
前記アクチュエータは能動膨張バルブを含み、前記ベントは能動ベントバルブを含み、前記能動膨張バルブ及び前記能動ベントバルブは制御器によって選択的に制御され、
膨張状態が、前記第1の流体ブラダ及び前記第2の流体ブラダそれぞれが前記第1の一方向バルブ及び前記第2の一方向バルブを通して充填されるように前記能動膨張バルブが開でありかつ前記能動ベントバルブが閉であることを含み、前記第1の流体ブラダ、第2の流体ブラダ、及びバッファブラダすべてが設定膨張圧力に達するまで、前記第1の流体ブラダからの流れが前記第3の一方向バルブに入って前記バッファブラダを充填し、前記第2の流体ブラダからの流れが前記第4の一方向バルブに入って前記バッファブラダを充填し、前記設定膨張圧力に達したという決定に従って前記能動膨張バルブが閉にされ、
収縮状態が、すべての流体の流れが前記能動ベントバルブを介して前記第1の流体ブラダ、第2の流体ブラダ、及びバッファブラダから流れ出るように前記能動膨張バルブが閉でありかつ前記能動ベントバルブが開であることを含む、請求項6の装置。
【請求項8】
前記アクチュエータは、前記複数の流体ブラダのうちのすべてのブラダを充填させる単一の能動膨張バルブを含む、請求項1の装置。
【請求項9】
前記ベントは、前記複数の流体ブラダのうちのすべてのブラダを収縮させる単一のベントバルブを含む、請求項1の装置。
【請求項10】
前記複数の流体ブラダはランバーブラダ又はボルスターブラダを含み、前記複数の流体ブラダは、すべての流体ブラダが設定膨張圧力に達するまで能動的かつ選択的に流体が充填される、請求項1の装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
シートは、バルブ配列体で構成されたランバーバルブ/ボルスターバルブ及びマッサージバルブを含み得る。バルブは、シート内の流体ブラダを膨張又は収縮させる。複数のボルスターがエアラインを共有している場合、コーナリング操作中に一方のブラダが押されるとそのブラダのサポートが失われる。エアが単に他のブラダに移動するからである。別個のエアラインを有するボルスターは、コーナリング時にしっかりとしたサポートを維持できるが、その結果、関連する空気圧サポートシステムのコストが増加する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【発明の概要】
【0002】
本開示は、複数の流体ブラダを膨張させるために流体を供給する一つの能動バルブを、当該ブラダ内の設定膨張圧力を充填/保持するために互いに協働する複数の一方向受動バルブと組み合わせて使用する空気圧サポートシステムに関し、複数の流体ブラダはその後、一つの共通能動ベントバルブを介して収縮される。
【図面の簡単な説明】
【0003】
例示のシートの斜視図である。
複数の流体ブラダに関連する流体供給システムのいくつかのコンポーネントを模式的に示す。
複数のブラダのためのバルブ配列体の模式図である。
図3の配列体において使用される受動バルブの一例の模式図である。
図4Aの受動バルブの側面図である。
初期状態における図4Aの受動バルブの模式図である。
膨張中の図5Aの受動バルブの模式図である。
膨張して閉じた状態の図5Aの受動バルブの模式図である。
複数のブラダのための他のバルブ配列体の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0004】
ここで、実施形態を詳細に参照し、その例を添付図面に示す。以下の詳細な説明において、多数の具体的詳細が、様々な説明される実施形態の徹底した理解を与えるように記載される。しかしながら、様々な説明される実施形態がこれらの具体的な詳細なしに実施され得ることは、当業者にとって明らかである。他例において、周知の方法、手順、コンポーネント、回路、及びネットワークは、実施形態の態様を不必要に不明瞭にすることがないように、詳細には説明されていない。
【0005】
「一以上」は、一つの要素により行われる機能、一を超える要素により、例えば分散型で、行われる機能、一つの要素により行われるいくつかの機能、いくつかの要素により行われるいくつかの機能、又は上記の任意の組み合わせを含む。
【0006】
また、本明細書において、第1、第2等の用語が、いくつかの例において様々な要素を説明するべく使用されるにもかかわらず、これらの要素はこれらの用語によって限定されるべきではないことも理解される。これらの用語は、一の要素と他の要素とを区別するためにのみ使用される。例えば、様々な説明される実施形態の範囲から逸脱しなければ、第1の接点は第2の接点と称してよく、同様に、第2の接点は第1の接点と称してよい。第1の接点及び第2の接点は双方とも接点であるが、同じ接点ではない。
【0007】
本明細書における様々な説明される実施形態の記載で使用される用語は、特定の実施形態のみを説明する目的のものであり、限定することを意図しない。様々な説明される実施形態及び添付の特許請求の範囲の記載において使用される場合、単数形「一」、「一の」、「当該」及び「前記」は、文脈上明らかにそうでないことが示されない限り、複数形も含むことが意図される。またも理解されることだが、本明細書で使用される「及び/又は」という用語は、関連する列挙された項目の一以上のあらゆる可能な組み合わせを言及及び包含する。さらに理解されることだが、用語「含む」、「備える」、及び/又は「包含する」は、本明細書において使用される場合、述べられる特徴、整数、ステップ、動作、要素、及び/又はコンポーネントの存在を特定するが、一以上の他の特徴、整数、ステップ、動作、要素、コンポーネント、及び/又はこれらのグループの存在又は追加を排除しない。
【0008】
本明細書において使用される場合、「…する場合」という用語は、随意的に、文脈に応じて、「…するとき」、「…のときに」、又は「決定に応答して」若しくは「検出に応答して」という意味に解釈される。同様に、「決定された場合」又は「[述べられた条件又は事象」が検出された場合」という表現は、文脈に応じて、「決定において」又は「決定に応答して」若しくは「[述べられた条件又は事象]の検出において」若しくは「[述べられた条件又は事象]の検出に応答して」という意味に解釈される。
【0009】
理解すべきことだが、「約」、「実質的に」及び「一般に」のような用語は、境界のない用語であることを意図するわけではなく、当業者がこれらの用語を解釈する態様に一致するように解釈されるべきである。
【0010】
図1は、一実施例に係るシートアセンブリ10を示す。シートアセンブリ10は、自動車、航空機、水上バイクのような乗り物、又は任意の他のシーティング環境におけるシーティングのための乗り物シートアセンブリ10として利用され得る。シートアセンブリ10は、シートボトム12を含む。シートボトム12は、乗り物の前後方向及び上下方向へのモーター駆動により調節可能な並進移動のために取り付けられるように適合され得る。シートアセンブリ10は、シートボトム12に対して枢動可能に接続され得るシートバック14を含む。シートバック14は、シートボトム12に対する枢動調整を目的としてシートボトム12に対して一般に直立に延び得る。ヘッドレスト16もシートバック14に取り付けられてよい。
(【0011】以降は省略されています)
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