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公開番号
2025041377
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-26
出願番号
2023148633
出願日
2023-09-13
発明の名称
天然温泉濃縮液
出願人
ストレスフリー株式会社
代理人
弁理士法人白坂
主分類
C02F
1/68 20230101AFI20250318BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】動物や植物等の生体にとって必須の微量元素である金属元素からなるミネラルを生体にとって必要な量を摂取することができ、可能吸収率の高いミネラルを液体として提供する。温泉に含まれる成分を電気分解して温泉中の水素イオン濃度を自由に調整すること提供する。
【解決手段】天然温泉水を電気分解し強酸及び強アルカリ処理した液体と、ミネラル、植物成分を含有する鉱物とを攪拌することで得られる含金属溶液であって、含金属溶液中に無機物を含みこれらを酸化する特性を有することを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
天然温泉水を電気分解し強酸及び強アルカリ処理した液体と、ミネラル成分を含有する鉱物とを攪拌することで得られる含金属溶液であって、前記含金属溶液中に有機物並びに無機物を含みこれらを酸化する特性を有することを特徴とする天然温泉濃縮液。
続きを表示(約 530 文字)
【請求項2】
前記含金属溶液の主要成分として1~20mg/Lの鉄、1~10mg/Lのマグネシウム、及び1~10mg/Lのカリウムを含有し、その比重は1.1~1.5であり、pHは0.1~2.0である請求項1に記載の天然温泉濃縮液。
【請求項3】
前記含金属溶液の金属成分として、鉄、マグネシウム、及びカリウムを含み、
更に、リン、チタン、カルシウム、マンガン、ナトリウム、シリコン、コバルト、リチウム、銅、ニッケル、亜鉛、及びバリウムを含み、
かつ、実質的にヒ素、鉛、水銀、クロムを含まない請求項1に記載の天然温泉濃縮液。
【請求項4】
請求項1に記載の天然温泉濃縮液を含有することを特徴とするウイルス不活化剤。
【請求項5】
請求項1に記載の天然温泉濃縮液を含有することを特徴とする細菌増殖抑制剤。
【請求項6】
請求項1に記載の天然温泉濃縮液を含有することを特徴とする液肥。
【請求項7】
請求項1に記載の天然温泉濃縮液を含有することを特徴とする飲料。
【請求項8】
請求項1に記載の天然温泉濃縮液を含有することを特徴とする入浴剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、天然温泉を電解処理することにより一方の電極側に強酸性化した液を生成しまた他方の電極側に強アルカリ化した液を生成することにより、温泉成分含有鉱石を電気分解した天然温泉に添加し、温泉含有成分である各種化合物を助剤に、鉱石中の金属イオンを天然温泉中に水溶化することにより、温泉成分の増強による温浴効果、体内組織中のミネラル栄養素の補給、天然温泉中の細菌の除菌、殺菌、脱臭、消臭、湯温が低い状態での温浴効果による睡眠導入、調味料として様々な食品へ添加することによる味の改善や栄養補給を行う天然温泉濃縮液に関する。また、風呂のpHをアルカリ性または酸性に自由に変更することにより種々の泉質を生成し、一人一人に合った水や湯を生成、天然温泉の保存性、輸送性を劇的に高めることにより、その資源価値の向上を図り天然資源活用を促すための天然温泉濃縮液に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
天然鉱物中には、カルシウム、ケイ素、マグネシウム、鉄等の主要金属を始め微量金属に至るまでの種々の金属元素がミネラルとして多く含まれており、これらのミネラルは、一般に、動物、植物等の生体にとって必須の微量元素である。
【0003】
従来、これらの金属元素は、一般に天然温泉、金属、塩の形態により提供されている。しかしながら、実際に生体にとって必要な量をこれらから摂取することは難しい。また、現実に摂取したとしても、生体にとって吸収されやすい状態になるとは限らず、その可能吸収率は低かった。
【0004】
植物の根から分泌される酸は、主に酸性土壌でのアルミニウムと錯体(キレート)を形成する。このため、根は障害を免れて栄養素を吸収することができ、また、その吸収量は根から放出される有機酸の量、土壌の腐植酸の含有量に左右される。
【0005】
天然温泉中に含まれる温泉成分である金属イオン(ミネラル)は相対的に強酸性の温泉に多く含まれる傾向がある。
【0006】
温泉の成分の大半は水(湯)で構成されるため、輸送及び保管費用が高く、資源としての価値が限定される要因となっていた。現状の温泉成分の楽しみ方は入浴剤、湯の花等の温泉の気分を味わう目的として満たされていた。
【0007】
しかし、有効成分である鉱物由来のミネラルは非水溶性のため溶存せず効能は限定的であった。また温泉の泉質を特徴づける一つであるpH(水素イオン指数)は地域ごとに特性を有し、同時に酸性とアルカリ性の温泉を交互に入浴することは不可能であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特許第3872501号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
発明者は、天然温泉に含有する有効成分であるミネラルを増強すべく鋭意研究を重ねた結果、わが国の天然温泉中に含まれるミネラルが強酸性の源泉に多く含まれる傾向がある点、そして植物の根が発する有機酸(根酸)が土壌主に個体として存在している鉱物性ミネラルを水溶化し吸収を促すことに着目し、温泉成分に含有する塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム等を助剤として電気分解を促すことにより強酸性温泉水及び強アルカリ水を作り、その中にミネラル成分を含んだ土壌・鉱石を投入し水溶化させることでその濃度を飛躍的に増強することに成功した。
【0010】
また、同様の手法で泉質の決定要素であるpH(水素イオン指数)を調整することにより、同時にアルカリ性と酸性の温泉を使い分けるなどの新しい湯治法が可能となった。
(【0011】以降は省略されています)
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