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公開番号
2025042568
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-27
出願番号
2023207069
出願日
2023-12-07
発明の名称
電力変換装置
出願人
株式会社豊田自動織機
,
国立大学法人長岡技術科学大学
代理人
個人
,
個人
主分類
H02M
7/12 20060101AFI20250319BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】要求する電圧の異なる複数の装置に対して電力を供給すること。
【解決手段】電力変換装置20は、外部電源PSから入力された電力の電力変換を行う第1コンバータ30を備える。第1コンバータ30は、フライングキャパシタ33を備える。電力変換装置20は、フライングキャパシタ33の両端電圧を入力電圧として電力変換を行う第2コンバータ50を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
外部電源が電気的に接続される2つの入力端と、
前記2つの入力端を介して前記外部電源から入力された電力の電力変換を行う第1コンバータと、
前記第1コンバータによって電力変換された電力が出力される2つの第1出力端と、を備える電力変換装置であって、
前記第1コンバータは、
第1スイッチング素子、第2スイッチング素子、第3スイッチング素子、及び第4スイッチング素子の順に各スイッチング素子を互いに直列接続したスイッチング回路と、
前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との接続点と前記第3スイッチング素子と前記第4スイッチング素子との接続点とを電気的に接続するフライングキャパシタと、
リアクトルと、を備え、
前記2つの第1出力端の一方は、前記スイッチング回路の一方端に第1出力線を介して電気的に接続され、
前記2つの第1出力端の他方は、前記スイッチング回路の他方端に第2出力線を介して電気的に接続され、
前記2つの入力端の一方は、前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子との接続点に第1入力線を介して電気的に接続され、
前記2つの入力端の他方は、前記2つの第1出力端の一方に第2入力線を介して電気的に接続され、
前記リアクトルは、前記第1入力線及び前記第2入力線の少なくとも1つに設けられ、
前記電力変換装置は、
前記フライングキャパシタの両端電圧を入力電圧として電力変換を行う第2コンバータと、
前記フライングキャパシタの両端に電気的に接続される2つの第2コンバータ用入力端と、
前記第2コンバータによって電力変換された電力が出力される2つの第2出力端と、を備え、
前記第2コンバータは、
前記2つの第2コンバータ用入力端を介して入力された電力を第2コンバータ用スイッチング素子のスイッチング動作によって交流電力に変換して出力する1次側回路と、
交流電力を直流電力に変換して前記2つの第2出力端に出力する2次側回路と、を備え、
前記第2コンバータは、前記1次側回路と前記2次側回路とが電気的に絶縁された絶縁型のDC/DCコンバータである、電力変換装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第2コンバータは、
それぞれの一端が前記1次側回路に接続され、それぞれの他端が前記2次側回路に接続される第1接続線及び第2接続線と、
前記第1接続線に設けられた第1コンデンサと、
前記第2接続線に設けられた第2コンデンサと、を備える、請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項3】
前記2次側回路は、
互いに直列接続される第1コイル及び第1ダイオードを有し、前記第1コイルと前記第1ダイオードとの接続点に前記第1接続線の前記他端が接続される第1レグと、
互いに直列接続される第2コイル及び第2ダイオードを有し、前記第2コイルと前記第2ダイオードとの接続点に前記第2接続線の前記他端が接続される第2レグと、
前記第1コイル及び前記第2コイルを前記2つの第2出力端のうち一方に接続する第1配線と、
前記第1ダイオード及び前記第2ダイオードを前記2つの第2出力端のうち他方に接続する第2配線と、を備え、
前記第1ダイオードと前記第2ダイオードはアノード端子を前記第2出力端の負側、カソード端子を前記第2出力端の正側になるように接続されている、請求項2に記載の電力変換装置。
【請求項4】
前記外部電源は、前記2つの入力端の一方である第1入力端に電気的に接続される第1端と、前記2つの入力端の他方である第2入力端に電気的に接続される第2端とを備える交流電源であり、
前記第1コンバータは、
前記第2入力線が前記第1出力線へ電気的に接続される正極線及び前記第2入力線が前記第2出力線へ電気的に接続される負極線と、
前記正極線に配置される第1素子と、
前記負極線に配置される第2素子と、を備え、
前記第1素子及び前記第2素子は、前記第1端が正の場合に前記第2素子から前記第2入力線に電流を流すとともに、前記第2端が正の場合に前記第2入力線から前記第1素子に電流を流すように構成される、請求項1に記載の電力変換装置。
【請求項5】
前記第1入力端と前記第2入力端はスイッチを介して接続され、
前記第1素子はスイッチング素子である、請求項4に記載の電力変換装置。
【請求項6】
前記電力変換装置は、車両に搭載されるものであり、
前記2つの第1出力端には高圧バッテリが電気的に接続され、
