TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025066633
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-23
出願番号
2024087784
出願日
2024-05-30
発明の名称
葉柄切断方法と葉柄切断装置
出願人
日本協同企画株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A23N
15/00 20060101AFI20250416BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】花蕾の外側上方に伸びている葉柄上部と、葉柄下部の双方又はいずれか一方を切断でき、効率良く切断できる葉柄切断方法と葉柄切断装置の提供。
【課題を解決するための手段】複数の台座を備えたターンテーブルを回転させ、ターンテーブルを随時一時停止させ、一時停止中の台座にブロッコリーをセットする。その後にターンテーブルを回転させて一時停止させ、この一時停止中に、上刃物による葉柄上部の切断と下刃物による葉柄下部の切断の双方又はいずれか一方を行う。葉柄切断後にターンテーブルを回転させて葉柄切断済みブロッコリーを台座から排出する。排出後にターンテーブルを回転させて、一時停止中の次の台座に、次に葉柄切断するブロッコリーをセットして、次の切断準備をする。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の台座を備えたターンテーブルをセット箇所で一時停止させ、一時停止中に、いずれかの台座にブロッコリーをセットし、セットは花蕾と葉柄上部を台座の上方に突出させ、茎を台座の下方に突出させて行い、
セット後にターンテーブルを回転させて一時停止させ、一時停止中に、上刃物により葉柄上部を切断し、
葉柄上部切断後にターンテーブルを回転させて、葉柄上部切断後のブロッコリーを台座から排出し、
ブロッコリー排出後のターンテーブルを回転させて、空の台座をセット箇所側に移動させ、
前記台座へのブロッコリーのセット、葉柄上部の切断、台座からのブロッコリーの排出作業中に、次に葉柄切断するブロッコリーを他の台座へセットして、次の切断準備をすることができるようにした、
ことを特徴とする葉柄切断方法。
続きを表示(約 3,700 文字)
【請求項2】
複数の台座を備えたターンテーブルをセット箇所で一時停止させ、一時停止中に、いずれかの台座にブロッコリーをセットし、セットは花蕾と葉柄上部を台座の上方に突出させ、茎を台座の下方に突出させて行い、
セット後にターンテーブルを回転させて一時停止させ、一時停止中に、上刃物により葉柄上部をその内側から切断し、
葉柄上部切断後にターンテーブルを回転させて、葉柄上部切断後のブロッコリーを台座から排出し、
ブロッコリー排出後のターンテーブルを回転させて、空の台座をセット箇所側に移動させ、
前記台座へのブロッコリーのセット、葉柄上部の切断、台座からのブロッコリーの排出作業中に、次に葉柄切断するブロッコリーを他の台座へセットして、次の切断準備をすることができるようにした、
ことを特徴とする葉柄切断方法。
【請求項3】
複数の台座を備えたターンテーブルをセット箇所で一時停止させ、一時停止中に、いずれかの台座にブロッコリーをセットし、セットは花蕾と葉柄上部を台座の上方に突出させ、茎を台座の下方に突出させて行い、
セット後にターンテーブルを回転させて一時停止させ、一時停止中に、上刃物により葉柄上部をその内側から切断して、切断後の葉柄上部を花蕾の周囲に残し、
葉柄上部切断後にターンテーブルを回転させて、葉柄上部切断後のブロッコリーを台座から排出し、
ブロッコリー排出後のターンテーブルを回転させて、空の台座をセット箇所側に移動させ、
前記台座へのブロッコリーのセット、葉柄上部の切断、台座からのブロッコリーの排出作業中に、次に葉柄切断するブロッコリーを他の台座へセットして、次の切断準備をすることができるようにした、
