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公開番号
2025074054
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2024187901
出願日
2024-10-25
発明の名称
排出ガス処理デバイス
出願人
ヴィンゲーデー リミテッド
代理人
弁理士法人浅村特許事務所
主分類
F01N
3/28 20060101AFI20250502BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】内燃エンジン1のための排出ガス処理デバイス100、そのような排出ガス処理デバイスを備える内燃エンジン、及びそのような内燃エンジンを動作させるための方法を提供すること。
【解決手段】排出ガス処理デバイス100は、複数の入口11を有する細長い排ガス・マニホールド10、及び少なくとも1つの第1の触媒要素21、特にSCR触媒要素、を備える触媒容器20、及び収集器セクション22を備える。収集器セクション22が、排ガス・マニホールド10を横断するパイプ32を介して排出ガス処理デバイス100の出口40に接続される。排出ガス処理デバイス100は、第2の触媒、特に燃料スリップ触媒110、を接続するための少なくとも1つのインターフェース50を備える。インターフェース50は、パイプ32に流体接続された少なくとも1つのインターフェース出口51、及び出口40に流体接続された少なくとも1つのインターフェース入口52を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃エンジン(1)特に、アンモニアを燃料とする二元燃料内燃エンジン、のための排出ガス処理デバイス(100)であって、
複数の入口(11)を有する細長い排ガス・マニホールド(10)、
少なくとも1つの第1の触媒要素(21)、特にSCR触媒要素、及び収集器セクション(22)を備える触媒容器(20)
を備え、
前記収集器セクション(22)が、前記排ガス・マニホールド(10)を横断するパイプ(32)を介して前記排出ガス処理デバイス(100)の出口(40)に接続され、
前記排出ガス処理デバイス(100)が、第2の触媒、特に燃料スリップ触媒(110)、を接続するための少なくとも1つのインターフェース(50)を備え、
前記インターフェース(50)が、前記パイプ(32)に流体接続された少なくとも1つのインターフェース出口(51)、及び前記出口(40)に流体接続された少なくとも1つのインターフェース入口(52)を備える、ということを特徴とする排出ガス処理デバイス(100)。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記排ガス・マニホールド(10)及び前記触媒容器(20)が、互いに隣に隣接して配置され、少なくとも1つの仕切り(30)によって互いに区切られ、前記排ガス・マニホールド(10)が、動作中に前記第1の触媒要素(21)を通して前記収集器セクション(22)に前記排出ガスを導くために前記少なくとも1つの仕切り(30)内に提供された少なくとも1つの穴(31)を介して前記触媒容器(20)に流体接続される又は接続可能である、請求項1に記載の排出ガス処理デバイス(100)。
【請求項3】
パイプ分岐、特にパイプ分岐点(33)、が、一方では前記出口(40)に及び他方では少なくとも1つのインターフェース出口(51)に前記パイプ(32)を接続するようになされた前記排ガス・マニホールド(10)内に配置される、請求項1から2までのいずれかに記載の排出ガス処理デバイス(100)。
【請求項4】
前記インターフェース出口(51)が、前記排ガス・マニホールド(10)の外側からアクセス可能であり、特に、前記インターフェース出口(51)が、前記排ガス・マニホールド上に(10)又は前記排ガス・マニホールド(10)外部に配置される、請求項1から3までのいずれかに記載の排出ガス処理デバイス(100)。
【請求項5】
前記インターフェース出口(51)が、インターフェース出口バルブ(53)を備え、特に、前記インターフェース出口バルブ(53)が、前記インターフェース出口(51)内に配置される、請求項1から4までのいずれかに記載の排出ガス処理デバイス(100)。
【請求項6】
前記インターフェース入口(52)が、インターフェース入口バルブ(54)を備え、特に、前記インターフェース入口バルブ(54)が、前記インターフェース入口(52)内に配置される、請求項1から5までのいずれかに記載の排出ガス処理デバイス(100)。
【請求項7】
