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公開番号
2025067503
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177538
出願日
2023-10-13
発明の名称
自立用ズボン
出願人
株式会社KUTO
代理人
個人
,
個人
主分類
A41D
1/06 20060101AFI20250417BHJP(衣類)
要約
【課題】片手が不自由な身体障がい者等が片手で着用,脱衣できるズボンを提供する。
【解決手段】この発明の自立用ズボンは、重ね合わせて着脱開閉できる前開き用の前立て4aを備え、ズボン本体1の上縁を構成するCリング状のループからなるウエスト部6を有し、上記前立て4aの重ね合わせ部となる持ち出し4bの端部に上記ウエスト部6のループに沿って前立て4aの内側に延びる弾力的に伸縮する仮締めベルト9を延設し、該仮締めベルト9の自由端となる先端と前立て4aの基端部側とに、上記仮締めベルト9を引き伸ばした状態で仮締めベルト9の先端と前立て4aの基端部内面側とを着脱可能に固定する着脱部11a,11bを設けている。
上記ウエスト部6は弾力的に伸縮可能に構成し、さらに布地によりチューブ状に形成した伸縮部5と、該伸縮部5に挿通し、伸縮部5と共に伸縮する弾性ベルト7とで構成した。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
重ね合わせて着脱開閉できる前開き用の前立て(4a)を備え、ズボン本体(1)の上縁を構成するCリング状のループからなるウエスト部(6)を有し、上記前立て(4a)の重ね合わせ部となる持ち出し(4b)の端部に上記ウエスト部(6)のループに沿って前立て(4a)の内側に延びる弾力的に伸縮する仮締めベルト(9)を延設し、該仮締めベルト(9)の自由端となる先端と前立て(4a)の基端部側とに、上記仮締めベルト(9)を引き伸ばした状態で仮締めベルト(9)の先端と前立て(4a)の基端部内面側とを着脱可能に固定する着脱部(11a,11b)を設けてなる自立用ズボン。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
ウエスト部(6)を弾力的に伸縮可能に構成した請求項1に記載の自立用ズボン。
【請求項3】
ウエスト部(6)を布地によりチューブ状に形成した伸縮部(5)と、該伸縮部(5)に挿通し、伸縮部(5)と共に伸縮する弾性ベルト(7)とで構成した請求項1又は2に記載の自立用ズボン。
【請求項4】
仮締めベルト(9)が弾性ベルト(7)とは独立し独自に伸縮する伸縮部材である請求項1又は2に記載の自立用ズボン。
【請求項5】
仮締めベルト(9)の先端と前立て(4a)の基端部内面側を着脱する着脱部(11a,11b)が互に対面し合って着脱するマグネット又は面ファスナーからなる請求項1又は2に記載の自立用ズボン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は老人や身体障がい者等の片手が不自由な肢体不自由者が、介助者等の他人の支援を必要とせず前開きのズボンの着用が可能な自立用ズボンに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来上記のような肢体不自由者が他人の介助を必要とせずズボンを着用し又は小用を果たすことができる前開きのズボンとして、特許文献1,同2に示すズボンが提案される。
【0003】
このうち特許文献1のズボンは、平面視C形リング(ループ)状に形成されたズボンのウエスト内部に一端を固定してゴムテープ2を挿入し、他端を前開きの開閉部分の比翼(前立て)の上縁外周の中途から引き出し、該引き出し端の釦孔5(又は松葉糸6)を、前立てと重ね合わされる持ち出し側に設けた釦ホールk(又は釦7)に一旦係止して着用者の腰部に片手で仮止めした後、ウエストのC形ループ端同士を他の係合部材により片手で閉じることができる構造にしたものである。
【0004】
また特許文献2の男性用小用自立ズボンは、ウエスト内にゴムベルトを挿入し、前開き用の前立て(左前上)の開閉端と、C形リング(ループ)状の他方の持ち出し(左前あき部)の側部外周とに対応させて設けた本締め用のベルベットファスナー(「マジックテープ(登録商標)」)とは別に、前開き内側に予めウエストをリング状に連結した弾性ベルトを仮止め用として設けたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実用新案登録第3109230号公報
特許第4098911号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし上記特許文献1に示されるズボンは前立て側のゴムテープ2の引き出し端を、前立ての待ち受けのボタンホールk(図1参照)や釦7(図4,5参照)に一旦仮止めした後、これと重ね合わせるようにウエストのC形ループ端を二重に係止する必要があるため余分な手数を要する他、仮止めと本止めの係止位置が近接し又は重なり合うため、片手による係止作業も煩雑になるという欠点がある。
【0007】
また正面側の前立て外側よりゴムテープ2を引き出す構造であるため、引き出し孔となるスリット4を設け、さらにその周縁のかがり作業を必要とする等の加工数が多くなる欠点がある。
【0008】
さらに前記特許文献2のズボンでは、ウエストのベルト17が予めリング状に固定されているため、片手でズボンを持ち上げて足を挿入する際に挿入の妨げになるため、ベルト17を伸ばしながら着用する必要があり、片手による着用作業が必ずしも容易にはできない欠点がある。この例では前開き用の合わせ部4を大きく形成する必要があるため、身体障がい者にとって前側が布厚及び左右方向の布幅共に嵩張り過ぎる欠点がある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するための本発明の自立用ズボンは、第1に重ね合わせて着脱開閉できる前開き用の前立て4aを備え、ズボン本体1の上縁を構成するCリング状のループからなるウエスト部6を有し、上記前立て4aの重ね合わせ部となる持ち出し4bの端部に上記ウエスト部6のループに沿って前立て4aの内側に延びる弾力的に伸縮する仮締めベルト9を延設し、該仮締めベルト9の自由端となる先端と前立て4aの基端部側とに、上記仮締めベルト9を引き伸ばした状態で仮締めベルト9の先端と前立て4aの基端部内面側とを着脱可能に固定する着脱部11a,11bを設けてなることを特徴としている。
【0010】
第2に、ウエスト部6を弾力的に伸縮可能に構成したことを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)
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