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公開番号
2025041249
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-26
出願番号
2023148431
出願日
2023-09-13
発明の名称
レジスト組成物、レジストパターン形成方法
出願人
東京応化工業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
G03F
7/039 20060101AFI20250318BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】ラフネス低減性が良好なレジストパターンを形成し得る、レジスト組成物および該レジスト組成物を用いたレジストパターン形成方法を提供する。
【解決手段】露光により酸を発生し、かつ、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化するレジスト組成物であって、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する基材成分(A)と、酸拡散制御成分(D)とを含有し、前記基材成分(A)は、重量平均分子量30,000以上の高分子化合物(A1)を含み、前記高分子化合物(A1)は、明細書中に記載の一般式(a-1)で表される構成単位(a1)と一般式(a-2)で表される構成単位(a2)とを有し、前記酸拡散制御成分(D)は、明細書中に記載の一般式(d1-1)で表される化合物、及び明細書中に記載の一般式(d1-2)で表される化合物からなる群より選択される1種以上の化合物(D1)とを含有する、レジスト組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
露光により酸を発生し、かつ、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化するレジスト組成物であって、
酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する基材成分(A)と、酸拡散制御成分(D)とを含有し、
前記基材成分(A)は、重量平均分子量30,000以上の高分子化合物(A1)を含み、前記高分子化合物(A1)は、下記一般式(a-1)で表される構成単位(a1)と一般式(a-2)で表される構成単位(a2)とを有し、
前記酸拡散制御成分(D)は、下記一般式(d1-1)で表される化合物、及び下記一般式(d1-2)で表される化合物からなる群より選択される1種以上の化合物(D1)とを含有する、レジスト組成物。
TIFF
2025041249000085.tif
72
166
(a-1)
〔一般式(a-1)中、R
01
は、水素原子、炭素原子数1~5のアルキル基又は炭素原子数1~5のハロゲン化アルキル基である。Va
01
は、エーテル結合を有していてもよい2価の炭化水素基である。n
a01
は、0~2の整数である。Ra
01
は酸解離性基である。〕
TIFF
2025041249000086.tif
73
166
(a-2)
〔一般式(a-2)中、R
02
は、水素原子、炭素原子数1~5のアルキル基又は炭素原子数1~5のハロゲン化アルキル基である。Va
02
は、エーテル結合を有していてもよい2価の炭化水素基である。n
a02
は、0~2の整数である。Ra
02
は、ラクトン含有環式基、-SO
2
-含有環式基、又はカーボネート含有環式基である。〕
TIFF
2025041249000087.tif
41
166
〔一般式(d1-1)及び一般式(d1-2)中、Rd
1
及びRd
2
は、それぞれ独立に、置換基を有していてもよい環式基、置換基を有していてもよい鎖状のアルキル基、又は置換基を有していてもよい鎖状のアルケニル基である。但し、式(d1-2)中のRd
2
における、S原子に隣接する炭素原子にはフッ素原子は結合していないものとする。mは1以上の整数であって、M
m+
はそれぞれ独立にm価の有機カチオンである。〕
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
さらに、露光により酸を発生する酸発生剤成分(B)(但し、前記化合物(D1)を除く)を含有する、請求項1に記載のレジスト組成物。
【請求項3】
前記酸発生剤成分(B)は、下記一般式(b-01)で表される化合物(B1)を含む、請求項2に記載のレジスト組成物。
TIFF
2025041249000088.tif
40
166
(b-01)
〔一般式(b-01)中、R
a
~R
c
は、それぞれ独立に、少なくとも部分的にフッ素化された、アルキル基若しくはシクロアルキル基を表し、又は、R
a
~R
c
のうち少なくとも2つが結合し、フッ素化アルキレン基を形成してもよい。
mは、1以上の整数を表し、M
m+
はm価の有機カチオンを表す。〕
【請求項4】
前記酸発生剤成分(B)は、下記一般式(b-02)で表される化合物(B2)を含む、請求項2に記載のレジスト組成物。
TIFF
2025041249000089.tif
34
166
(b-02)
〔一般式(b-02)中、Rf
01
及びRf
02
は、それぞれ独立に、水素原子、フッ素原子またはフッ素化アルキル基を表し、Rf
01
、Rf
02
の少なくとも一方にフッ素原子を含む。
Xは、2価の連結基を表す。Yは、置換基を有していてもよい環式基を表す。
mは、1以上の整数を表し、M
m+
はm価の有機カチオンを表す。〕
【請求項5】
前記一般式(a-2)における前記Ra
02
