TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025067267
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177135
出願日2023-10-12
発明の名称楽曲制作支援プログラム、楽曲制作支援装置、楽曲制作支援方法、及び音楽再生装置
出願人ギャラクシー・ネット株式会社
代理人弁理士法人パテントボックス
主分類G10K 15/02 20060101AFI20250417BHJP(楽器;音響)
要約【課題】歌唱技量や演技技量等の技量未熟者に対するデビュー機会を拡大する。
【解決手段】楽曲制作支援サーバ、PC、プロ歌手のマイク、新人歌手のマイク及びCDライターを含み構成されている楽曲制作支援システムにおいて、楽曲制作支援プログラムは、第1歌手の歌声データを収録する第1歌声収録手段、第1歌手の歌声データに基づいて、第1歌手の声質変換モデルを作成する声質変換モデル作成手段、第2歌手により歌唱された楽曲の歌声データを収録する第2歌声収録手段及び第2歌手により歌唱された楽曲の歌声データを、第1歌手の声質変換モデルにより第1歌手の声質に変換する声質変換手段として楽曲制作支援サーバを機能させる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
第1歌手の歌声データを収録する第1歌声収録手段、
前記第1歌手の歌声データに基づいて、前記第1歌手の声質変換モデルを作成する声質変換モデル作成手段、
第2歌手により歌唱された楽曲の歌声データを収録する第2歌声収録手段、
前記第2歌手により歌唱された前記楽曲の歌声データを、前記第1歌手の声質変換モデルにより前記第1歌手の声質に変換する声質変換手段、
として機能させるための楽曲制作支援プログラム。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記声質変換手段により前記第1歌手の声質に変換された前記楽曲の歌声データに、メロディ又は伴奏データをMixする編集手段、
前記編集手段によりMixされた前記楽曲の歌声データを、前記第1歌手により歌唱された楽曲データとして出力する出力手段、
として機能させるための請求項1に記載の楽曲制作支援プログラム。
【請求項3】
前記出力手段は、前記前記第1歌手により歌唱された楽曲データを、外部記憶媒体に記憶する記憶装置又は外部サーバに配信する通信装置を含む、
請求項2に記載の楽曲制作支援プログラム。
【請求項4】
前記第2歌声収録手段は、
前記第2歌手により第1言語で歌唱された前記楽曲の第1言語歌声データを収録し、
前記第2歌手又は第3歌手により第2言語で歌唱された前記楽曲の第2言語歌声データを収録し、
前記声質変換手段は、
前記楽曲の第1言語歌声データ及び前記楽曲の第2言語歌声データを、前記第1歌手の声質変換モデルにより前記第1歌手の声質にそれぞれ変換し、
前記編集手段は、
前記声質変換手段により前記第1歌手の声質に変換された前記楽曲の第1言語歌声データ及び前記楽曲の第2言語歌声データに、メロディ又は伴奏データをMixし、
出力手段は、
前記編集手段によりMixされた前記楽曲の第1言語歌声データ及び前記楽曲の第2言語歌声データを、前記第1歌手により第1言語で歌唱された第1言語楽曲データ及び前記第1歌手により第2言語で歌唱された第2言語楽曲データとして出力する、
請求項2に記載の楽曲制作支援プログラム。
【請求項5】
前記楽曲は、アニメソングである、
請求項4に記載の楽曲制作支援プログラム。
【請求項6】
前記第1歌声収録手段は、
複数の歌声データを収録し、
前記声質変換モデル作成手段は
前記複数の歌声データに基づいて、実在しない前記第1歌手の声質変換モデルを作成する、
請求項1に記載の楽曲制作支援プログラム。
【請求項7】
請求項4に記載の楽曲制作支援プログラムにより出力された前記第1言語楽曲データ及び前記第2言語楽曲データを記憶した記憶部と、
前記第1言語楽曲データと対応付けられた第1言語再生操作部と、
前記第2言語楽曲データと対応付けられた第2言語再生操作部と、