ことを特徴とする葉柄切断方法。
【請求項4】
複数の台座を備えたターンテーブルをセット箇所で一時停止させ、その一時停止中に、いずれかの台座にブロッコリーをセットし、セットは花蕾と葉柄上部を台座の上方に突出させ、茎を台座の下方に突出させて行い、
セット後にターンテーブルを回転させて一時停止させ、一時停止中に、下刃物により葉柄下部を切断し、
葉柄下部切断後にターンテーブルを回転させて、葉柄下部切断後のブロッコリーを台座から排出し、
ブロッコリー排出後のターンテーブルを回転させて、空の台座をセット箇所側に移動させ、
前記台座へのブロッコリーのセット、葉柄下部の切断、台座からのブロッコリーの排出作業中に、次に葉柄切断するブロッコリーを他の台座へセットして、次の切断準備をすることができるようにした、
ことを特徴とする葉柄切断方法。
【請求項5】
複数の台座を備えたターンテーブルをセット箇所で一時停止させ、その一時停止中に、いずれかの台座にブロッコリーをセットし、セットは花蕾と葉柄上部を台座の上方に突出させ、茎を台座の下方に突出させて行い、
セット後にターンテーブルを回転させて一時停止させ、一時停止中に、上刃物により葉柄上部を切断し、下刃物により葉柄下部を切断し、
前記葉柄上部と葉柄下部の切断後にターンテーブルを回転させて、台座から葉柄上部及び葉柄下部切断済みのブロッコリーを排出し、
ブロッコリー排出後のターンテーブルの回転により、空の台座をセット箇所側に移動させ、
前記台座へのブロッコリーのセット、葉柄上部及び葉柄下部の切断、台座からのブロッコリーの排出作業中に、次に葉柄切断するブロッコリーを他の台座へセットして、次の切断準備をすることができるようにした、
ことを特徴とする葉柄切断方法。
【請求項6】
複数の台座を備えたターンテーブルをセット箇所で一時停止させ、その一時停止中に、いずれかの台座にブロッコリーをセットし、セットは花蕾と葉柄上部を台座の上方に突出させ、茎を台座の下方に突出させて行い、
セット後にターンテーブルを回転させて一時停止させ、一時停止中に、上刃物により葉柄上部をその内側から切断し、下刃物により葉柄下部を切断し、
前記葉柄上部と葉柄下部の切断後にターンテーブルを回転させて、台座から葉柄上部及び葉柄下部切断済みのブロッコリーを排出し、
ブロッコリー排出後のターンテーブルの回転により、空の台座をセット箇所側に移動させ、
前記台座へのブロッコリーのセット、葉柄上部及び葉柄下部の切断、台座からのブロッコリーの排出作業中に、次に葉柄切断するブロッコリーを他の台座へセットして、次の切断準備をすることができるようにした、
ことを特徴とする葉柄切断方法。
【請求項7】
複数の台座を備えたターンテーブルをセット箇所で一時停止させ、その一時停止中に、いずれかの台座にブロッコリーをセットし、セットは花蕾と葉柄上部を台座の上方に突出させ、茎を台座の下方に突出させて行い、
セット後にターンテーブルを回転させて一時停止させ、一時停止中に、上刃物により葉柄上部をその内側から切断して切断後の葉柄上部を花蕾の外周に残し、下刃物により葉柄下部を切断し、
前記葉柄上部と葉柄下部の切断後にターンテーブルを回転させて、台座から葉柄上部及び葉柄下部切断済みのブロッコリーを排出し、
ブロッコリー排出後のターンテーブルの回転により、空の台座をセット箇所側に移動させ、
前記台座へのブロッコリーのセット、葉柄上部及び葉柄下部の切断、台座からのブロッコリーの排出作業中に、次に葉柄切断するブロッコリーを他の台座へセットして、次の切断準備をすることができるようにした、
ことを特徴とする葉柄切断方法。
【請求項8】
複数の台座を備えたターンテーブルをセット箇所で一時停止させ、その一時停止中に、いずれかの台座にブロッコリーをセットし、セットは花蕾と葉柄上部を台座の上方に突出させ、茎を台座の下方に突出させて行い、
