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公開番号
2025036907
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-17
出願番号
2023143558
出願日
2023-09-05
発明の名称
コネクタアセンブリ
出願人
株式会社オートネットワーク技術研究所
,
住友電装株式会社
,
住友電気工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
H01R
13/24 20060101AFI20250310BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】第1端子と第2端子との接続信頼性を向上できるコネクタアセンブリを提供する。
【解決手段】第1コネクタ10は、第1端子50を第1位置と第2位置とに移動可能に保持するケース20と、ケース20と前記第1端子との間に挟持されるコイルばね40とを有する。第2位置は、第1位置から第1方向X1に向かった位置であり、且つ第1位置から第2方向Y1に向かった位置である。第2コネクタ200は、第1方向X1に沿って第1コネクタ10の内部空間に嵌合される嵌合部230を有する。第2端子210は、第1端子50に対向する対向面211と、対向面211から第1方向X1に突出するとともに第2方向Y1に沿って並んで設けられた2つの接点212と、を有する。2つの接点212の間の中心C1は、第2方向Y1における嵌合部230の中心C2から第2方向Y1に向かった位置に設けられている。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
第1端子を有する第1コネクタと、第1方向に沿って前記第1端子に接続される第2端子を有する第2コネクタと、を備えるコネクタアセンブリであって、
前記第1コネクタは、
前記第1端子を第1位置と第2位置とに移動可能に保持する保持部材と、
前記保持部材のうち前記第1方向の反対方向である第1反対方向の端面と前記第1端子のうち前記第1方向の端面との間に挟持されるとともに前記第1端子を前記第1反対方向に向けて付勢する弾性部材と、を有し、
前記第2位置は、前記第1位置から前記第1方向に向かった位置であり、且つ前記第1位置から前記第1方向と交差する第2方向に向かった位置であり、
前記第1端子は、前記第1方向に沿って前記第2端子が接続される際に、前記弾性部材の付勢力に抗して前記第1位置から前記第2位置に移動可能であり、
前記第2コネクタは、前記第1方向に沿って前記第1コネクタの内部空間に嵌合される嵌合部を有し、
前記第2端子は、前記第1端子に対向する対向面と、前記対向面から前記第1方向に突出するとともに前記第2方向に沿って並んで設けられた2つの接点と、を有し、
前記2つの接点の間の中心は、前記第2方向における前記嵌合部の中心から前記第2方向に向かった位置に設けられている、コネクタアセンブリ。
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【請求項2】
前記第2端子は、前記対向面のうち前記第2方向の反対方向である第2反対方向の端部から前記第1反対方向に向かって折り曲げられた折り曲げ部を有する、請求項1に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項3】
前記弾性部材は、コイルばねであり、
前記第1端子が前記第2位置に保持された状態における前記コイルばねの中心軸は、前記第2方向において、前記嵌合部の中心よりも前記2つの接点の間の中心に近い位置に設けられている、請求項1に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項4】
前記第1コネクタは、前記第1端子と前記保持部材と前記弾性部材とを内部に収容する樹脂製のハウジングを更に有し、
前記ハウジングは、前記第1反対方向に沿って延びる筒状に形成された触指防止用のフード部を有し、
前記フード部は、前記第1端子のうち前記2つの接点と接触する接触面を露出しており、
前記嵌合部は、前記フード部の内部空間に嵌合可能である、請求項1に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項5】
前記フード部の内部空間のサイズは、前記フード部の前記第1反対方向の開口端から前記フード部の内部空間に挿入されるモデル指が前記接触面に達しない大きさに設定されている、請求項4に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項6】
前記モデル指は、JIS-C0922:2002に規定されている検査プローブBである、請求項5に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項7】
前記モデル指の先端領域は、前記モデル指の先端に向かうに連れて細くなる先細り形状に形成されており、
前記フード部の内周寸法は、前記第1方向の全長にわたって一定に形成されており、
前記嵌合部の外周寸法は、前記フード部の内周寸法よりも小さく形成されるとともに、前記モデル指の先端の外周寸法よりも大きく形成されている、請求項5に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項8】
前記保持部材は、前記第1方向に対して傾斜するとともに前記第2方向に対して傾斜する第1傾斜面を有し、
前記第1端子は、前記第1傾斜面と平行に延びる第2傾斜面を有し、
前記第1端子は、前記第1方向に沿って前記第2端子が接続される際に、前記第2傾斜面が前記第1傾斜面に接触しながら前記第1傾斜面上をスライドしつつ、前記第1位置から前記第2位置に移動可能である、請求項1に記載のコネクタアセンブリ。
【請求項9】
前記保持部材は、前記第1傾斜面と平行に延びる第3傾斜面を有し、
前記第1端子は、前記第3傾斜面と平行に延びる第4傾斜面を有し、
前記第3傾斜面は、前記第2方向において前記第1傾斜面と離隔しており、
前記第4傾斜面は、前記第2方向において前記第2傾斜面と離隔するとともに、前記第2方向において前記第3傾斜面と対向しており、