前記2つの第2出力端には低圧バッテリが電気的に接続される、請求項1~請求項5のうちいずれか一項に記載の電力変換装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電力変換装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示の電力変換装置は、車両に搭載される。車両は、高圧バッテリと、低圧バッテリと、を備える。電力変換装置は、外部電源から供給される電力を電力変換して高圧バッテリに出力する。これにより、高圧バッテリが充電される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-38682号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電力変換装置には、出力電圧の異なる複数の出力端を備えることが求められる場合がある。例えば、電力変換装置が要求電圧の異なる複数の装置に電力を供給する場合、それぞれの装置に対応して出力端を設けることが求められる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する電力変換装置は、外部電源が電気的に接続される2つの入力端と、前記2つの入力端を介して前記外部電源から入力された電力の電力変換を行う第1コンバータと、前記第1コンバータによって電力変換された電力が出力される2つの第1出力端と、を備える電力変換装置であって、前記第1コンバータは、第1スイッチング素子、第2スイッチング素子、第3スイッチング素子、及び第4スイッチング素子の順に各スイッチング素子を互いに直列接続したスイッチング回路と、前記第1スイッチング素子と前記第2スイッチング素子との接続点と前記第3スイッチング素子と前記第4スイッチング素子との接続点とを電気的に接続するフライングキャパシタと、リアクトルと、を備え、前記2つの第1出力端の一方は、前記スイッチング回路の一方端に第1出力線を介して電気的に接続され、前記2つの第1出力端の他方は、前記スイッチング回路の他方端に第2出力線を介して電気的に接続され、前記2つの入力端の一方は、前記第2スイッチング素子と前記第3スイッチング素子との接続点に第1入力線を介して電気的に接続され、前記2つの入力端の他方は、前記2つの第1出力端の一方に第2入力線を介して電気的に接続され、前記リアクトルは、前記第1入力線及び前記第2入力線の少なくとも1つに設けられ、前記電力変換装置は、前記フライングキャパシタの両端電圧を入力電圧として電力変換を行う第2コンバータと、前記フライングキャパシタの両端に電気的に接続される2つの第2コンバータ用入力端と、前記第2コンバータによって電力変換された電力が出力される2つの第2出力端と、を備え、前記第2コンバータは、前記2つの第2コンバータ用入力端を介して入力された電力を第2コンバータ用スイッチング素子のスイッチング動作によって交流電力に変換して出力する1次側回路と、交流電力を直流電力に変換して前記2つの第2出力端に出力する2次側回路と、を備え、前記第2コンバータは、前記1次側回路と前記2次側回路とが電気的に絶縁された絶縁型のDC/DCコンバータである。
【0006】
第1コンバータは、外部電源から入力された電力の電力変換を行う。第2コンバータは、フライングキャパシタの両端電圧を入力電圧として電力変換を行う。これにより、第1出力端と第2出力端から異なる値の電圧を出力することができる。要求する電圧の異なる複数の装置に対して電力変換装置で電力を供給することができる。
【0007】
上記電力変換装置について、前記第2コンバータは、それぞれの一端が前記1次側回路に接続され、それぞれの他端が前記2次側回路に接続される第1接続線及び第2接続線と、前記第1接続線に設けられた第1コンデンサと、前記第2接続線に設けられた第2コンデンサと、を備えていてもよい。
【0008】
上記電力変換装置について、前記2次側回路は、互いに直列接続される第1コイル及び第1ダイオードを有し、前記第1コイルと前記第1ダイオードとの接続点に前記第1接続線の前記他端が接続される第1レグと、互いに直列接続される第2コイル及び第2ダイオードを有し、前記第2コイルと前記第2ダイオードとの接続点に前記第2接続線の前記他端が接続される第2レグと、前記第1コイル及び前記第2コイルを前記2つの第2出力端のうち一方に接続する第1配線と、前記第1ダイオード及び前記第2ダイオードを前記2つの第2出力端のうち他方に接続する第2配線と、を備え、前記第1ダイオードと前記第2ダイオードはアノード端子を前記第2出力端の負側、カソード端子を前記第2出力端の正側になるように接続されていてもよい。
【0009】
上記電力変換装置について、前記外部電源は、前記2つの入力端の一方である第1入力端に電気的に接続される第1端と、前記2つの入力端の他方である第2入力端に電気的に接続される第2端とを備える交流電源であり、前記第1コンバータは、前記第2入力線が前記第1出力線へ電気的に接続される正極線及び前記第2入力線が前記第2出力線へ電気的に接続される負極線と、前記正極線に配置される第1素子と、前記負極線に配置される第2素子と、を備え、前記第1素子及び前記第2素子は、前記第1端が正の場合に前記第2素子から前記第2入力線に電流を流すとともに、前記第2端が正の場合に前記第2入力線から前記第1素子に電流を流すように構成されていてもよい。
【0010】
上記電力変換装置について、前記第1入力端と前記第2入力端はスイッチを介して接続され、前記第1素子はスイッチング素子であってもよい。
上記電力変換装置について、前記電力変換装置は、車両に搭載されるものであり、前記2つの第1出力端には高圧バッテリが電気的に接続され、前記2つの第2出力端には低圧バッテリが電気的に接続されてもよい。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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