セット後にターンテーブルを回転させて一時停止させ、一時停止中に、花蕾と茎を支持しながら、上刃物により葉柄上部を切断し、下刃物により葉柄下部を切断し、
前記葉柄上部と葉柄下部の切断後にターンテーブルを回転させて、台座から葉柄上部及び葉柄下部切断済みのブロッコリーを排出し、
ブロッコリー排出後のターンテーブルの回転により、空の台座をセット箇所側に移動させ、
前記台座へのブロッコリーのセット、葉柄上部及び葉柄下部の切断、台座からのブロッコリーの排出作業中に、次に葉柄切断するブロッコリーを他の台座へセットして、次の切断準備をすることができるようにした、
ことを特徴とする葉柄切断方法。
【請求項9】
複数の台座を備えたターンテーブルをセット箇所で一時停止させ、その一時停止中に、いずれかの台座にブロッコリーをセットし、セットは花蕾と葉柄上部を台座の上方に突出させ、茎を台座の下方に突出させて行い
セット後にターンテーブルを回転させて一時停止させ、一時停止中に、花蕾と茎を支持しながら、上刃物により葉柄上部をその内側から切断し、下刃物により葉柄下部を切断し、
前記葉柄上部と葉柄下部の切断後にターンテーブルを回転させて、台座から葉柄上部及び葉柄下部切断済みのブロッコリーを排出し、
ブロッコリー排出後のターンテーブルの回転により、空の台座をセット箇所側に移動させ、
前記台座へのブロッコリーのセット、葉柄上部及び葉柄下部の切断、台座からのブロッコリーの排出作業中に、次に葉柄切断するブロッコリーを他の台座へセットして、次の切断準備をすることができるようにした、
ことを特徴とする葉柄切断方法。
【請求項10】
複数の台座を備えたターンテーブルをセット箇所で一時停止させ、その一時停止中に、いずれかの台座にブロッコリーをセットし、セットは花蕾と葉柄上部を台座の上方に突出させ、茎を台座の下方に突出させて行い
セット後にターンテーブルを回転させて一時停止させ、一時停止中に、花蕾と茎を支持しながら、上刃物により葉柄上部をその内側から切断して切断後の葉柄上部を花蕾の周囲に残し、下刃物により葉柄下部を切断し、
前記葉柄上部と葉柄下部の切断後にターンテーブルを回転させて、台座から葉柄上部及び葉柄下部切断済みのブロッコリーを排出し、
ブロッコリー排出後のターンテーブルの回転により、空の台座をセット箇所側に移動させ、
前記台座へのブロッコリーのセット、葉柄上部及び葉柄下部の切断、台座からのブロッコリーの排出作業中に、次に葉柄切断するブロッコリーを他の台座へセットして、次の切断準備をすることができるようにした、
ことを特徴とする葉柄切断方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は収穫されたブロッコリーやカリフラワー、その他の野菜(以下、まとめて「ブロッコリー」と記載する。)の葉柄、茎、その他の不要部を自動的に切断できる葉柄切断方法と葉柄切断装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
収穫されたブロッコリーA(図1(a)、図2(a))は、茎Dから数本の葉柄Cが伸びている。不要な葉柄は収穫時に畑で切り落としているが、花蕾Bの外周にある数本の葉柄Cは残った状態で選果場に持ち込まれている。これら葉柄Cや茎Dは選果場で所望長に切断除去してから箱詰(包装)し、出荷している。
【0003】
葉柄の切断箇所、切断後の長さは出荷する地域によって異なる。例えば、北海道に出荷する(北海道仕様の)ブロッコリーAは、図1(b)のように花蕾Bの外周上方に突出している葉柄Cを、花蕾Bの高さ方向略中央部で切断して、花蕾Bの高さ方向略中央部よりも下部を残してある。また、茎Dは葉柄Cの下で切断している。関東・九州方面に出荷する(関東・九州仕様の)ブロッコリーAは、図2(b)のように葉柄Cを付け根付近(根元)で切断し、茎Dを所望長に切断している。
【0004】
ブロッコリーAの葉柄Cや茎Dの切断は、従前は手作業で行っていたが、近年は自動的に切断できる切断装置(特許文献1)がある。
【0005】
