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公開番号
2025068100
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2025026362,2021015672
出願日
2025-02-21,2021-02-03
発明の名称
半導体装置及び半導体装置の製造方法
出願人
キオクシア株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01L
23/28 20060101AFI20250417BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】傷がつきにくくシールド性のよい半導体装置および半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】半導体装置は、基板と、基板に設けられた半導体チップと、半導体チップを被覆する樹脂と、樹脂に設けられた金属膜を備える。金属膜は、第1金属層と、第1金属層に設けられた第2金属層と第2金属層に設けられた第3金属層と、樹脂と第1金属層との間に設けられた第4金属層と、を備える。第1金属層と第2金属層とは銅を含む。第2金属層の粒径は第1金属層の粒径よりも小さく、第2金属層の比抵抗は第1金属層の比抵抗よりも大きい。第4金属層は、ステンレスを含む。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
基板と、
前記基板に設けられた半導体チップと、
前記半導体チップを被覆する樹脂と、
前記樹脂に設けられた金属膜と、を備え、
前記金属膜は、前記樹脂に設けられた第1金属層、前記第1金属層に設けられた第2金属層、及び前記第2金属層に設けられた第3金属層を有し、
前記第1金属層と前記第2金属層とは銅を含み、前記第2金属層の粒径は前記第1金属層の粒径よりも小さく、前記第2金属層の比抵抗は前記第1金属層の比抵抗よりも大きく、
前記金属膜は、前記第1金属層と前記樹脂との間に第4金属層を更に備え、前記第4金属層は、ステンレスを含む、半導体装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
基板と、
前記基板に設けられた半導体チップと、
前記半導体チップを被覆する樹脂と、
前記樹脂に設けられた金属膜と、を備え、
前記金属膜は、前記樹脂に設けられた第1金属層、前記第1金属層に設けられた第2金属層、及び前記第2金属層に設けられた第3金属層を有し、
前記第1金属層と前記第2金属層とは銅を含み、前記第2金属層の粒径は前記第1金属層の粒径よりも小さく、前記第2金属層の比抵抗は前記第1金属層の比抵抗よりも大きく、
前記第1金属層の銅の純度と前記第2金属層の銅の純度は異なる、半導体装置。
【請求項3】
前記第3金属層の膜厚は300nm~900nmである、請求項1または2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記第1金属層の比抵抗は2.0μΩ・cm未満である、請求項1から3のいずれか一項に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記第1金属層の粒径は0.20μm~0.5μmであり、前記第2金属層の粒径は0.15μm以下である、請求項1から4のいずれか一項に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記第1金属層の膜厚は1.5μm~2.5μmであり、前記第2金属層の膜厚は0.3μm~1.5μmである、請求項1から5のいずれか一項に記載の半導体装置。
【請求項7】
基板に半導体チップを設け、
前記半導体チップを覆う樹脂を設け、
前記樹脂に第1金属層を第1温度で設け、
前記第1金属層に第2金属層を前記第1温度より低い第2温度で設け、
前記第2金属層に第3金属層を設けることを含み、
前記第1金属層と前記第2金属層とは銅を含み、前記第2金属層の粒径は前記第1金属層の粒径よりも小さく、前記第2金属層の比抵抗は前記第1金属層の比抵抗よりも大きい、半導体装置の製造方法。
【請求項8】
前記樹脂と第1金属層との間に第4金属層を150℃以下で設けることを含む請求項7に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項9】
前記第1金属層と前記第2金属層とを異なったチャンバで設ける、請求項7または8に記載の半導体装置の製造方法。
【請求項10】
前記第3金属層の膜厚は300nm~900nmである、請求項7から9のいずれか一項に記載の半導体装置の製造方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、半導体装置及び半導体装置の製造方法に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体装置から発生するEMI(Electro Magnetic Interference)を抑制するため、半導体装置の表面に電磁シールドとして複数の金属膜が形成されることがある。半導体装置の特性検査等において複数の金属膜のうち外側の金属膜が削られて、内側の金属膜が露出してしまうことがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-170416号公報(米国特許公開第2018/0286817号)