は、下記式(a2-r-1)~(a2-r-7)又は(a5-r-1)~(a5-r-4)のいずれで表される置換基である、請求項1又は2に記載のレジスト組成物。
TIFF
2025041249000090.tif
43
166
TIFF
2025041249000091.tif
33
166
[式(a2-r-1)~(a2-r-7)中、Ra’
21
はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ハロゲン化アルキル基、水酸基、-COOR”、-OC(=O)R”、ヒドロキシアルキル基またはシアノ基であり;R”は水素原子、アルキル基、ラクトン含有環式基、カーボネート含有環式基、又は-SO
2
-含有環式基であり;A”は酸素原子(-O-)もしくは硫黄原子(-S-)を含んでいてもよい炭素原子数1~5のアルキレン基、酸素原子または硫黄原子であり、n’は0~2の整数であり、m’は0または1である。*は結合手を示す。]
TIFF
2025041249000092.tif
41
166
[式(a5-r-1)~(a5-r-4)中、Ra’
51
はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、アルコキシ基、ハロゲン原子、ハロゲン化アルキル基、水酸基、-COOR”、-OC(=O)R”、ヒドロキシアルキル基またはシアノ基であり;R”は水素原子、アルキル基、ラクトン含有環式基、カーボネート含有環式基、又は-SO
2
-含有環式基であり;A”は酸素原子もしくは硫黄原子を含んでいてもよい炭素原子数1~5のアルキレン基、酸素原子または硫黄原子であり、n’は0~2の整数である。*は結合手を示す。]
【請求項6】
支持体上に、請求項1又は2に記載のレジスト組成物を用いてレジスト膜を形成する工程、前記レジスト膜を露光する工程、および前記レジスト膜を現像してレジストパターンを形成する工程を含む、レジストパターン形成方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レジスト組成物、レジストパターン形成方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
リソグラフィー技術においては、例えば基板の上にレジスト材料からなるレジスト膜を形成し、該レジスト膜に対して選択的露光を行い、現像処理を施すことにより、前記レジスト膜に所定形状のレジストパターンを形成する工程が行われる。レジスト膜の露光部が現像液に溶解する特性に変化するレジスト材料をポジ型、露光部が現像液に溶解しない特性に変化するレジスト材料をネガ型という。
【0003】
近年、半導体素子や液晶表示素子の製造においては、リソグラフィー技術の進歩により急速にパターンの微細化が進んでいる。
微細化の手法としては、一般に、露光光源の短波長化(高エネルギー化)が行われている。具体的には、従来は、g線、i線に代表される紫外線が用いられていたが、現在では、KrFエキシマレーザーや、ArFエキシマレーザーを用いた半導体素子の量産が開始されている。また、これらエキシマレーザーより短波長(高エネルギー)のEUV(極紫外線)や、EB(電子線)、X線などについても検討が行われている。
【0004】
レジスト材料には、これらの露光光源に対する感度、微細な寸法のパターンを再現できる解像性等のリソグラフィー特性が求められる。
このような要求を満たすレジスト材料として、従来、露光により酸を発生する酸発生剤成分と、酸の作用により現像液に対する溶解性が変化する基材成分と、を含有する化学増幅型レジスト組成物が用いられている。
【0005】
化学増幅型レジスト組成物において基材成分として使用されるベース樹脂は、一般的に、リソグラフィー特性等の向上のために、複数の構成単位を有している。
例えば、特許文献1では、高感度化が図れ、かつ、リソグラフィー特性に優れ、良好な形状のレジストパターンを形成できるレジスト組成物およびレジストパターン形成方方法が検討されている。そして、特許文献1では、特定構造の構成単位を複数有する高分子化合物を採用し、酸に対する解離性能を向上させるレジスト組成物等が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-098250号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
リソグラフィー技術のさらなる進歩、レジストパターンの微細化がますます進むなか、レジスト組成物には、微細なパターンを良好な形状で形成できる技術が求められる。
しかしながら、従来の技術においては、レジストパターン形成におけるラフネスの低減性が必ずしも十分でなく、より高いレベルでのラフネスの低減性が必要である。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、ラフネスの低減性が良好なレジストパターンを形成し得る、レジスト組成物、該レジスト組成物を用いたレジストパターン形成方法およびレジスト組成物に有用な塩を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者等は、上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、以下の構成により、ラフネスの低減性を実現したレジストパターンを形成し得るレジスト組成物、該レジスト組成物を用いたレジストパターン形成方法が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
すなわち、本発明は以下の通りである。
(【0011】以降は省略されています)
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