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公開番号2025064741
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023174701
出願日2023-10-06
発明の名称装具及びその製造方法
出願人イイダ靴下株式会社
代理人個人
主分類A41D 13/05 20060101AFI20250410BHJP(衣類)
要約【課題】丸編みによって連続して一体的に編成することにより製造コストを抑えた装具及びその製造方法を提供する。
【解決手段】装具1は、丸編みにて一体的に連続して編成される装具1であって、筒状体からなり、着用者の身体の一部に挿通される装具本体10と、装具本体10内側に配設され、被収容物を収容する収容部20とを備え、収容部20が、丸編機のシリンダ100の全周を使って編成される開口部22と、開口部22に連続して、丸編機のシリンダ100の一部を使って編成される袋状体23と、袋状体23に連続して、丸編機のシリンダ100の全周を使って編成される縁部21とを有し、装具本体10が、収容部20の縁部21の上端から、丸編機のシリンダ100の全周を使ってメイクアップ編成されて袋状に形成される上口部11を筒状体の一側側に有する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
丸編みにて一体的に連続して編成される装具であって、
筒状体からなり、着用者の身体の一部に挿通される装具本体と、
前記装具本体内側に配設され、被収容物を収容する収容部とを備え、
前記収容部が、丸編機のシリンダの全周を使って編成される開口部と、前記開口部に連続して、丸編機のシリンダの一部を使って編成される袋状体と、前記袋状体に連続して、丸編機のシリンダの全周を使って編成される縁部とを有し、
前記装具本体が、前記収容部の縁部の上端から、丸編機のシリンダの全周を使ってメイクアップ編成されて袋状に形成された上口部を前記筒状体の一側側に有することを
特徴とする装具。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の装具において、
前記装具本体が、表糸及び裏糸で編成され、
前記収容部が、表糸のみで編成されることを
特徴とする装具。
【請求項3】
請求項1に記載の装具において、
前記収容部が、表面及び裏面を裏返し可能であり、
前記収容部の開口部が、前記装具本体の内周面側に配設されることを
特徴とする装具。
【請求項4】
請求項1に記載の装具において、
前記収容部が、前記本体部の内側から外側へ引き出し可能に形成されることを
特徴とする装具。
【請求項5】
請求項1に記載の装具において、
前記装具本体が、着用者の身体の少なくとも一部を被覆する被覆部を備え、
前記被覆部が、母線の長さが周方向で異なるように形成されることを
特徴とする装具。
【請求項6】
請求項5に記載の装具において、
前記母線が、最短となる母線と最長となる母線とが前記筒状体の中心軸を挟んで対向して配置されるとともに、前記最短となる母線から前記最長となる母線に向かって段階的に長く形成されることを
特徴とする装具。
【請求項7】
請求項6に記載の装具において、
前記母線が、湾曲して形成されることを
特徴とする装具。
【請求項8】
請求項1に記載の装具において、
前記装具本体が、表糸及び裏糸で編成され、
前記収容部の袋状体が、前記装具本体の内周面側を表糸のみで編成されるとともに、前記装具本体の内周面とは反対側を表糸及び裏糸で編成されることを
特徴とする装具。
【請求項9】
丸編みにて一体的に連続して編成され、筒状体からなり、着用者の身体の一部に挿通される装具本体と、前記装具本体内側に配設され、被収容物を収容する収容部とを備える装具の製造方法であって、
丸編機のシリンダの全周を使って、前記収容部の開口部を編成する工程と、
前記開口部に続けて、丸編機のシリンダの一部を使って、前記収容部の袋状体を編成する工程と、
前記袋状体に続けて、丸編機のシリンダの全周を使って、前記収容部の縁部を編成する工程と、
丸編機のシリンダの全周を使って、前記収容部の縁部の上端に連接して袋状からなる前記装具本体の上口部を前記筒状体の一側側にメイクアップ編成する工程とを備えることを
特徴とする装具の製造方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、丸編みによって連続して一体的に編成することにより製造コストを抑えた装具及びその製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、スポーツを行う際やその休憩時に、身体の一部を冷やすアイシングや、温めることで血行をよくし、回復を促すウォーミングが行われている。このアイシングやウォーミングでは、保冷材や保温材などが使用される。
【0003】
保冷材等の使用に際し、使用者が保冷材を把持し、身体の一部に所定時間当接させた状態を維持することは、着用者の負担となることから、保冷材等を収容可能で、身体の一部に装着可能な装具が開発されている。
【0004】
例えば、特許文献1に開示の患部保温サポーターは、膝関節・足首関節・手首関節・腰等の患部に嵌めるサポーターにおいて、該サポーターの外周面上に、収納袋を伸縮性布により構成して付設し、該収納袋内に、空気中で酸化する金属粉を可撓性袋に入れて構成した使い捨てカイロを、収納・取出自在としたものである。
【0005】
また、特許文献2に開示のサポーターは、内側生地部分と外側生地部分との二重構造部分を有するサポーター本体と、前記内側生地部分と前記外側生地部分との間のスペースに収納された発泡樹脂粒子と、携帯用加熱または冷却源を収納可能なように前記内側生地部分または前記外側生地部分に設けられたポケットとを備えるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
実開平01-62820号公報
特開2017-166098号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記特許文献1に記載の患部保温サポーターにおける収納袋や上記特許文献2に記載のサポーターにおけるポケットは、着用者の身体に締着されるサポーター本体とは別に製造され、その後サポーター本体に縫着等により付設される。
そのため、サポーターの製造には、多くの工程を有し、時間と手間がかかるため、製造コストが大きくなるという課題を有していた。
【0008】
本発明は、上記課題を解消するためになされたものであり、丸編みによって連続して一体的に編成することにより製造コストを抑えた装具及びその製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明に係る装具は、丸編みにて一体的に連続して編成される装具であって、筒状体からなり、着用者の身体の一部に挿通される装具本体と、前記装具本体内側に配設され、被収容物を収容する収容部とを備え、前記収容部が、丸編機のシリンダの全周を使って編成される開口部と、前記開口部に連続して、丸編機のシリンダの一部を使って編成される袋状体と、前記袋状体に連続して、丸編機のシリンダの全周を使って編成される縁部とを有し、前記装具本体が、前記収容部の縁部の上端から、丸編機のシリンダの全周を使ってメイクアップ編成されて袋状に形成される上口部を前記筒状体の一側側に有するものである。
【0010】
このように本発明においては、丸編機のシリンダの全周を使って編成される前記開口部と、前記開口部に連続して、丸編機のシリンダの一部を使って編成される前記袋状体と、前記袋状体に連続して、丸編機のシリンダの全周を使って編成される前記縁部とを有する前記収容部と、前記収容部の前記縁部の上端から、丸編機のシリンダの全周を使ってメイクアップ編成されて袋状に形成される前記上口部を有する前記装具本体とを備えることから、従来のように、前記収容部を前記装具本体に縫着することなく、一体的に連続して編成することができることとなり、前記装具の製造コストを大幅に低減することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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