TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025060438
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2024155268
出願日
2024-09-09
発明の名称
樹脂組成物およびシートモールディングコンパウンド、ならび樹脂組成物に使用されるアルミナ粒子
出願人
住友化学株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
C08L
101/00 20060101AFI20250403BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約
【課題】アルミナ粒子と樹脂とを含む樹脂組成物であって、従来よりも帯電量の低いものを提供する。
【解決手段】200℃から900℃までの加熱で発生する水分量が59.8ppm超であるアルミナ粒子と、樹脂と、を含む樹脂組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
200℃から900℃までの加熱で発生する水分量が59.8ppm超であるアルミナ粒子と、
樹脂と、
を含む樹脂組成物。
続きを表示(約 420 文字)
【請求項2】
前記アルミナ粒子は、200℃から550℃までの加熱で発生する水分量が43.0ppm超である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項3】
前記アルミナ粒子は、帯電量の絶対値が0.17kV以下である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項4】
α線量が0.022cph/cm
2
未満である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項5】
前記アルミナ粒子は、外縁の長さL1に対する内部の粒界の合計長さL2の比(L2/L1)が139.1%未満である、請求項1に記載の樹脂組成物。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の樹脂組成物からなり、
厚みが1000μm以下である、シートモールディングコンパウンド。
【請求項7】
200℃から900℃までの加熱で発生する水分量が59.8ppm超である、アルミナ粒子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、樹脂組成物およびシートモールディングコンパウンド、ならび樹脂組成物に使用されるアルミナ粒子に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
電子部品に通電することにより発生する熱は、電子部品の性能に悪影響を及ぼしやすいことから、速やかに放熱されることが望まれる。よって、例えばICチップを囲む半導体封止部材を構成する材料には、放熱のために高い熱伝導性を示すことが望ましい。当該封止部材は、一般的に、特許文献1に記載のように、無機粒子(例えばアルミナ粒子)および樹脂を含み得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-200478号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
半導体装置の製造中にほこり等が付着すると、不良品発生の原因となる。特に近年、半導体装置の小型化および配線ピッチの狭小化に伴い、微細なほこりが付着することすら問題となる。微細なほこりの付着をより確実に抑制するために、半導体封止部材に使用される樹脂組成物には、従来以上に帯電量を低減することが求められている。しかしながら、樹脂組成物の帯電量を従来以上に低減するための具体的な方法は知られていない。
特許文献1では、樹脂組成物の帯電量について全く検討されていない。
【0005】
このような状況を鑑みて、本発明の一実施形態は、アルミナ粒子と樹脂とを含む樹脂組成物であって、従来よりも帯電量の低いものを提供することを目的とする。
本発明の別の実施形態は、そのような樹脂組成物からなるシート状組成物(シートモールディングコンパウンド)を提供することを目的とする。
本発明のさらに別の実施形態は、樹脂組成物に使用されるアルミナ粒子を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様1は、
200℃から900℃までの加熱で発生する水分量が59.8ppm超であるアルミナ粒子と、
樹脂と、
を含む樹脂組成物である。
【0007】
本発明の態様2は、
前記アルミナ粒子は、200℃から550℃までの加熱で発生する水分量が43.0ppm超である、態様1に記載の樹脂組成物である。
【0008】
本発明の態様3は、
前記アルミナ粒子は、帯電量の絶対値が0.17kV以下である、態様1または2に記載の樹脂組成物である。
【0009】
本発明の態様4は、
α線量が0.022cph/cm
2
未満である、態様1~3のいずれか1つに記載の樹脂組成物である。
【0010】
本発明の態様5は、
前記アルミナ粒子は、外縁の長さL1に対する内部の粒界の合計長さL2の比(L2/L1)が139.1%未満である、態様1~4のいずれか1つに記載の樹脂組成物である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
住友化学株式会社
着色組成物
16日前
住友化学株式会社
エチレン系重合体
9日前
住友化学株式会社
積層体および表示装置
4日前
住友化学株式会社
細胞外小胞分離用粉体
10日前
住友化学株式会社
電解質組成物及び電池
19日前
住友化学株式会社
電解質組成物及び電池
19日前
住友化学株式会社
細胞外小胞分離用粉体
11日前
住友化学株式会社
化合物及び該化合物の製造方法
16日前
住友化学株式会社
亜リン酸エステルを含むゴム組成物およびその使用
17日前
住友化学株式会社
樹脂組成物およびシートモールディングコンパウンド
3日前
住友化学株式会社
前駆体、リチウム二次電池用正極活物質の製造方法。
18日前
住友化学株式会社
プロテクトフィルム用ポリエチレンおよびその製造方法
16日前
住友化学株式会社
化合物の製造方法、並びに該化合物を含む着色樹脂組成物
16日前
住友化学株式会社
表示装置
23日前
住友化学株式会社
樹脂の分別方法、樹脂の分別装置及び樹脂のリサイクル方法
17日前
住友化学株式会社
レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法並びに樹脂
20日前
住友化学株式会社
塩、酸発生剤、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法
6日前
住友化学株式会社
塩、酸発生剤、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法
20日前
住友化学株式会社
窒化物結晶基板
2日前
住友化学株式会社
カルコゲニド含有化合物、固体電解質、正極材、誘電体、及び電池
3日前
住友化学株式会社
酸発生剤、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法並びに塩
4日前
住友化学株式会社
酸発生剤、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法並びに塩
3日前
住友化学株式会社
塩、酸発生剤、樹脂、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法
20日前
住友化学株式会社
酸発生剤、塩、樹脂、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法
10日前
住友化学株式会社
着色硬化性樹脂組成物、カラーフィルタ、表示装置、及び固体撮像素子
6日前
住友化学株式会社
酸発生剤、塩、樹脂、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法
10日前
住友化学株式会社
酸発生剤、樹脂、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法並びに塩
4日前
住友化学株式会社
酸発生剤、樹脂、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法並びに塩
3日前
住友化学株式会社
酸発生剤、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法並びに塩及び樹脂
16日前
住友化学株式会社
酸発生剤、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法並びに塩及び樹脂
16日前
住友化学株式会社
カルボン酸塩、カルボン酸発生剤、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法
20日前
住友化学株式会社
カルボン酸塩、カルボン酸発生剤、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法
6日前
住友化学株式会社
リチウム二次電池用正極活物質、リチウム二次電池用正極、および、リチウム二次電池
11日前
住友化学株式会社
カルボン酸発生剤、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法並びにカルボン酸塩
4日前
住友化学株式会社
カルボン酸発生剤、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法並びにカルボン酸塩
3日前
住友化学株式会社
カルボン酸塩、カルボン酸発生剤、樹脂、レジスト組成物及びレジストパターンの製造方法
20日前
続きを見る
他の特許を見る