特開2007-243122号公報
米国特許第7989928号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本実施形態は、傷がつきにくくシールド性のよい半導体装置および半導体装置の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本実施形態による半導体装置は、基板と、基板に設けられた半導体チップと、半導体チップを被覆する樹脂と、樹脂に設けられた金属膜を備える。金属膜は第1金属層と、第1金属層に設けられた第2金属層と第2金属層に設けられた第3金属層と、樹脂と第1金属層との間に設けられた第4金属層と、を備える。第1金属層と第2金属層とは銅を含む。第2金属層の粒径は第1金属層の粒径よりも小さく、第2金属層の比抵抗は第1金属層の比抵抗よりも大きい。第4金属層は、ステンレスを含む。
【図面の簡単な説明】
【0006】
第1実施形態に係る半導体装置の模式的上面図。
第1実施形態に係る半導体装置の模式的断面図。
第1実施形態に係る半導体装置の一部拡大断面図。
第1実施形態に係る半導体装置の一部拡大断面図。
第1実施形態に係る半導体装置の一部拡大断面図。
第1実施形態に係る半導体装置の特性図。
第1実施形態に係る半導体装置の特性図。
第1実施形態に係る半導体装置の製造方法のフローチャート
第1実施形態に係る半導体装置の製造方法のフローチャート
第1実施形態に係る半導体装置の他の製造方法のフローチャート
その他の実施形態に係る半導体装置の一部拡大断面図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態を説明する。本実施形態は、本発明を限定するものではない。以下の実施形態において、上下方向は、配線基板において半導体チップを搭載する面を上とした場合の相対方向を示し、重力加速度に従った上下方向と異なる場合がある。図面は模式的または概念的なものであり、各部分の比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。明細書と図面において、既出の図面に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は省略する。金属層の断面をX線、光学顕微鏡等で撮影し、断面に表れたある結晶粒の断面積を求めたとき、その断面積を円の面積と仮定し、その円の直径を結晶粒の粒径としてもよい。ここで、断面に複数の結晶粒があるとき、測定範囲の全結晶粒の平均値を粒径としてもよい。
【0008】
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態による半導体装置の構成の一例を示す上面図である。図2は、図1におけるII―II線における断面図である。
【0009】
半導体装置1は、配線基板10、半導体チップ50、52、ボンディングワイヤ30、樹脂層70及び金属膜90を備える。配線基板10は、第1面10Aと、第1面10Aに対して反対側にある第2面10Bと、第1面10Aと第2面10Bとの間にある側面10Cとを有する。配線基板10の内部には、配線層13~16(図3参照)および配線層間を絶縁する層間絶縁膜17(図3参照)が設けられている。層間絶縁膜17は、ガラスエポキシ樹脂またはセラミックス等でよい。配線基板10は、例えば、ガラスエポキシ樹脂を用いたプリント基板やインタポーザ等でよい。配線基板10は、その内部配線のいずれかに電気的に接続されたパッド12を有する。配線基板10のパッド12以外の第1面10Aは、図示しないソルダレジスト等の絶縁膜で被覆されていてもよい。パッド12はアルミ、金、銅またはこれらの複合材料を含む。
【0010】
半導体チップ50は、配線基板10の第1面10A上に設けられる。半導体チップ50は、接着層40によって配線基板10の第1面10A上に接着されている。半導体チップ52は、接着層40によって半導体チップ50上に接着されている。接着層40は、例えば、NCP(Non Conductive Past)、DAF(Die Attach Film)のようにペースト状またはフィルム状の樹脂でよい。尚、積層される半導体チップの数は2よりも多くてもよい。積層せずに、半導体チップ50のみでもよい。他半導体チップ50、52を制御するコントローラチップが積層されてもよい。コントローラチップが第1面10Aの上に別に設けられてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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