前記排ガス・マニホールド(10)が、バイパス・パイプ(41)を介して前記出口(40)に直接に流体接続可能であり、特に、前記バイパス・パイプが、前記バイパス・パイプ(41)内に好ましくは配置されたバイパス・バルブ(42)を備える、請求項1から6までのいずれかに記載の排出ガス処理デバイス(100)。
【請求項8】
好ましくは前記パイプ(32)内に又はその下流に配置された、特に前記排ガス・マニホールド(10)の外側からアクセス可能な、メイン出口バルブ(23)、及び/又は
前記排ガス・マニホールド(10)と前記触媒容器(20)との間に、特に前記排ガス・マニホールド(10)と前記触媒容器(20)との間の前記仕切り(30)に配置された前記少なくとも1つの穴(31)に、配置された少なくともメイン入口バルブ(34)
をさらに備える、請求項1から7までのいずれかに記載の排出ガス処理デバイス(100)。
【請求項9】
前記少なくとも1つのインターフェース(50)に接続された、少なくとも1つの第2の触媒、特に少なくとも1つの燃料スリップ触媒(110)、を備える、請求項1から8までのいずれかに記載の排出ガス処理デバイス(100)。
【請求項10】
前記第2の触媒(110)が、
前記触媒容器(20)の側端(L)に及び/又は触媒容器(20)と熱的接触して、及び/又は
前記排ガス・マニホールド(10)上に、及び/又は前記排ガス・マニホールド(10)と熱的接触して、特に、前記第2の触媒(110)が前記排ガス・マニホールド(10)上に又は内に統合されて、
配置される、請求項9に記載の排出ガス処理デバイス(100)。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃エンジンのための排出ガス処理デバイス、そのような排出ガス処理デバイスのための改造キット、そのような排出ガス処理デバイスを備える内燃エンジン、及びそのような内燃エンジンを動作させるための方法に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【0002】
詳細には、本発明は、アンモニア又はメタノール又は任意の他の有毒若しくは有害燃料を燃料として使用することができる二元燃料燃焼エンジンに関する。
【発明の概要】
【0003】
内燃エンジンは、主に気体燃料が使用されるガス・モードで動作させられ得る。内燃エンジンはさらに、主に液体燃料、たとえば、重質燃料油又はディーゼル燃料、が使用される、液体モードで動作させられ得る。本明細書では、「ガス・モード」又は「ガス・モードでの動作」という用語は、トルク生成燃焼のための燃料としてガス又は気体燃料を使用することを指す。しかしながら、予め混合された空気燃料混合の誘発発火のためのガス・モードでは、少量の自己発火液体燃料、たとえば、重質燃料油又はディーゼル燃料、が、誘発発火を実施するために注入されるが、それでもトルクを生成する燃焼プロセスは、主に、ガス又は気体燃料で動作させられる、ということが可能であり、ごく一般的である。
【0004】
内燃エンジンは、ディーゼル又はガス・エンジン、二元燃料又は多燃料エンジンであり得る。自己発火又は強制発火と同様に、そのようなエンジンにおける液体及び又は気体燃料の燃焼が、可能である。
【0005】
さらに、特に、内燃エンジンという用語は、二元燃料エンジン、及び主燃料が自己発火燃料のパイロット噴射の助けで発火される大きなエンジンを含むのみならず、別法としてプレチャンバによるソリューションを用いて発火されるものを含む。
【0006】
内燃エンジンという用語はまた、特に、従来の燃料、たとえば、ディーゼル又はLNG、を及び従来の燃料よりも低減された温室ガス放出及び低いカーボン・フットプリントを有する代替燃料、たとえば、アンモニア又はメタノール、を燃料とされ得る二元燃料エンジンを含む。しかしながら、代替燃料を用いる動作は、強制発火のためのディーゼルを必要とし得る。
【0007】
本発明は、好ましくは、少なくとも200mmの内径を有するシリンダを有する大きな船舶用若しくは船のエンジン又は定置エンジンのような内燃エンジンに関する。
【0008】
内燃エンジンは、好ましくは、2ストローク・エンジン又は2ストローク・クロス・ヘッド・エンジンである。
【0009】
内燃エンジンは、縦方向に不要物を除去され得る2ストローク・エンジンであり得る。
【0010】
エンジン速度は、好ましくは、特に、低速エンジンの指定を示す、2ストローク・エンジンについて、800RPM未満、より好ましくは200RPM未満、である。
(【0011】以降は省略されています)
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