特許文献1の自動切断装置は、手作業での切断に比して作業性が向上する。しかし、葉柄を付け根付近で切断するものであるため、葉柄の一部が花蕾の外周に残らず、花蕾が丸裸の状態になる。このため、葉柄を花蕾の外周に残す北海道仕様に切断することはできない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平5-138590号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の課題は、花蕾の外側上方に伸びている葉柄の上部と、茎への葉柄の付け根付近の双方又はいずれか一方を効率良く切断できる葉柄切断方法と葉柄切断装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
[葉柄切断方法]
本発明のブロッコリーの葉柄切断方法は、ターンテーブルを回転させて、回転方向数箇所で一時停止させ、セット箇所での一時停止中にターンテーブルにブロッコリーをセットする。セット後にターンテーブルを回転させて葉柄切断箇所で一時停止させ、その停止中にブロッコリーの葉柄上部を上刃物の回転により切断して、切断箇所より下を花蕾の外周に残す。必要に応じて下刃物を回転させて葉柄下部(葉柄の茎への付け根付近:以下において同じ。)と、茎の下部を切断する。葉柄下部の切断はターンテーブルの一時停止中に、茎の下部の切断はターンテーブルの一時停止中又は回転中に行うことができる。
【0009】
葉柄上部の切断後は、ターンテーブルを回転させて、排出箇所で一時停止させて又は停止させずに回転させたままで、葉柄上部切断済みのブロッコリーをターンテーブルから排出する。
【0010】
前記、ブロッコリーのセット、葉柄上部と葉柄下部の双方又はいずれか一方の切断、ブロッコリーの排出を繰り返して、次から次へと葉柄切断できるようにした切断方法である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ライソン株式会社
焙煎機
6日前
個人
ジャム
20日前
株式会社ソディック
計量装置
11日前
株式会社ソディック
計量装置
11日前
不二製油株式会社
チーズ様食品
7日前
株式会社寺田製作所
散茶装置
18日前
個人
黒ニンニク加工品及びその製造方法
21日前
個人
インスタントおにぎり
14日前
池田食研株式会社
風味付与増強用組成物
11日前
ライソン株式会社
豆発火による自動消火機能
6日前
株式会社Biozero1
栄養補助食品
6日前
オリザ油化株式会社
毛乳頭細胞の増殖活性化剤
12日前
不二製油株式会社
澱粉含有食品用ほぐれ改良剤
1日前
花王株式会社
飲料
20日前
キユーピー株式会社
酸性液状調味料
7日前
明弘食品株式会社
魚冷凍品の製造方法
14日前
キッコーマン株式会社
醤油
7日前
キユーピー株式会社
酸性水中油型乳化食品
6日前
エースコック株式会社
麺類及びその製造方法
18日前
三菱商事ライフサイエンス株式会社
低分子水溶性食物繊維
7日前
キッコーマン株式会社
塩味増強剤
7日前
キッコーマン株式会社
甘味増強剤
7日前
キユーピー株式会社
酸性液状調味料の製造方法
7日前
キッコーマン株式会社
うま味増強剤
7日前
浜田食品工業株式会社
乾式打錠により製造した錠菓
11日前
花王株式会社
加熱殺菌済容器詰飲料
20日前
森永製菓株式会社
ゼリー食品
19日前
株式会社ADEKA
焼菓子の食感改良剤
14日前
株式会社カネカ
牛乳及びその製造方法
6日前
個人
冷凍プリン及びその製造方法
6日前
三生医薬株式会社
組成物及びマスキング剤
7日前
キリンビバレッジ株式会社
容器詰炭酸飲料
14日前
株式会社富久栄商会
精製焙煎管理システム
15日前
三菱商事ライフサイエンス株式会社
唐辛子を用いた調味料およびその製造法
7日前
守山乳業株式会社
ゼリーおよび乳・乳製品を含む飲料の製造方法
6日前
株式会社東洋新薬
経口組成物
18日前
続きを見る
他の特許を見る