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公開番号2025043034
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-28
出願番号2023150321
出願日2023-09-15
発明の名称携帯情報端末拡張装置
出願人HTL株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250321BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】 より安定的な電力供給を受けることができる携帯情報端末拡張装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、携帯情報端末拡張装置に関する。携帯情報端末接続インタフェースと、第1の電源に接続する第1の電源インタフェースと、第2の電源に接続する第2の電源インタフェースと、1又は複数の出力デバイスと、1又は複数のユーザインタフェースデバイスと、いずれかの外部電源を切り替えて電源供給を受ける入力電源切替手段と、バッテリーと、外部電力又は充電電力のいずれかの出力電力を切り替えて出力する出力電源切替手段と、電力分配手段と、外部電源の接続状態を利用して、入力電源切替手段の切替状態と出力電源切替手段の切替状態の切替パターンを決定する電力制御処理手段とを有することを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
携帯情報端末に接続する携帯情報端末接続インタフェースと、
第1の外部電源に接続する第1の電源インタフェースと、
第2の外部電源に接続する第2の電源インタフェースと、
前記携帯情報端末から供給される信号に基づいて出力する1又は複数の出力デバイスと、
ユーザからの操作入力を受け付けて受け付けた操作入力に応じた操作信号を前記携帯情報端末に供給する1又は複数のユーザインタフェースデバイスと、
前記第1の外部電源又は前記第2の外部電源のいずれかを切り替えて電源供給を受ける入力電源切替手段と、
前記入力電源切替手段が供給を受けた外部電力を充電し、充電した充電電力を放電可能なバッテリーと、
前記外部電力又は前記充電電力のいずれかの出力電力を切り替えて出力する出力電源切替手段と、
前記出力電力を自装置内で分配する電力分配手段と、
少なくとも前記第1の外部電源との接続状態及び前記第2の外部電源との接続状態を利用して、前記入力電源切替手段の切替状態と、前記出力電源切替手段の切替状態の切替パターンを決定し、決定した切替パターンに従って前記入力電源切替手段と前記出力電源切替手段の切替状態を制御する電力制御処理手段と
を有することを特徴とする携帯情報端末拡張装置。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記第2の電源は、太陽電池であることを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末拡張装置。
【請求項3】
前記電力制御処理手段は、前記第2の電源から供給される電力の電力値も利用して、前記入力電源切替手段の切替状態と、前記出力電源切替手段の切替状態の切替パターンを決定することを特徴とする請求項2に記載の携帯情報端末拡張装置。
【請求項4】
前記電力制御処理手段は、前記第2の電源から供給される電力を優先的に消費するように前記切替パターンを決定することを特徴とする請求項3に記載の携帯情報端末拡張装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、スマートホン等の携帯情報端末の入出力インタフェースをパーソナルコンピュータ並に拡張する装置(以下、「携帯情報端末拡張装置」と呼ぶ)に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、スマートホン等の携帯情報端末の入出力インタフェースをパーソナルコンピュータ並に拡張するために、携帯情報端末に関する種々の信号変換や電力変換を行うための手段(以下、単に「変換手段」とも呼ぶ)が必要となる。従来の変換手段としては、例えば、特許文献1に記載された電子機器が存在する。
【0003】
特許文献1に記載された電子機器では、バッテリーを内蔵しており、接続ポート(電源ポート/データ通信ポート)としてUSB-Cポート、USB-Aポート及び直流電源ポート等の複数種類のポートを備えている。そして、特許文献1に記載された電子機器では、内蔵バッテリー充電インタフェースの切替及び種々のデータ通信を同時に実現している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特表2019-519186号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された電子機器では、ディスプレイ、キーボード、タッチパッド等のデバイスを別途接続しなければ、パーソナルコンピュータ並の入出力インタフェースまで拡張する携帯情報端末拡張装置とはなり得ないため、利便性の点で問題がある。特に、特許文献1に記載された電子機器では、USBポートの仕様上Android(登録商標)のスマートホンのみにしか接続できない等の接続の柔軟性の点でも問題がある。
【0006】
また、特許文献1に記載された電子機器では、安定的に電力供給可能な電源を利用することが前提となっているが、設置場所によっては、商用電源が存在しない場合や安定的に電力供給を受けられない場合もあり得る。
【0007】
以上のような問題に鑑みて、より安定的な電力供給を受けることができる携帯情報端末拡張装置が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
かかる課題を解決する本発明の携帯情報端末拡張装置は、携帯情報端末に接続する携帯情報端末接続インタフェースと、第1の外部電源に接続する第1の電源インタフェースと、第2の外部電源に接続する第2の電源インタフェースと、前記携帯情報端末から供給される信号に基づいて出力する1又は複数の出力デバイスと、ユーザからの操作入力を受け付けて受け付けた操作入力に応じた操作信号を前記携帯情報端末に供給する1又は複数のユーザインタフェースデバイスと、前記第1の外部電源又は前記第2の外部電源のいずれかを切り替えて電源供給を受ける入力電源切替手段と、前記入力電源切替手段が供給を受けた外部電力を充電し、充電した充電電力を放電可能なバッテリーと、前記外部電力又は前記充電電力のいずれかの出力電力を切り替えて出力する出力電源切替手段と、前記出力電力を自装置内で分配する電力分配手段と、少なくとも前記第1の外部電源との接続状態及び前記第2の外部電源との接続状態を利用して、前記入力電源切替手段の切替状態と、前記出力電源切替手段の切替状態の切替パターンを決定し、決定した切替パターンに従って前記入力電源切替手段と前記出力電源切替手段の切替状態を制御する電力制御処理手段とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、利便性が高く且つ柔軟な接続に対応することができる携帯情報端末拡張装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る各装置の接続構成について示した図(実施形態に係る携帯情報端末拡張装置の斜視図を含む)である。
実施形態に係る携帯情報端末拡張装置の側面図(右側面図及び左側面図)である。
実施形態に係る携帯情報端末拡張装置における、信号処理の機能的構成について示したブロック図である。
実施形態に係る携帯情報端末拡張装置における、電力制御の機能的構成について示したブロック図である。
実施形態に係る電源制御処理部による、電源切替制御処理の切替パターンの例について示した図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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