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公開番号2025036909
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-17
出願番号2023143561
出願日2023-09-05
発明の名称ハーネス固定部品
出願人株式会社オートネットワーク技術研究所,住友電装株式会社,住友電気工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H01R 13/621 20060101AFI20250310BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】コネクタの抜けを抑制できるハーネス固定部品を提供する。
【解決手段】ハーネス固定部品10は、電子機器Edに接続されている状態のワイヤハーネス11を電子機器Edに固定する。ワイヤハーネス11は、電子機器Edに接続されるコネクタ13と、コネクタ13から引き出される電線12とを有する。ハーネス固定部品10は、ホルダ20と、中空ねじ30とを備える。ホルダ20は、中空ねじ30が螺合するねじ溝25を有するねじ取付部21と、電子機器Edに固定される固定部とを有する。中空ねじ30は、電線12が通される中空部31と、ワイヤハーネス11に対して電子機器Edへの接続方向D1に当接する当接部34と、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
電子機器に接続されている状態のワイヤハーネスを前記電子機器に固定するハーネス固定部品であって、
前記ワイヤハーネスは、前記電子機器に接続されるコネクタと、前記コネクタから引き出される電線と、を有し、
前記ハーネス固定部品は、ホルダと、中空ねじと、を備え、
前記ホルダは、前記中空ねじが螺合するねじ溝を有するねじ取付部と、前記電子機器に固定される固定部と、を有し、
前記中空ねじは、前記電線が通される中空部と、前記ワイヤハーネスに対して前記電子機器への接続方向に当接する当接部と、を有する、
ハーネス固定部品。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記当接部は、前記ワイヤハーネスにおける前記コネクタに対して前記接続方向に当接する、
請求項1に記載のハーネス固定部品。
【請求項3】
前記コネクタは、ハウジングと、前記ハウジングの先端から突出するプラグと、を有し、
前記電線は、前記ハウジングの基端から引き出されており、
前記当接部は、前記ハウジングの前記基端に対して前記接続方向に当接する、
請求項2に記載のハーネス固定部品。
【請求項4】
前記中空ねじは、第1分割体と、第2分割体と、を有し、
前記中空ねじは、前記第1分割体と前記第2分割体とが組み合わされることにより前記電線の外周を囲う筒状に形成される、
請求項1に記載のハーネス固定部品。
【請求項5】
前記中空ねじは、前記ねじ溝に螺合するねじ部と、前記中空ねじの軸線直交方向における大きさが前記ねじ部よりも大きい持ち手部と、を有し、
前記第1分割体は、第1分割持ち手部を有し、
前記第2分割体は、第2分割持ち手部を有し、
前記第1分割持ち手部と前記第2分割持ち手部とが組み合わされることにより、前記持ち手部が形成される、
請求項4に記載のハーネス固定部品。
【請求項6】
前記中空ねじは、前記中空ねじの軸線方向における両端部である第1端部および第2端部と、前記中空部を形成する内周面と、前記ねじ溝に螺合する外周面と、前記外周面から前記内周面まで貫通するスリットと、を有し、
前記スリットは、前記第1端部から前記第2端部まで延びている、
請求項1に記載のハーネス固定部品。
【請求項7】
前記スリットは、前記中空ねじの前記第1端部から前記第2端部まで蛇行するように延びている、
請求項6に記載のハーネス固定部品。
【請求項8】
前記スリットは、前記中空ねじの前記第1端部から前記第2端部まで螺旋状に延びている、
請求項6に記載のハーネス固定部品。
【請求項9】
前記固定部は、前記電子機器に設けられた被係止部に係止する係止爪である、
請求項1に記載のハーネス固定部品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ハーネス固定部品に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電子機器同士を電気的に接続するワイヤハーネスとしては、USB(Universal Serial Bus)ケーブル等が知られている。この種のワイヤハーネスでは、電線の端部に設けられたUSBコネクタ等のコネクタが電子機器に設けられた相手コネクタに挿入されるようになっている。
【0003】
さらに、ワイヤハーネスの電線に意図せずに外力が加わった場合に、ワイヤハーネスのコネクタが相手コネクタから抜けることを防止する抜け防止装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。抜け防止装置は、電子機器の筐体に設けられるとともに、相手コネクタの近傍に設けられる。抜け防止装置は、相手コネクタに挿入されたコネクタから延びる電線を、相手コネクタからコネクタを離脱する離脱方向に対して曲げるようにガイドしている。このような抜け防止装置を設けることにより、電子機器から離れた位置で電線が離脱方向に引っ張られても、コネクタに離脱方向の力が加わることを抑制できる。これにより、相手コネクタからコネクタが抜けることを抑制できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-274559号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、コネクタと抜け防止装置との間に延びる電線に何かが引っ掛かってその電線が意図せずに離脱方向に引っ張られた場合には、相手コネクタからコネクタが抜けるという問題がある。
【0006】
本開示の目的は、コネクタの抜けを抑制できるハーネス固定部品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示のハーネス固定部品は、電子機器に接続されている状態のワイヤハーネスを前記電子機器に固定するハーネス固定部品であって、前記ワイヤハーネスは、前記電子機器に接続されるコネクタと、前記コネクタから引き出される電線と、を有し、前記ハーネス固定部品は、ホルダと、中空ねじと、を備え、前記ホルダは、前記中空ねじが螺合するねじ溝を有するねじ取付部と、前記電子機器に固定される固定部と、を有し、前記中空ねじは、前記電線が通される中空部と、前記ワイヤハーネスに対して前記電子機器への接続方向に当接する当接部と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
本開示のハーネス固定部品によれば、コネクタの抜けを抑制することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態におけるハーネス固定部品を説明するための斜視図である。
図2は、同形態におけるハーネス固定部品を説明するための分解斜視図である。
図3は、同形態におけるハーネス固定部品を説明するための断面図である。
図4は、変更例におけるハーネス固定部品の中空ねじを示す斜視図である。
図5は、変更例におけるハーネス固定部品の中空ねじを示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のハーネス固定部品は、
[1]電子機器に接続されている状態のワイヤハーネスを前記電子機器に固定するハーネス固定部品であって、前記ワイヤハーネスは、前記電子機器に接続されるコネクタと、前記コネクタから引き出される電線と、を有し、前記ハーネス固定部品は、ホルダと、中空ねじと、を備え、前記ホルダは、前記中空ねじが螺合するねじ溝を有するねじ取付部と、前記電子機器に固定される固定部と、を有し、前記中空ねじは、前記電線が通される中空部と、前記ワイヤハーネスに対して前記電子機器への接続方向に当接する当接部と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

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