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公開番号
2025039482
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-21
出願番号
2023166513
出願日
2023-09-08
発明の名称
電気分解を利用した、排水の脱臭方法及び脱臭浄化装置。
出願人
株式会社リカバリー
代理人
主分類
C02F
1/461 20230101AFI20250313BHJP(水,廃水,下水または汚泥の処理)
要約
【課題】工場などから排出される悪臭原因物質から発生する悪臭により、近隣住民や作業員の健康が害されてきた。
その対策として、主として活性汚泥法による対策が取られてきた。
近年電気的方法として電気分解を用いた対策が取られているが、塩化物を加えることによる、次亜塩素酸を用いる方法が多くみられる。また、微酸性電解水と称される方法は、同じく微次亜塩素酸を用いたものである。
【解決手段】微生物による分解ではなく、また塩化物の添加やオゾン発生装置を用いず、食品工場などからの排水中に含まれる、メチルメルカプタン、硫化水素、硫化メチル、二硫化メチルなどの悪臭原因物質を、凝集剤を用いて固液分離した後、電気分解により得られた、微細な酸素気泡により直接酸化することにより無臭化並びに浄化する方法を示す。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
食品工場などからの排水中に含まれる、メチルメルカプタン、硫化水素、硫化メチル、二硫化メチルなどの悪臭原因物質を、凝集剤を用いて固液分離を行い、生じた廃液に電気分解により発生させた酸素を接触させることにより分解脱臭する、脱臭方法及び脱臭浄化装置。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
凝集反応による固液分離槽と電気分解槽が同一槽であり、電気分解により発生する微細気泡を用いて凝集物を浮上分離させる槽を持つ、請求項1の脱臭方法及び脱臭浄化装置。
【請求項3】
電気分解による微細気泡を発せさせる陽極と陰極の間隔を1.5mmから3mmとする請求項1及び請求項2の脱臭方法及び脱臭浄化装置
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、排水中のメチルメルカプタン、硫化水素、硫化メチル、二硫化メチルなどの悪臭原因物質の脱臭と浄化に関する。
続きを表示(約 790 文字)
【背景技術】
【0002】
排水中の有機化合物の低減方法としては、活性汚泥法等の生物分解処理方法、オゾン酸化による処理方法、電気分解により生成した次亜塩素酸を利用する方法など、各種の処理方法がある。
【0003】
特に一般的に行われている、生物分解処理法は、処理に必要な時間が長く、施設面積は広くなり、さらに微生物の適正管理が常に必要である。(特許文献1)
【0004】
オゾンは、強い酸化力を持ち反応性が高い物質であるため、有機物の酸化速度が速いが、濃度が高い場合には強い毒性を示す。(特許文献2)
【0005】
また、水分に吸収されにくいため、呼吸器系に取り込まれた場合には肺の深部にまで到達して、呼吸器障害(肺水腫等)を引き起こす可能性がある。
【0006】
一般的に行われている、電気分解による有機物の分解脱臭方法では、既に排水中に存在あるいは別途添加した塩化物を電気分解することで得た、次亜塩素酸電解水など、塩素を利用したものが主流である。(特許文献3)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第6490774号
特許第6905236号
特許第7298784号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
工場などから排出される悪臭原因物質から発生する悪臭により、近隣住民や作業員の健康が害されてきた。
【0009】
その対策として、主として活性汚泥法による対策が取られてきた。
【0010】
近年電気的方法として電気分解を用いた対策が取られているが、塩化物を加えることによる、次亜塩素酸を用いる方法が多くみられる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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