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公開番号
2025075928
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-15
出願番号
2023187450
出願日
2023-11-01
発明の名称
雌端子及び端子接続構造
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01R
13/187 20060101AFI20250508BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】雌端子における雄端子が電気的に接続される接続部を構成する部分における折り曲げ加工前後の幅寸法の変化を小さくすることができ、歩留まりの向上、製造コストの低減、軽量化が可能な雌端子及び端子接続構造を提供する。
【解決手段】雌端子4Aは、雄端子2が電気的に接続される接続部41と、電線5が固定される固定部42とを備える。接続部41は、上面部43と、一対の側面部44,44と、一対の下面部45とを有して側面視でハット状に形成される。一対の下面部45,45の間には、雄端子2との嵌合時に雄端子2を上面部43に対して押圧する弾性部材50Aがかけ渡される。上面部43には、雄端子2との嵌合時に雄端子2に上方側から接触する上部インデント部46が形成される。一対の下面部45,45にはそれぞれ、雄端子2との嵌合時に雄端子2に下方側から接触する下部インデント部48が形成される。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
雄端子が電気的に接続される接続部と、
電線が固定される固定部と、を備え、
前記接続部は、
前記雄端子との嵌合方向に沿って延在する上面部と、
前記上面部の前記嵌合方向の両端部から下方側へ延出する一対の側面部と、
前記側面部の下端部から互いに離れる方向に延出された一対の下面部と、を有して前記嵌合方向と直交する方向の側面視でハット状に形成され、
一対の前記下面部の間には、前記雄端子との嵌合時に前記雄端子を前記上面部に対して押圧する弾性部材がかけ渡され、
前記上面部には、前記雄端子との嵌合時に前記雄端子に上方側から接触する上部突起部が形成され、
一対の前記下面部にはそれぞれ、前記雄端子との嵌合時に前記雄端子に下方側から接触する下部突起部が形成される、
雌端子。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
一対の前記側面部には、前記雄端子との嵌合時に前記雄端子が挿通される開口部が形成される、請求項1に記載の雌端子。
【請求項3】
前記雄端子と嵌合する前の状態において、前記弾性部材の前記嵌合方向の両端部がそれぞれ、一対の前記下面部に形成された前記下部突起部と当接している、請求項1又は2に記載の雌端子。
【請求項4】
前記接続部と前記固定部とが、板材から一体に形成され、
前記接続部は、前記板材を折り曲げ加工することによりハット状に形成される、
請求項1又は2に記載の雌端子。
【請求項5】
導通接触部を有する雄端子と、
前記雄端子の前記導通接触部が電気的に接続される接続部を有する雌端子と、を備え、
前記雌端子の前記接続部は、
前記雄端子との嵌合方向に沿って延在する上面部と、
前記上面部の前記嵌合方向の両端部から下方側へ延出する一対の側面部と、
前記側面部の下端部から互いに離れる方向に延出された一対の下面部と、を有して前記嵌合方向と直交する方向の側面視でハット状に形成され、
一対の前記下面部の間には、前記雄端子と前記雌端子との嵌合時に前記雄端子の前記導通接触部を前記上面部に対して押圧する弾性部材がかけ渡され、
前記上面部には、前記雄端子と前記雌端子との嵌合時に前記雄端子の前記導通接触部に上方側から接触する上部突起部が形成され、
一対の前記下面部にはそれぞれ、前記雄端子と前記雌端子との嵌合時に前記雄端子の前記導通接触部に下方側から接触する下部突起部が形成される、
端子接続構造。
【請求項6】
一対の前記側面部には、前記雄端子と前記雌端子との嵌合時に前記雄端子の前記導通接触部が挿通される開口部が形成される、請求項5に記載の端子接続構造。
【請求項7】
前記雄端子と前記雌端子とを嵌合する前の状態において、前記弾性部材の前記嵌合方向の両端部がそれぞれ、一対の前記下面部に形成された前記下部突起部と当接している、請求項5又は6に記載の端子接続構造。
【請求項8】
前記雌端子は、電線が固定される固定部をさらに備え、
前記接続部と前記固定部とが、板材から一体に形成され、
前記接続部は、前記板材を折り曲げ加工することによりハット状に形成される、
