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公開番号
2025073860
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184979
出願日
2023-10-27
発明の名称
遮音壁、支持部材及び施工方法
出願人
大成建設株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
E01F
8/00 20060101AFI20250502BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】遮音壁において比較的簡便に太陽電池パネルを設置できる技術の提供。
【解決手段】道路に沿って立設された横断面がH形の複数の支柱と、前記支柱間に支持された遮音パネルと、を備えた遮音壁であって、前記支柱間に、前記遮音パネルと前記道路の幅方向に対向するように配置された太陽電池パネルと、前記太陽電池パネルの、前記道路の延設方向の各端部に設けられ、前記太陽電池パネルを前記支柱に支持させる支持部材と、を備え、前記支持部材は、前記太陽電池パネルの前記端部を支持するパネル取付部と、上下方向に延設され、前記支柱のフランジが差し込まれる溝を有するフランジ取付部と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
道路に沿って立設された横断面がH形の複数の支柱と、
前記支柱間に支持された遮音パネルと、
を備えた遮音壁であって、
前記支柱間に、前記遮音パネルと前記道路の幅方向に対向するように配置された太陽電池パネルと、
前記太陽電池パネルの、前記道路の延設方向の各端部に設けられ、前記太陽電池パネルを前記支柱に支持させる支持部材と、を備え、
前記支持部材は、
前記太陽電池パネルの前記端部を支持するパネル取付部と、
上下方向に延設され、前記支柱のフランジが差し込まれる溝を有するフランジ取付部と、を備える、
ことを特徴とする遮音壁。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の遮音壁であって、
前記パネル取付部は、上下方向に延設され、前記太陽電池パネルの前記端部が差し込まれる溝を有する、
ことを特徴とする遮音壁。
【請求項3】
請求項1に記載の遮音壁であって、
前記パネル取付部の前記溝の底部と、前記太陽電池パネルの前記端部の前記道路の前記延設方向の側面とが離間している、
ことを特徴とする遮音壁。
【請求項4】
請求項1に記載の遮音壁であって、
前記太陽電池パネルを囲む枠体を備え、
前記支持部材は、前記枠体の一部である、
ことを特徴とする遮音壁。
【請求項5】
請求項1に記載の遮音壁であって、
前記支持部材は、
前記パネル取付部として、前記道路の前記延設方向に隣接して配置される2つの前記太陽電池パネルの一方の前記太陽電池パネルの前記端部を支持する第一のパネル取付部と、他方の前記太陽電池パネルの前記端部を支持する第二のパネル取付部と、を備える、
ことを特徴とする遮音壁。
【請求項6】
請求項1に記載の遮音壁であって、
前記太陽電池パネルは、前記遮音パネルに対して前記道路の外側に配置される、
ことを特徴とする遮音壁。
【請求項7】
請求項1に記載の遮音壁であって、
前記遮音パネルが透明パネルであり、
前記太陽電池パネルは、両面受光型でシースルー型の太陽電池パネルである、
ことを特徴とする遮音壁。
【請求項8】
道路に沿って立設された横断面がH形の複数の支柱と、前記支柱間に支持された遮音パネルと、を備えた遮音壁において、前記支柱間に前記遮音パネルと前記道路の幅方向に対向するように配置される太陽電池パネルの、前記道路の延設方向の各端部に設けられる支持部材であって、
前記太陽電池パネルの前記端部を支持するパネル取付部と、
上下方向に延設され、前記支柱のフランジが差し込まれる溝を有するフランジ取付部と、を備える、
ことを特徴とする支持部材。
【請求項9】
道路に沿って立設された横断面がH形の複数の支柱の支柱間に太陽電池パネルを設置する施工方法であって、
前記太陽電池パネルの、前記道路の延設方向の各端部に設けられる支持部材を介して前記太陽電池パネルを前記支柱間に設置する工程を含み、
前記支持部材は、
前記太陽電池パネルの前記端部を支持するパネル取付部と、
上下方向に延設され、前記支柱のフランジが差し込まれる溝を有するフランジ取付部と、を備える、
ことを特徴とする施工方法。
【請求項10】
請求項9に記載の施工方法であって、
前記複数の支柱は、既設の遮音壁を構成し、前記支柱間には遮音パネルが支持されている、
ことを特徴とする施工方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、道路の遮音壁に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
太陽電池モジュールは様々な形態のものが提案されている。例えば特許文献1及び2にはパネル形状の太陽電池モジュールの両面を受光面とした、両面受光型の太陽電池モジュールが開示されている。また、特許文献3には厚み方向の透過性を向上したシースルー、或いは、ライトスルーと呼ばれる太陽電池モジュールが提案されている。
【0003】
太陽電池モジュールは、また、様々な用途が提案されている。例えば、特許文献4には、道路の遮音壁に太陽電池パネルを設置する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-72989号公報
特許2022-153854号公報
特開2017-093054号公報
特開平10-18467号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
道路の遮音壁は設置区間が長距離におよぶため、施工の簡便性が求められる。また、既設遮音壁に対しても太陽電池パネルを設置できれば太陽電池パネルの利用を拡大できる。
【0006】
本発明の目的は、遮音壁において比較的簡便に太陽電池パネルを設置できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、
道路に沿って立設された横断面がH形の複数の支柱と、
前記支柱間に支持された遮音パネルと、
を備えた遮音壁であって、
前記支柱間に、前記遮音パネルと前記道路の幅方向に対向するように配置された太陽電池パネルと、
前記太陽電池パネルの、前記道路の延設方向の各端部に設けられ、前記太陽電池パネルを前記支柱に支持させる支持部材と、を備え、
前記支持部材は、
前記太陽電池パネルの前記端部を支持するパネル取付部と、
上下方向に延設され、前記支柱のフランジが差し込まれる溝を有するフランジ取付部と、を備える、
ことを特徴とする遮音壁が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、遮音壁において比較的簡便に太陽電池パネルを設置できる技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る遮音壁の説明図。
(A)及び(B)は遮音壁の立面図。
図2のA-A線に沿う遮音壁の断面図。
太陽電池ユニットの斜視図。
太陽電池ユニットの施工方法の例を示す説明図。
支持部材の別の構成例を示す遮音壁の断面図。
図6の支持部材の斜視図。
(A)及び(B)は図6の支持部材を用いた太陽電池パネルの施工方法の例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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