前記第1言語再生操作部が操作された場合に前記第1言語楽曲を再生し、前記第2言語再生操作部が操作された場合に前記第2言語楽曲を再生する音楽出力部と、
を備える音楽再生装置。
【請求項8】
第1歌手の歌声データを収録する第1歌声収録手段と、
前記第1歌手の歌声に基づいて、前記第1歌手の声質変換モデルを作成する声質変換モデル作成手段と、
第2歌手により歌唱された楽曲の歌声データを収録する第2歌声収録手段と、
前記第2歌手により歌唱された前記楽曲の歌声データを、前記第1歌手の声質変換モデルにより前記第1歌手の声質に変換する声質変換手段と、
を有することを特徴とする楽曲制作支援装置。
【請求項9】
楽曲制作支援装置が、
第1歌手の歌声データを収録する第1歌声収録ステップと、
前記第1歌手の歌声に基づいて、前記第1歌手の声質変換モデルを作成する声質変換モデル作成ステップと、
第2歌手により歌唱された楽曲の歌声データを収録する第2歌声収録ステップと、
前記第2歌手により歌唱された前記楽曲の歌声データを、前記第1歌手の声質変換モデルにより前記第1歌手の声質に変換する声質変換ステップと、
を実行することを特徴とする楽曲制作支援方法。
【請求項10】
第1声優の音声データを収録する第1音声収録手段、
前記第1声優の音声データに基づいて、前記第1声優の声質変換モデルを作成する声質変換モデル作成手段、
第2声優により演技された台本の演技音声データを収録する第2音声収録手段、
前記第2声優により演技された前記台本の演技音声データを、前記第1声優の声質変換モデルにより前記第1声優の声質に変換する声質変換手段、
として機能させるための演技音声制作支援プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、楽曲制作支援プログラム、楽曲制作支援装置、楽曲制作支援方法、音楽再生装置、及び演技音声制作支援プログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、新人歌手が歌手デビューするに際し、ボイストレーニング等をしっかり積むなど、相当な歌唱力訓練が必要である。ただ歌唱力訓練をいくら積んだとしても、オーディション等の審査でその実力がプロ並に評価されるなど、優れた歌唱力の持ち主でない限り、歌唱力が未熟な歌手にとって、現実的な歌手デビューは極めて困難であった。
【0003】
また、歌手の楽曲(例えば新人歌手のデビュー曲)を制作する場合にあたっては、制作の度にとても多くの時間、労力、費用を要しているという現状がある。例えば、1曲のレコーディングに何時間もの時間がかかる上に、その後のピッチ調整や歌声にメロディ・伴奏のmix編集作業にも数日を要する。さらにレコーディングスタジオや収録機器、高価なパソコン及び編集ソフトウェアといったものの経費、ならびに、関係者(歌手、音楽プロデューサー、技術スタッフ等)の労力及び人件費も少なくない。
【0004】
ところで近年、AI技術の急速な発達により、歌唱声質変換にかかる技術が知られている。例えば特許文献1に記載される発明においては、カラオケ等において、歌唱ユーザによって指定されたターゲットのボーカルモデルを用いて、当該歌唱ユーザによって予約された楽曲に基づいて歌唱を行うユーザの声質をターゲットの声質に変換して出力する歌唱声質変換プログラム及び歌唱声質変換装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-013684号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載される発明においては、歌唱ユーザの声質をターゲットと称される特定の歌手の声質に変換するものであるため、歌唱ユーザの歌唱力を特定の歌手のようなプロ並みの歌唱に飛躍させるものではない。このため、歌唱ユーザの歌唱力が未熟な場合、特定の歌手の声質に変換されたとしても、その歌唱力は未熟なもののままである。
【0007】