請求項5又は6に記載の端子接続構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、雌端子及び端子接続構造に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、電線の端末に取り付けられる雌端子(メス型端子)が用いられている。この雌端子は、例えば、雄端子が挿入される前方を開口した方形状の箱部と、箱部の上面部より延設され、箱部内に配置された弾性撓み部とを有し、弾性撓み部には、底面側に向かって突出する3つのインデント部(突起部)が設けられる(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-207514号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前述のような箱部を有する雌端子は、例えば導電性金属材料から形成される板材を折り曲げ加工(プレス加工)することにより構成されるが、雌端子の箱部(雄端子が電気的に接続される接続部)を構成する部分における折り曲げ加工前後の幅寸法が異なる。このため、箱型の接続部を有する雌端子では、材料ロス部分が多く、歩留まりが悪く、また、製造コストの上昇、重量化を招き得る。
【0005】
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、雌端子における雄端子が電気的に接続される接続部を構成する部分における折り曲げ加工前後の幅寸法の変化を小さくすることができ、歩留まりの向上、製造コストの低減、軽量化が可能な雌端子及び端子接続構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様に係る雌端子は、雄端子が電気的に接続される接続部と、電線が固定される固定部と、を備え、接続部は、雄端子との嵌合方向に沿って延在する上面部と、上面部の嵌合方向の両端部から下方側へ延出する一対の側面部と、側面部の下端部から互いに離れる方向に延出された一対の下面部と、を有して嵌合方向と直交する方向の側面視でハット状に形成され、一対の下面部の間には、雄端子との嵌合時に雄端子を上面部に対して押圧する弾性部材がかけ渡され、上面部には、雄端子との嵌合時に雄端子に上方側から接触する上部突起部が形成され、一対の下面部にはそれぞれ、雄端子との嵌合時に雄端子に下方側から接触する下部突起部が形成される。
【0007】
本発明の態様に係る端子接続構造は、導通接触部を有する雄端子と、雄端子の導通接触部が電気的に接続される接続部を有する雌端子と、を備え、雌端子の接続部は、雄端子との嵌合方向に沿って延在する上面部と、上面部の嵌合方向の両端部から下方側へ延出する一対の側面部と、側面部の下端部から互いに離れる方向に延出された一対の下面部と、を有して嵌合方向と直交する方向の側面視でハット状に形成され、一対の下面部の間には、雄端子と雌端子との嵌合時に雄端子の導通接触部を上面部に対して押圧する弾性部材がかけ渡され、上面部には、雄端子と雌端子との嵌合時に雄端子の導通接触部に上方側から接触する上部突起部が形成され、一対の下面部にはそれぞれ、雄端子と雌端子との嵌合時に雄端子の導通接触部に下方側から接触する下部突起部が形成される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、雌端子における雄端子が電気的に接続される接続部を構成する部分における折り曲げ加工前後の幅寸法の変化を小さくすることができ、歩留まりの向上、製造コストの低減、軽量化が可能な雌端子及び端子接続構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1の実施形態に係る端子接続構造の一例を示す分解斜視図である。
第1の実施形態に係る端子接続構造の一例を示す側断面図である。
雌端子と雄端子とを嵌合した端子接続構造を示す側面図である。
雌端子の概略的な平面図である。
折り曲げ加工する前の雌端子を示す概略的な平面図である。
第2の実施形態に係る端子接続構造の一例を示す分解斜視図である。
第2の実施形態に係る端子接続構造の一例を示す側断面図である。
雌端子と雄端子とを嵌合した端子接続構造を示す側面図である。
雌端子の概略的な平面図である。
折り曲げ加工する前の雌端子を示す概略的な平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて本実施形態に係る雌端子及び端子接続構造について詳細に説明する。なお、図面の寸法比率は説明の都合上誇張されており、実際の比率と異なる場合がある。
(【0011】以降は省略されています)
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