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公開番号2025071493
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-08
出願番号2023181700
出願日2023-10-23
発明の名称統計処理システム、表示制御装置、及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人インフォート弁理士法人
主分類G06F 15/02 20060101AFI20250428BHJP(計算;計数)
要約【課題】利用者が所望する統計計算への素早いアクセスを提供する。
【解決手段】統計処理システムは、複数種類の統計計算を選択的に実行する統計計算部と、表示制御部を備える。表示制御部は、統計計算部で実行する統計計算の種類の選択肢を統計計算に用いられるデータのリストを表示するリスト表示領域に対する操作に応答して表示部に表示させる場合と、統計計算部で実行する統計計算の種類の選択肢を統計計算の結果を示すグラフを表示するグラフ表示領域に対する操作に応答して表示部に表示させる場合とで、少なくとも選択肢の一部が異なるように制御する。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項１】
複数種類の統計計算を選択的に実行する統計計算部と、
前記統計計算部で実行する統計計算の種類の選択肢を統計計算に用いられるデータのリストを表示するリスト表示領域に対する操作に応答して表示部に表示させる場合と、前記統計計算部で実行する前記統計計算の種類の選択肢を統計計算の結果を示すグラフを表示するグラフ表示領域に対する操作に応答して前記表示部に表示させる場合とで、少なくとも前記選択肢の一部が異なるように制御する表示制御部と、を備える
ことを特徴とする統計処理システム。
続きを表示（約 1,500 文字）【請求項２】
請求項１に記載の統計処理システムにおいて、
前記表示制御部は、前記リスト表示領域に対する操作に応答して表示させる統計計算の種類の選択肢と、前記グラフ表示領域に対する操作に応答して表示させる統計計算の種類の選択肢とを、所定の判断基準に基づいて予め設定する、
ことを特徴とする統計処理システム。
【請求項３】
請求項２に記載の統計処理システムにおいて、
前記表示制御部は、前記リスト表示領域に対する操作に応答して表示させる統計計算の種類の選択肢を、各種類の統計計算が、前記リストのデータを必須とするか否かの判断基準、または、前記リストのデータを用いることが可能であるか否かの判断基準により決定する、
ことを特徴とする統計処理システム。
【請求項４】
請求項２に記載の統計処理システムにおいて、
前記表示制御部は、前記グラフ表示領域に対する操作に応答して表示させる統計計算の種類の選択肢を、各種類の統計計算が、グラフ描画を必須とするか否かの判断基準、または、グラフ描画によりユーザの理解を助けることが可能であるか否かの判断基準により決定する、
ことを特徴とする統計処理システム。
【請求項５】
請求項１に記載の統計処理システムにおいて、
前記表示制御部は、前記リスト表示領域に対する操作に応答して、前記リスト表示領域から独立したメニュー表示領域を前記表示部に表示させ、前記メニュー表示領域内に前記選択肢を前記表示部に表示させる
ことを特徴とする統計処理システム。
【請求項６】
請求項１に記載の統計処理システムにおいて、
前記表示制御部は、前記グラフ表示領域に対する操作に応答して、前記グラフ表示領域から拡張したメニュー表示領域を前記表示部に表示させ、前記メニュー表示領域内に前記選択肢を前記表示部に表示させる
ことを特徴とする統計処理システム。
【請求項７】
請求項１に記載の統計処理システムにおいて、
前記表示制御部は、
前記リスト表示領域に対する移動操作に応答して、前記表示部の表示領域内における前記リスト表示領域の位置を、前記移動操作により指定された位置に変更し、
前記グラフ表示領域に対する移動操作に応答して、前記表示領域内における前記グラフ表示領域の位置を、前記移動操作により指定された位置に変更する
ことを特徴とする統計処理システム。
【請求項８】
請求項１に記載の統計処理システムにおいて、
前記複数種類の統計計算は、統計量の計算、統計的推定、及び、統計的検定を含む
ことを特徴とする統計処理システム。
【請求項９】
統計計算の種類の選択肢を統計計算に用いられるデータのリストを表示するリスト表示領域に対する操作に応答して表示部に表示させる場合と、統計計算の種類の選択肢を統計計算の結果を示すグラフを表示するグラフ表示領域に対する操作に応答して前記表示部に表示させる場合とで、少なくとも前記選択肢の一部が異なるように制御する表示制御部と、を備える
ことを特徴とする表示制御装置。
【請求項１０】
請求項９に記載の表示制御装置において、さらに、
