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公開番号
2025039848
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-21
出願番号
2025005683,2023145755
出願日
2025-01-15,2023-09-08
発明の名称
認知症及び/又はうつ病推定AIシステム並びに教師データ作成方法
出願人
株式会社エフアンドエフ
代理人
個人
主分類
G16H
50/50 20180101AFI20250313BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約
【課題】病院以外の場所にて取得した情報に基づき、対象者の認知症及び/又はうつ病の程度を推定可能なAIを構築する。
【解決手段】認知症及び/又はうつ病の程度を推定するAIシステムにおける教師データ作成方法であって、AIの教師データとなる情報は、利用者が処方箋に応じた薬を受け取る場所、又は、利用者が使用する携帯端末のアプリケーションから取得可能であり、該教師データとして、少なくとも該利用者の顔写真と処方箋又は指示書又は、該利用者の認知症及び/又はうつ病を推定可能な情報と、を含む手段を採用する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
利用者の顔写真から認知症及び/又はうつ病の程度を推定するAIに用いられる教師データを作成するための方法であって、
認知症及び/又はうつ病の程度を推定するシステムにおいて、
AIの教師データとなる情報は、利用者が処方箋に応じた薬を受け取る場所、又は、該利用者が使用する携帯端末のアプリケーションから取得可能であり、
該教師データとして、少なくとも該利用者の顔写真と、処方箋、指示書又は、該利用者への質問により取得した該利用者の認知症及び/又はうつ病を推定可能な情報と、を含み、
該利用者の顔写真として無表情の顔写真又は笑顔の顔写真のいずれか1つ若しくは両方を用い、該顔写真から顔の特徴量を抽出して教師データの例題データとして生成し、
該特徴量は、少なくとも口角の下がり度、まぶたの下がり度、ほほの下がり度、眉の下がり度、開口度のいずれかを持ち、
該処方箋又は指示書に記載された薬の種類と量から認知症度及びうつ病度を推定して教師データの正解データとして用い、
機械学習を行うための該教師データを作成することを特徴とする教師データ作成方法。
続きを表示(約 920 文字)
【請求項2】
特定の認知症度及びうつ病度時に予想される前記特徴量を推定し、
推定された前記特徴量を前記例題データとし、その際、予想される前記認知症度及びうつ病度を前記正解データとし、機械学習を行うことを特徴とする請求項1に記載の教師データ作成方法。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の教師データ作成方法により作成された教師データを用いたAIシステムであって、
対象者の顔写真によって、該対象者の前記認知症度及びうつ病度を推定することを特徴とする認知症及び/又はうつ病推定AIシステム。
【請求項4】
薬局にて、前記対象者の顔写真を撮影し、それに対する前記AIシステムの結果に応じて、アドバイスを通知することを特徴とする請求項3に記載の認知症及び/又はうつ病推定AIシステム。
【請求項5】
前記対象者の顔写真を撮影し、それに対する前記AIシステムの結果に応じて、動画コンテンツに誘導することを特徴とする請求項3に記載の認知症及び/又はうつ病推定AIシステム。
【請求項6】
前記対象者の顔写真を撮影し、それに対する前記AIシステムの結果に応じて、専門の医療機関を紹介することを特徴とする請求項3に記載の認知症及び/又はうつ病推定AIシステム。
【請求項7】
前記対象者の顔写真を撮影し、それに対する前記AIシステムの結果に応じて、家族にアドバイスを通知することを特徴とする請求項3に記載の認知症及び/又はうつ病推定AIシステム。
【請求項8】
OTC医療品販売店にて、前記対象者の顔写真を撮影し、それに対する前記AIシステムの結果に応じて、アドバイスを通知することを特徴とする請求項3に記載の認知症及び/又はうつ病推定AIシステム。
【請求項9】
前記対象者が使用する携帯端末で撮影した、前記対象者の顔写真を、ネットワークを介して取得可能であり、取得した該顔写真に対する前記AIシステムの結果に応じて、アドバイスを通知することを特徴とする請求項3に記載の認知症及び/又はうつ病推定AIシステム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、病状判断のAIに関し、詳しくは、認知症及び/又はうつ病の推定を顔写真により行う技術に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
認知症及びうつ病については、早期発見、早期治療が重要である。症状を発見する方法の一つとして、対象者の顔写真をAIで判別し、認知症度、うつ病度を推定する方法がある。
しかし、一般的にこのようなシステムを構築するには、医療機関で管理する情報が必要であり、他の事業者が容易に行うことはできなかった。
そこで、病院以外の場所で得られる情報から、AIを用いて対象者の認知症やうつ病の程度を推定する方法が求められていた。
【0003】
このような問題に対して、従来からも様々な技術が提案されている。例えば、AIによる画像解析による医者の診断補助(特許文献1参照)が提案され、公知技術となっている。より詳しくは、被検体を撮像した画像データと、所見データと、被検体の生活習慣情報、食生活習慣情報とから成る教師データを用いて、画像データと被検体情報を入力し、所見データを出力するための機械学習を行い、このAIを用いて所見データを出力する装置である。
しかしながら、本先行技術のデータ取得は病院にて行われるため、他の事業者で対応できず、上記問題の解決には至っていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-108800号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑み、病院以外の場所にて取得した情報に基づき、対象者の認知症及び/又はうつ病の程度を推定可能なAIを構築することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明は、利用者の顔写真から認知症及び/又はうつ病の程度を推定するAIに用いられる教師データを作成するための方法であって、認知症及び/又はうつ病の程度を推定するシステムにおいて、AIの教師データとなる情報は、利用者が処方箋に応じた薬を受け取る場所、又は、該利用者が使用する携帯端末のアプリケーションから取得可能であり、該教師データとして、少なくとも該利用者の顔写真と、処方箋、指示書又は、該利用者への質問により取得した該利用者の認知症及び/又はうつ病を推定可能な情報と、を含み、該利用者の顔写真として無表情の顔写真又は笑顔の顔写真のいずれか1つ若しくは両方を用い、該顔写真から顔の特徴量を抽出して教師データの例題データとして生成し、該特徴量は、少なくとも口角の下がり度、まぶたの下がり度、ほほの下がり度、眉の下がり度、開口度のいずれかを持ち、該処方箋又は指示書に記載された薬の種類と量から認知症度及びうつ病度を推定して教師データの正解データとして用い、機械学習を行うための該教師データを作成する手段を採る。
【0007】
また、本発明は、特定の認知症度及びうつ病度時に予想される前記特徴量を推定し、推定された前記特徴量を前記例題データとし、その際、予想される前記認知症度及びうつ病度を前記正解データとし、機械学習を行う手段を採る。
【0008】
さらに、本発明は、前記教師データ作成方法により作成された教師データを用いた認知症及び/又はうつ病推定AIシステムであって、対象者の顔写真によって、該対象者の前記認知症度及びうつ病度を推定する手段を採る。
【0009】
またさらに、本発明は、薬局にて、前記対象者の顔写真を撮影し、それに対する前記AIシステムの結果に応じて、アドバイスを通知する手段を採る。
【0010】
さらにまた、本発明は、前記対象者の顔写真を撮影し、それに対する前記AIシステムの結果に応じて、動画コンテンツに誘導する手段を採る。
(【0011】以降は省略されています)
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