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公開番号2025069677
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179556
出願日2023-10-18
発明の名称注液口内部の残液ふき取り装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類H01M 50/609 20210101AFI20250423BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電解液が注入口周りに残存することもなく、密封不良の発生もない注液口内部の残液ふき取り装置を提供すること。
【解決手段】注液口内部の残液ふき取り装置10は、電解液を注入するためのセクションごとに区分された壁付の外付け注入口21と、外付け注入口21に移動可能な内部清掃用突起を有する清掃機構11と、ふき取りウエスが供給搬送されるウエス供給機構12と、作業用の電池セル20が載置され、電池セル20を作業位置に位置合わせする位置合わせ機構13を有する清掃作業台を備え、外付け注入口21を取り付けた状態の電解液を注入した電池セルを清掃作業台に位置合わせし、内部清掃用突起を用いてふき取りウエスを外付け注入口21に押込むことにより電解液をふき取る。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電解液を注入するためのセクションごとに区分された壁付の外付け注入口と、
前記外付け注入口に移動可能な内部清掃用突起を有する清掃機構と、
ふき取りウエスが供給搬送されるウエス供給機構と、作業用の電池セルが載置され、前記電池セルを作業位置に位置合わせする位置合わせ機構を有する清掃作業台を備え、
前記外付け注入口を取り付けた状態の電解液を注入した電池セルを前記清掃作業台に位置合わせし、前記内部清掃用突起を用いてふき取りウエスを外付け注入口に押込むことにより電解液をふき取る、注液口内部の残液ふき取り装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は注液口内部の残液ふき取り装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
製造時に電解液注液口の近傍に残存する電解液をより確実に除去し、電解液注入口が確実に溶接された高い密閉性が実現された密閉型電池を提供する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-110838号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1は全て角型リチウムイオン電池の注液後に使用できる技術であるが、外付け注入口付きの電池の場合、多くの液が注液口に残留してしまい、密封不良が発生する問題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態の注液口内部の残液ふき取り装置は、外付け注入口を取り付けた状態の電解液を注入した電池セルを前記清掃作業台に位置合わせし、内部清掃用突起を用いてふき取りウエスを外付け注入口に押込むことにより電解液をふき取るようにした。
【発明の効果】
【0006】
本開示の注液口内部の残液ふき取り装置によれば、電解液が注入口周りに残存することもなく、密封不良の発生もない。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施の形態にかかる残液ふき取り装置の一例を示す斜視図である。
本実施の形態にかかる残液ふき取り装置のウエス供給機構の一例を示す概略図である。
本実施の形態にかかる残液ふき取り装置の清掃機構の一例を示す斜視図である。
本実施の形態にかかる残液ふき取り装置の清掃機構の一例を示す断面図である。
本実施の形態にかかる残液ふき取り装置の清掃機構の一例を示す斜視図である。
本実施の形態にかかる残液ふき取り装置の評価結果を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本実施の形態
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態にかかる残液ふき取り装置の一例を示す斜視図である。図1において、残液ふき取り装置10は、清掃機構11と、ウエス供給機構12と、位置合わせ機構13とを備える。そして、残液ふき取り装置10は、電池セル20に取り付けられた外付け注入口21の残液を拭き取る。外付け注入口21は、電解液を注入するためのセクションごとに区分された壁付である。
【0009】
清掃機構11は、エアシリンダで稼動する内部清掃用突起を有する。清掃機構11は、エアシリンダを稼動させ、後述するふき取りウエスを外付け注入口に押込む。
ウエス供給機構12は、ふき取りウエスを清掃機構11に供給する。
【0010】
位置合わせ機構13は、外付け注入口21を取り付けた状態の電解液を注入した電池セル20を図示しない清掃作業台に位置合わせする。位置合わせ機構13は、ワーク位置確認センサ131にて基準位置からの距離を測定している。これにより基準位置からのすれ量を取得し、前後アクチュエータ132によって清掃の仕事をする部分の位置を調整する。
(【0011】以降は省略されています)

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