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公開番号
2025061180
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2025003769,2023062366
出願日
2025-01-09,2018-02-27
発明の名称
TIGIT及びLIGHTベースのキメラタンパク質
出願人
シャタック ラボ,インコーポレイテッド
代理人
個人
主分類
C07K
19/00 20060101AFI20250403BHJP(有機化学)
要約
【課題】癌免疫療法に有用である組成物及び方法を提供する。
【解決手段】本発明は、とりわけ、癌及び炎症性疾患などの疾患の治療で使用される、TIGIT及び/又はLIGHTベースのキメラタンパク質を含む、組成物及び方法に関する。
【選択図】図22B
特許請求の範囲
【請求項1】
本明細書に記載の発明。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
優先権
本出願は、2017年2月27日出願の米国仮出願第62/464,002号の利益及び優先権を主張するものであり、その内容は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,900 文字)
【0002】
電子的に送信されたテキストファイルの説明
本出願は配列リストを含有する。配列リストは、「SHK-001PC1_SequenceListing_ST25」というタイトルのASCIIテキストファイルとしてEFS-Webを介して電子的に送信された。配列リストは141,613バイトのサイズであり、2018年2月27日頃に作成された。配列リストは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
【0003】
技術分野
本発明は、とりわけ、癌及び自己免疫のための免疫療法などの疾患の治療で使用されるキメラタンパク質を含む組成物及び方法に関する。
【背景技術】
【0004】
背景
免疫システムは、疾患を引き起こし得る外部実体に対する身体の応答の中枢である。しかしながら、多くの癌は、例えば、免疫阻害シグナルを送達又は伝達することにより、免疫系を避けるメカニズムを発達させている。そのため、例えば、免疫阻害シグナルを逆転させ抗癌免疫応答を刺激する、複数の機能を備えた治療法を開発する必要性が残っている。
【発明の概要】
【0005】
概要
したがって、様々な態様において、本発明は、癌免疫療法に有用である組成物及び方法を提供する。例えば、本発明は、部分的には、免疫活性化又は共刺激シグナルを提供しながら免疫阻害シグナルを逆転又は抑制する特定のキメラタンパク質に関する。とりわけ、重要なことに、本発明は、理論に縛られることなく、1以上のジスルフィド結合を含むリンカー領域における安定化に基づいて、安定で生成可能な多量体状態を維持できる改善されたキメラタンパク質を提供する。したがって、本組成物及び方法は、二重特異性薬剤の生成における様々な欠陥を克服する。
【0006】
いくつかの態様において、キメラタンパク質は、N末端-(a)-(b)-(c)-C末端:の一般構造のものであり、式中、(a)はI型膜貫通タンパク質の細胞外ドメインを含む第1のドメインであり、(b)はジスルフィド結合を形成できる少なくとも1つのシステイン残基を含むリンカーであり(限定されないが、ヒトIgG4に由来するヒンジ-CH2-CH3 Fcドメインを含む)、かつ(c)はII型膜貫通タンパク質の細胞外ドメインを含む第2のドメインであり、リンカーは第1のドメインと第2のドメインを連結し、必要に応じて本明細書に記載の1以上の結合リンカーを含む。
【0007】
例えば、実施形態において、I型膜貫通タンパク質の細胞外ドメインは、TIGIT(VSIG9、VSTM3)由来である。
【0008】
実施形態において、キメラタンパク質は、(I)N末端-(a)-(b)-(c)-C末端:の一般構造のものであり、式中、(a)は、膜貫通タンパク質がTIGITであるI型膜貫通タンパク質の細胞外ドメインを含む第1のドメインであり、(b)はジスルフィド結合を形成できる少なくとも1つのシステイン残基を含むリンカーであり(限定されないが、ヒトIgG4由来であるヒンジ-CH2-CH3 Fcドメインを含む)、かつ(c)はII型膜貫通タンパク質の細胞外ドメインを含む第2のドメインであり、膜貫通タンパク質は4-1BBL(TNFSF9)、GITRL(TNFSF18)、TL1A(TNFSF15)、及びLIGHT(TNFSF14)から選択され、リンカーは第1のドメインと第2のドメインを連結し、必要に応じて本明細書に記載の1以上の結合リンカーを含む。
【0009】
例えば、実施形態において、II型膜貫通タンパク質の細胞外ドメインは、LIGHT由来である。
【0010】
いくつかの態様において、キメラタンパク質は、N末端-(a)-(b)-(c)-C末端:の一般構造のものであり、式中、(a)は膜貫通タンパク質がPD-1、CD172a(SIRPα)、及びTIGITである、I型膜貫通タンパク質の細胞外ドメインを含む第1のドメインであり、(b)はジスルフィド結合を形成できる少なくとも1つのシステイン残基を含むリンカーであり(限定されないが、ヒトIgG4由来であるヒンジ-CH2-CH3 Fcドメインを含む)、かつ(c)は貫通タンパク質がLIGHTである、II型膜貫通タンパク質の細胞外ドメインを含む第2のドメインであり、リンカーは第1のドメインと第2のドメインを連結し、必要に応じて本明細書に記載の1以上の結合リンカーを含む。
(【0011】以降は省略されています)
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