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公開番号2025077549
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-19
出願番号2023189826
出願日2023-11-07
発明の名称レンズユニット及びカメラモジュール
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所
主分類G02B 7/02 20210101AFI20250512BHJP(光学)
要約【課題】内部空間を好適に封止する。
【解決手段】レンズユニット1は、最も物体側の第1レンズ21と、第1レンズよりも像側の第4レンズ24と、を含む複数のレンズ20と、第4レンズ24を保持する枠部材29と、複数のレンズ20及び枠部材29を収容する鏡筒3と、第1レンズ21と鏡筒3との間を封止する第1封止材61と、鏡筒3と枠部材29との間を封止する第2封止材62と、枠部材29と第4レンズ24との間を封止する第3封止材63と、を備えている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
最も物体側の第1レンズと、前記第1レンズよりも像側の第Nレンズと、を含む複数のレンズと、
前記第Nレンズを保持する枠部材と、
前記複数のレンズ及び前記枠部材を収容する鏡筒と、
前記第1レンズと前記鏡筒との間を封止する第1封止材と、
前記鏡筒と前記枠部材との間を封止する第2封止材と、
前記枠部材と前記第Nレンズとの間を封止する第3封止材と、
を備えるレンズユニット。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記第2封止材はOリングである、
請求項1に記載のレンズユニット。
【請求項3】
前記第Nレンズはガラスレンズである、
請求項1に記載のレンズユニット。
【請求項4】
前記第Nレンズの光学面には、IRカットコートが付与されている、
請求項3に記載のレンズユニット。
【請求項5】
前記鏡筒は、前記第1レンズと前記枠部材との間の軸方向位置に、内部と外部を連通する空気孔を有し、
前記空気孔は、第4封止材で封止されている、
請求項1に記載のレンズユニット。
【請求項6】
前記第Nレンズの近傍に配置された絞りを備える、
請求項1に記載のレンズユニット。
【請求項7】
前記第3封止材は接着剤であり、
前記枠部材と前記第Nレンズとで画成される凹部に充填されている、
請求項1に記載のレンズユニット。
【請求項8】
前記第1封止材はOリングであり、前記第1レンズと前記鏡筒との間で径方向に圧縮される、
請求項1に記載のレンズユニット。
【請求項9】
前記第2封止材は、前記鏡筒と前記枠部材との間で径方向又は軸方向に圧縮される、
請求項2に記載のレンズユニット。
【請求項10】
請求項1~9のいずれか1項に記載のレンズユニットと、
前記複数のレンズによって形成される被写体像を光電変換する撮像素子と、
を備えるカメラモジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズユニット及びカメラモジュールに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、カメラは様々な用途に用いられ、監視カメラや車載カメラ等、屋外で使用されるものが増えてきている。この種のカメラでは、レンズユニット内部と外気との温度差が大きくなると、レンズ表面に結露を生じる場合がある。温度差は外気に触れるレンズ部分と撮像素子等の電子部品によって、レンズユニット内部の温度が上昇した場合に生じる。特に第1レンズの表面は直接外気に触れるためその影響を最も受けやすく、冬場など温度差が大きい場合に第1レンズの裏面(像側面)に結露を生じやすい。レンズ表面に生じた結露は、取得する画像の品質、ひいては画像処理による各種制御にも影響するため、適切に防止することが望まれる。
【0003】
特許文献1に記載の技術では、第1レンズと第2レンズの間に中間スペーサを配置し、第1レンズと中間スペーサ、第2レンズと中間スペーサの間に接着媒体(接着剤)を充填している。これにより、第1レンズ、中間スペーサ及び第2レンズで囲まれた空間を封止している。
しかし、この場合、第1レンズと中間スペーサの間に接着剤を塗布するため、第1レンズと第2レンズの間隔が塗布量によってばらついてしまい、性能に悪影響が及ぶ。
【0004】
特許文献2に記載の技術では、第2レンズの上端面に切欠き部を設け、第1レンズの端面との間に弾性シーリング部材を挟んでいる。これにより、第1レンズと第2レンズの間の空間を封止している。
しかし、レンズ同士で弾性材を直接挟むとレンズに大きな圧力が掛かり、光学面が変形するおそれがある。特に、ガラスレンズよりも変形しやすいプラスチックレンズの場合、性能が大きく悪化し得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-101216号公報
特許第4234626号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、内部空間を好適に封止することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は、レンズユニットであって、
最も物体側の第1レンズと、前記第1レンズよりも像側の第Nレンズと、を含む複数のレンズと、
前記第Nレンズを保持する枠部材と、
前記複数のレンズ及び前記枠部材を収容する鏡筒と、
前記第1レンズと前記鏡筒との間を封止する第1封止材と、
前記鏡筒と前記枠部材との間を封止する第2封止材と、
前記枠部材と前記第Nレンズとの間を封止する第3封止材と、
を備える。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、内部空間を好適に封止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係るカメラモジュールの断面図である。
図1のA部の拡大図である。
実施形態の変形例に係るレンズユニットの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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