前記表示部に表示された前記選択肢に対する選択操作に応答して複数種類の統計計算を選択的に実行する統計計算部を備える
ことを特徴とする表示制御装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本明細書の開示は、統計処理システム、表示制御装置、及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、例えば、特許文献１に記載されるように、統計データをグラフ化して描画する処理、及び、統計データから標準偏差やグラフ式等の計算結果を求める処理を行う統計処理装置が知られている。また、近年では、ネットワークを介して接続された端末とサーバによって上述した統計処理機能を提供する統計処理システムも提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開平１０－２７１６３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
統計処理装置や統計処理システムは様々な種類の統計計算に対応しているため、ユーザは様々な種類の統計計算の中からユーザが希望する処理を選択する必要がある。従って、多様な統計計算に対応するほど選択操作が複雑化して、統計処理装置や統計処理システムの使い勝手が劣化する虞がある。
【０００５】
以上のような実情を踏まえ、本発明の一側面に係る目的は、利用者が所望する統計計算への素早いアクセスを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一態様に係る統計処理システムは、複数種類の統計計算を選択的に実行する統計計算部と、前記統計計算部で実行する統計計算の種類の選択肢を統計計算に用いられるデータのリストを表示するリスト表示領域に対する操作に応答して表示部に表示させる場合と、前記統計計算部で実行する前記統計計算の種類の選択肢を統計計算の結果を示すグラフを表示するグラフ表示領域に対する操作に応答して前記表示部に表示させる場合とで、選択肢の一部が異なるように制御する表示制御部と、を備える。
【０００７】
本発明の一態様に係る表示制御装置は、統計計算の種類の選択肢を統計計算に用いられるデータのリストを表示するリスト表示領域に対する操作に応答して表示部に表示させる場合と、統計計算の種類の選択肢を統計計算の結果を示すグラフを表示するグラフ表示領域に対する操作に応答して前記表示部に表示させる場合とで、選択肢の一部が異なるように制御する表示制御部と、を備える。
【０００８】
本発明の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、統計計算の種類の選択肢を統計計算に用いられるデータのリストを表示するリスト表示領域に対する操作に応答して表示部に表示させる場合と、統計計算の種類の選択肢を統計計算の結果を示すグラフを表示するグラフ表示領域に対する操作に応答して前記表示部に表示させる場合とで、選択肢の一部が異なるように制御する処理を実行させる。
【発明の効果】
【０００９】
上記の態様によれば、利用者が所望する統計計算への素早いアクセスが提供される。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
一実施形態に係るシステムの構成を例示した図である。
一実施形態に係るシステムが行う処理のフローチャートの一例である。
一実施形態に係るシステムが行う選択肢に応じた処理のフローチャートの一例である。
一実施形態に係るシステムが参照するテーブルの一例である。
一実施形態に係る端末に表示される画面の一例である。
一実施形態に係る端末に表示される画面の別の例である。
一実施形態に係る端末に表示される画面の更に別の例である。
一実施形態に係る端末に表示される画面の更に別の例である。
一実施形態に係る端末に表示される画面の更に別の例である。
一実施形態に係る端末に表示される画面の更に別の例である。
一実施形態に係る端末に表示される画面の更に別の例である。
一実施形態に係る端末に表示される画面の更に別の例である。
一実施形態に係る端末に表示される画面の更に別の例である。
一実施形態に係る端末に表示される画面の更に別の例である。
一実施形態に係る端末に表示される画面の更に別の例である。
一実施形態に係る端末に表示される画面の更に別の例である。
一実施形態に係るシステムの端末とサーバの役割分担の一例である。
一実施形態に係るシステムの端末とサーバの役割分担の別の例である。
一実施形態に係るシステムの端末とサーバの役割分担の更に別の例である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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