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公開番号
2025047904
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-03
出願番号
2023156672
出願日
2023-09-22
発明の名称
車両用内装パネル
出願人
豊田合成株式会社
代理人
弁理士法人平田国際特許事務所
主分類
B60R
13/02 20060101AFI20250327BHJP(車両一般)
要約
【課題】内部に配置された光源からの光を意匠面側に透過させて取り出す車両用内装パネルであって、意匠面に投影される模様により幅広い表現を行うことができる車両用内装パネルを提供する。
【解決手段】複数の発光素子12において、少なくとも一部の出力変更のタイミングが独立して制御され、第1の部材10の面102と第2の部材11の面112の少なくともいずれか一方に凹凸が設けられ、複数の発光素子12から発せられる光が前記凹凸で反射又は屈折して意匠面15に到達することにより、前記凹凸の形状に応じた模様が投影される、車両用内装パネル1を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
意匠面に内側から模様を投影することができる車両用内装パネルであって、
光透過性を有する板状の第1の部材と、
前記意匠面から見て前記第1の部材の裏側に位置する第2の部材と、
前記第1の部材と前記第2の部材の間の空間に側方から光を照射する複数の発光素子と、
を備え、
前記複数の発光素子において、少なくとも一部の出力変更のタイミングが独立して制御され、
前記第1の部材の前記空間の側の面である第1の面と前記第2の部材の前記空間の側の面である第2の面の少なくともいずれか一方に凹凸が設けられ、
前記複数の発光素子から発せられる光が前記凹凸で反射又は屈折して前記意匠面に到達することにより、前記凹凸の形状に応じた前記模様が投影される、
車両用内装パネル。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記複数の発光素子が、異なる方向から前記空間に光を照射する複数の発光素子群を構成する、
請求項1に記載の車両用内装パネル。
【請求項3】
前記複数の発光素子の各々が、点灯時と消灯時にそれぞれフェードインとフェードアウトする、
請求項1又は2に記載の車両用内装パネル。
【請求項4】
前記第1の面と前記第2の面の両方に凹凸が設けられた、
請求項1又は2に記載の車両用内装パネル。
【請求項5】
前記第2の部材の前記空間の側の面に設けられた凹凸が、前記第1の部材の前記空間の側の面に設けられた凹凸よりも粗い、
請求項4に記載の車両用内装パネル。
【請求項6】
前記複数の発光素子が、前記車両用内装パネルの厚さ方向の位置が異なる複数の発光素子群を含む、
請求項1又は2に記載の車両用内装パネル。
【請求項7】
前記空間に配置された導光板と、
前記複数の発光素子よりも前記第1の部材に近い位置に、前記導光板の側面に対向して配置され、前記導光板の側面に光を照射する第2の発光素子と、
を備え、
前記第1の面と前記第2の面のうち、前記第2の面にのみ凹凸が設けられた、
請求項1又は2に記載の車両用内装パネル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用内装パネルに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、光透過性の基材の上に光透過性加飾フィルムが設けられた成形品と、基材の下側に配置された光源を備え、基材の下面に凹凸が設けられた照明表示装置が知られている(特許文献1を参照)。
【0003】
この特許文献1に記載の照明表示装置においては、光源からの光は基材の凹凸表面に入射したときに進行方向が変わり、その後、基材及び光透過性加飾フィルムを透過する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-84821号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1によれば、基材に入射する光の進行方向が変わるため、例えば成形品を観察する角度によって明度、意匠などが変化する視覚的効果を得ることができる、とされているが、この基材の凹凸による視覚的効果は表現の幅を大きく増加させるものではない。
【0006】
本発明の目的は、内部に配置された光源からの光を意匠面側に透過させて取り出す車両用内装パネルであって、意匠面に投影される模様により幅広い表現を行うことができる車両用内装パネルを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、上記目的を達成するために、下記の車両用内装パネルを提供する。
【0008】
[1]意匠面に内側から模様を投影することができる車両用内装パネルであって、光透過性を有する板状の第1の部材と、前記意匠面から見て前記第1の部材の裏側に位置する第2の部材と、前記第1の部材と前記第2の部材の間の空間に側方から光を照射する複数の発光素子と、を備え、前記複数の発光素子において、少なくとも一部の出力変更のタイミングが独立して制御され、前記第1の部材の前記空間の側の面である第1の面と前記第2の部材の前記空間の側の面である第2の面の少なくともいずれか一方に凹凸が設けられ、前記複数の発光素子から発せられる光が前記凹凸で反射又は屈折して前記意匠面に到達することにより、前記凹凸の形状に応じた前記模様が投影される、車両用内装パネル。
[2]前記複数の発光素子が、異なる方向から前記空間に光を照射する複数の発光素子群を構成する、上記[1]に記載の車両用内装パネル。
[3]前記複数の発光素子の各々が、点灯時と消灯時にそれぞれフェードインとフェードアウトする、上記[1]又は[2]に記載の車両用内装パネル。
[4]前記第1の面と前記第2の面の両方に凹凸が設けられた、上記[1]又は[2]に記載の車両用内装パネル。
[5]前記第2の部材の前記空間の側の面に設けられた凹凸が、前記第1の部材の前記空間の側の面に設けられた凹凸よりも粗い、上記[4]に記載の車両用内装パネル。
[6]前記複数の発光素子が、前記車両用内装パネルの厚さ方向の位置が異なる複数の発光素子群を含む、上記[1]又は[2]に記載の車両用内装パネル。
[7]前記空間に配置された導光板と、前記複数の発光素子よりも前記第1の部材に近い位置に、前記導光板の側面に対向して配置され、前記導光板の側面に光を照射する第2の発光素子と、を備え、前記第1の面と前記第2の面のうち、前記第2の面にのみ凹凸が設けられた、上記[1]又は[2]に記載の車両用内装パネル。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、内部に配置された光源からの光を意匠面側に透過させて取り出す車両用内装パネルであって、意匠面に投影される模様により幅広い表現を行うことができる車両用内装パネルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1(a)、(b)は、それぞれ本発明の第1の実施の形態に係る車両用内装パネルの垂直断面図と上面図である。
図2(a)、(b)は、それぞれ本発明の第1の実施の形態に係る車両用内装パネルの他の形態の断面図と上面図である。
図3(a)、(b)は、図2(a)に示される車両用内装パネルにおける第2の部材の凹凸で反射した光の場所ごとの強弱を示す模式図である。
図4は、本発明の第1の実施の形態に係る車両用内装パネルが搭載される車両の内装の一例を示す図である。
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る車両用内装パネルの垂直断面図である。
図6は、本発明の第3の実施の形態に係る車両用内装パネルの垂直断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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