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公開番号
2025058767
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023168907
出願日
2023-09-28
発明の名称
シートクッションエアバッグおよびシートクッションエアバッグ装置
出願人
豊田合成株式会社
代理人
弁理士法人 共立特許事務所
主分類
B60N
2/427 20060101AFI20250402BHJP(車両一般)
要約
【課題】衝撃発生とシートクッションエアバッグの上方変形とのタイムラグを低減し、かつ、肩部ストラップにより乗員の上半身を安定的に拘束し得るシートクッションエアバッグ、および当該シートクッションエアバッグを含むシートクッションエアバッグ装置を提供すること。
【解決手段】
膨張流体発生源10に接続され、内部に膨張流体が供給されて展開膨張するシートクッションエアバッグ11であって、
車両用の座席90の座部91において、座面93よりも下方でありかつ前記座部91の前後方向における中央部と前端部との間の領域に配置され、
展開膨張時において、
頂部11tと底部11bとの間に側部11sを有し、
前記側部11sのうち少なくとも対向する2つの領域に、上下方向に延びる立壁20を有する、シートクッションエアバッグ11。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
膨張流体発生源に接続され、内部に膨張流体が供給されて展開膨張するシートクッションエアバッグであって、
車両用の座席の座部において、座面よりも下方でありかつ前記座部の前後方向における中央部と前端部との間の領域に配置され、
展開膨張時において、
頂部と底部との間に側部を有し、
前記側部のうち少なくとも対向する2つの領域に、上下方向に延びる立壁を有する、シートクッションエアバッグ。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
長手方向が前記座部の幅方向に沿う、請求項1に記載のシートクッションエアバッグ。
【請求項3】
前記頂部は長手方向の両端部分に隆起部を有し、
前記隆起部は、展開膨張時において、長手方向における中央部分よりも上方向に高い位置にある、請求項2に記載のシートクッションエアバッグ。
【請求項4】
前記立壁は、前記頂部および前記底部とは別体成形され前記頂部および前記底部に一体化されたマチ状をなす、請求項1または請求項2に記載のシートクッションエアバッグ。
【請求項5】
展開膨張前の平常状態において、前記立壁は折り返されている、請求項4に記載のシートクッションエアバッグ。
【請求項6】
前記頂部と前記底部とを繋ぐテザーを有する、請求項1または請求項2に記載のシートクッションエアバッグ。
【請求項7】
前記立壁同士を繋ぐテザーを有する、請求項1または請求項2に記載のシートクッションエアバッグ。
【請求項8】
膨張流体発生源と、
前記膨張流体発生源に接続され、内部に膨張流体が供給されて展開膨張するシートクッションエアバッグと、を具備するシートクッションエアバッグ装置であって、
前記シートクッションエアバッグは、
車両用の座席の座部において、座面よりも下方でありかつ前記座部の前後方向における中央部と前端部との間の領域に配置され、
展開膨張時において、
頂部と底部との間に側部を有し、
前記側部のうち少なくとも対向する2つの領域に、上下方向に延びる立壁を有する、シートクッションエアバッグ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シートクッションエアバッグおよび当該シートクッションエアバッグを具備するシートクッションエアバッグ装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
車両の衝突時等の衝撃発生時に、乗員が座席の座面から前側下方に滑り落ちる現象(所謂サブマリン現象)が生じることが知られている。
本明細書でいう前側、前方等とは、座席の座部に着座した乗員の身体を基準とした前後方向における前側、前方等を意味する。同様に、後側、後方等についても座席の座部に着座した乗員の身体を基準とした前後方向における後側、後方等を意味する。また本明細書において、後述する幅方向とは、水平かつ当該前後方向に直交する方向を意味する。
【0003】
上記のサブマリン現象は、車両に対して前方からの衝撃が加わったときに、乗員の腰部が前方に移動して、シートベルトのうち乗員の腰部を拘束するための腰部ストラップ(腰ベルト、ラップストラップとも称される)を下側から潜り抜けることに因ると考えられている。
【0004】
上記のサブマリン現象の発生を抑制するために、座席における座面よりも下側、より具体的には座部の内部に、シートクッションエアバッグと称されるエアバッグを設ける技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
特許文献1に紹介されている技術によると、衝撃発生時にシートクッションエアバッグを展開膨張させることで座席の座面を上昇させる。シートクッションエアバッグは乗員の座骨から大腿部に亘る領域の下方で展開膨張すると考えられ、これに因り、前方に向けた乗員の腰部の移動量が低減すると考えられる。また、座面が上昇することで、乗員の腰部もまた上昇する。このため、乗員の腰部は腰部ストラップを下側から潜り抜け難くなり、乗員はシートベルトにより座席に信頼性高く拘束される。これにより、上記したサブマリン現象が生じ難くなると考えられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2018-188123号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記したように、特許文献1に紹介されているシートクッションエアバッグは衝撃発生時に展開膨張する。この展開膨張時において、当該シートクッションエアバッグは乗員の腰部の下方から当該腰部を上昇させ、その結果、乗員の上半身もまた上昇すると考えられる。
【0008】
ここで、シートクッションエアバッグおよび座部の上方には乗員が着座し、当該座部には乗員に因る下向きの荷重が作用する。このため座部は、シートクッションエアバッグの展開膨張直後においては、乗員が妨げになり、上方には変形し難い。つまり座部は、シートクッションエアバッグの展開膨張直後には、先ず変形し易い下方に向けて変形し、その後上方に向けて変形する。
【0009】
したがって、この種のシートクッションエアバッグが乗員の腰部を上昇させるタイミングは、衝撃が発生した時点からやや遅れる傾向にある。
【0010】
肩部ストラップによる乗員の上半身の拘束をより安定的に行うためには、シートクッションエアバッグが乗員の腰部を上昇させるタイミングを、衝撃が発生した時点になるべく近づけるのが好適である。
(【0011】以降は省略されています)
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