本発明者は、上述したように、例えば新人歌手が歌手デビューするにあたり、いくら本人が希望しても歌唱力が未熟な歌手にとって現実的な歌手デビューは極めて困難であること、楽曲を収録する場合にあたっては、収録の度にとても多くの時間、労力、費用を要しているという現状に鑑みて、AI技術による歌唱声質変換技術によって、プロ歌手のボーカル歌声を、新人歌手の歌声に変換し出力することにより、歌唱力如何にかかわらず、勿論ボイストレーニングなどの歌唱力訓練は全く必要なしに、誰でも自分の声質でプロ並みの「歌声」を手に入れることができると考えた。また従来と比較し、本発明によれば、楽曲制作にかかる時間、労力、費用といったコストも大幅に削減できることから、誰でも短期間に少ないコストで以って歌手デビューが可能であると考えた。
【0008】
本発明は、上記の点に鑑み提案されたものであり、一つの側面において、歌唱技量や演技技量等の技量未熟者に対するデビュー機会の拡大を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するため、本発明に係る楽曲制作支援プログラムは、第1歌手の歌声データを収録する第1歌声収録手段、前記第1歌手の歌声データに基づいて、前記第1歌手の声質変換モデルを作成する声質変換モデル作成手段、第2歌手により歌唱された楽曲の歌声データを収録する第2歌声収録手段、前記第2歌手により歌唱された前記楽曲の歌声データを、前記第1歌手の声質変換モデルにより前記第1歌手の声質に変換する声質変換手段、として機能させる。
【0010】
上記の課題を解決するため、本発明に係る音楽再生装置は、上記楽曲制作支援プログラムにより出力された前記第1言語楽曲データ及び前記第2言語楽曲データを記憶した記憶部と、前記第1言語楽曲データと対応付けられた第1言語再生操作部と、前記第2言語楽曲データと対応付けられた第2言語再生操作部と、前記第1言語再生操作部が操作された場合に前記第1言語楽曲を再生し、前記第2言語再生操作部が操作された場合に前記第2言語楽曲を再生する音楽出力部と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
メガホン
12日前
個人
リアルタイム翻訳システム
1か月前
個人
音鳴らし具
2日前
個人
10デジタルサラウンドラジオ
29日前
三井化学株式会社
遮音構造体
17日前
合同会社Bootstrap
弦楽器
9日前
三井化学株式会社
遮音構造体
1か月前
個人
補助譜面台及び補助譜面台セット
1日前
株式会社イノアックコーポレーション
防音材
3日前
三菱電機株式会社
吸音体
11日前
旭化成株式会社
内装吸音材
12日前
トヨタ自動車株式会社
音声制御装置
1か月前
矢崎総業株式会社
車両用対話システム
23日前
矢崎総業株式会社
車両用対話システム
23日前
ヤマハ株式会社
情報処理方法
10日前
矢崎総業株式会社
車両用対話システム
23日前
矢崎総業株式会社
車両用対話システム
23日前
矢崎総業株式会社
車両用対話システム
23日前
ヤマハ株式会社
情報処理方法
10日前
矢崎総業株式会社
車両用対話システム
23日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
1か月前
株式会社第一興商
カラオケ装置
19日前
ヤマハ株式会社
鍵盤楽器
1か月前
ヤマハ株式会社
鍵盤装置
18日前
トヨタ自動車株式会社
車両
11日前
株式会社しくみ
音声翻訳プログラム
1か月前
学校法人 工学院大学
音響拡散パネル
18日前
日本放送協会
音声認識装置およびプログラム
23日前
株式会社Gottsu
サキソフォーン向けねじ込み式スクリュー
1か月前
ソフトバンクグループ株式会社
システム
1か月前
国立研究開発法人産業技術総合研究所
実況音声生成システム
15日前
ソフトバンクグループ株式会社
システム
1か月前
個人
メガホン
12日前
株式会社エクシング
携帯端末用プログラム、及び、カラオケシステム
23日前
株式会社JVCケンウッド
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
16日前
株式会社田中
防音材を充填した金属パイプ
1か月前
続きを見る