前記第1端子は、前記第2端子との接続が解除される際に、前記第4傾斜面が前記第3傾斜面に接触しながら前記第3傾斜面上をスライドしつつ、前記第2位置から前記第1位置に移動可能である、請求項8に記載のコネクタアセンブリ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、コネクタアセンブリに関するものである。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、車両には、第1端子を有する第1コネクタと、第2端子を有する第2コネクタとを備えるコネクタアセンブリが搭載される。コネクタアセンブリでは、第1端子に第2端子が突き当てられることにより、第1端子と第2端子とが互いに電気的に接続される。コネクタアセンブリでは、第1端子の接点と第2端子の接点とを突き当てる際に両接点を互いにスライドさせることにより、接点間の異物を排除するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-198323号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記コネクタアセンブリでは、第1端子と第2端子との接続信頼性の向上が望まれている。
本開示の目的は、第1端子と第2端子との接続信頼性を向上できるコネクタアセンブリを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示のコネクタアセンブリは、第1端子を有する第1コネクタと、第1方向に沿って前記第1端子に接続される第2端子を有する第2コネクタと、を備えるコネクタアセンブリであって、前記第1コネクタは、前記第1端子を第1位置と第2位置とに移動可能に保持する保持部材と、前記保持部材のうち前記第1方向の反対方向である第1反対方向の端面と前記第1端子のうち前記第1方向の端面との間に挟持されるとともに前記第1端子を前記第1反対方向に向けて付勢する弾性部材と、を有し、前記第2位置は、前記第1位置から前記第1方向に向かった位置であり、且つ前記第1位置から前記第1方向と交差する第2方向に向かった位置であり、前記第1端子は、前記第1方向に沿って前記第2端子が接続される際に、前記弾性部材の付勢力に抗して前記第1位置から前記第2位置に移動可能であり、前記第2コネクタは、前記第1方向に沿って前記第1コネクタの内部空間に嵌合される嵌合部を有し、前記第2端子は、前記第1端子と対向する対向面と、前記対向面から前記第1方向に突出するとともに前記第2方向に沿って並んで設けられた2つの接点と、を有し、前記2つの接点の間の中心は、前記第2方向における前記嵌合部の中心から前記第2方向に向かった位置に設けられている。
【発明の効果】
【0006】
本開示のコネクタアセンブリによれば、第1端子と第2端子との接続信頼性を向上できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、一実施形態のコネクタアセンブリを示す斜視図である。
図2は、一実施形態のコネクタアセンブリを示す断面斜視図である。
図3は、一実施形態の第1コネクタを示す分解斜視図である。
図4は、一実施形態の端子モジュールを示す斜視図である。
図5は、一実施形態の端子モジュールを示す分解斜視図である。
図6は、一実施形態の端子モジュールを示す分解斜視図である。
図7は、一実施形態の第1コネクタを示す平面図である。
図8は、一実施形態のコネクタアセンブリを示す断面図(図7における8-8線断面図)である。
図9は、一実施形態のコネクタアセンブリを示す断面図である。
図10は、図9に示したコネクタアセンブリの一部を拡大して示す断面図である。
図11は、一実施形態の第1コネクタを示す斜視図である。
図12は、一実施形態の第1コネクタを示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列挙して説明する。
[1]本開示のコネクタアセンブリは、第1端子を有する第1コネクタと、第1方向に沿って前記第1端子に接続される第2端子を有する第2コネクタと、を備えるコネクタアセンブリであって、前記第1コネクタは、前記第1端子を第1位置と第2位置とに移動可能に保持する保持部材と、前記保持部材のうち前記第1方向の反対方向である第1反対方向の端面と前記第1端子のうち前記第1方向の端面との間に挟持されるとともに前記第1端子を前記第1反対方向に向けて付勢する弾性部材と、を有し、前記第2位置は、前記第1位置から前記第1方向に向かった位置であり、且つ前記第1位置から前記第1方向と交差する第2方向に向かった位置であり、前記第1端子は、前記第1方向に沿って前記第2端子が接続される際に、前記弾性部材の付勢力に抗して前記第1位置から前記第2位置に移動可能であり、前記第2コネクタは、前記第1方向に沿って前記第1コネクタの内部空間に嵌合される嵌合部を有し、前記第2端子は、前記第1端子と対向する対向面と、前記対向面から前記第1方向に突出するとともに前記第2方向に沿って並んで設けられた2つの接点と、を有し、前記2つの接点の間の中心は、前記第2方向における前記嵌合部の中心から前記第2方向に向かった位置に設けられている。
【0009】
この構成によれば、第1方向に沿って第2端子が第1端子に接続されると、第2端子の接点が第1端子に接触されるとともに、第1端子が弾性部材の付勢力に抗して第1位置から第2位置に移動される。すると、第1端子は、第1位置から第1方向に向かって移動されるとともに、第1位置から第2方向に向かって移動される。このとき、第1端子と保持部材との間に挟持される弾性部材の中心軸は、第2方向における嵌合部の中心から第2方向に向かってずれやすい。これに対し、第2端子では、2つの接点の間の中心が、第2方向における嵌合部の中心から第2方向に向かった位置に設けられる。このため、2つの接点の間の中心を、弾性部材の中心軸と一致するようにその中心軸に好適に近づけることができる。これにより、弾性部材の付勢力によって2つの接点の各々に対して均一な接触圧力(接圧)を好適に加えることができるため、第1端子と第2端子との間の接触抵抗を安定化させることができる。この結果、第1端子と第2端子とを安定して接続することができ、第1端子と第2端子との接続信頼性を向上させることができる。
【0010】
[2]上記[1]において、前記第2端子は、前記対向面のうち前記第2方向の反対方向である第2反対方向の端部から前記第1反対方向に向かって折り曲げられた折り曲げ部を有してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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