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公開番号2025036514
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-14
出願番号2024227486,2024067361
出願日2024-12-24,2022-02-03
発明の名称情報処理装置、方法及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G06Q 20/40 20120101AFI20250306BHJP(計算;計数)
要約【課題】生体認証のための情報登録を促進すること。
【解決手段】情報処理装置は、ユーザ端末にインストールされたアプリケーションを介して取得されたユーザの第1顔特徴情報と入金額を加算することで算出される決済残高とを対応付けて記憶する登録手段と、ユーザの第2顔特徴情報と決済額を含む決済要求を取得する取得手段と、前記第1顔特徴情報と前記第2顔特徴情報とに基づいた認証が成功し、前記決済残高から前記決済額を減算した決済残高が所定額以下でない場合に決済を行う決済手段と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
ユーザ端末にインストールされたアプリケーションを介して取得されたユーザの第１顔特徴情報と入金額を加算することで算出される決済残高とを対応付けて記憶する登録手段と、
ユーザの第２顔特徴情報と決済額を含む決済要求を取得する取得手段と、
前記第１顔特徴情報と前記第２顔特徴情報とに基づいた認証が成功し、前記決済残高から前記決済額を減算した決済残高が所定額以下でない場合に決済を行う決済手段と、
を備える情報処理装置。
続きを表示（約 780 文字）【請求項２】
前記決済手段は、前記決済した後の決済残高を、前記決済要求の要求元に表示させる、
請求項１に記載の情報処理装置。
【請求項３】
前記記憶から所定期間を経過した場合に、対応付けて記憶された前記第１顔特徴情報と前記決済残高を削除する制御手段を、更に備える、
請求項１又は２に記載の情報処理装置。
【請求項４】
前記取得手段は、前記ユーザからの第３顔特徴情報を含む処理要求を取得し、
前記制御手段は、前記第３顔特徴情報と前記第１顔特徴情報との照合による生体認証に成功した場合、前記第１顔特徴情報または前記決済残高に対し前記処理要求に応じた処理を行う、
請求項３に記載の情報処理装置。
【請求項５】
ユーザ端末にインストールされたアプリケーションを介して取得されたユーザの第１顔特徴情報と入金額を加算することで算出される決済残高とを対応付けて記憶し、
ユーザの第2顔特徴情報と決済額を含む決済要求を取得し、
前記第１顔特徴情報と前記第２顔特徴情報とに基づいた認証が成功し、前記決済残高から前記決済額を減算した決済残高が所定額以下でない場合に決済を行う、
情報処理方法。
【請求項６】
ユーザ端末にインストールされたアプリケーションを介して取得されたユーザの第１顔特徴情報と入金額を加算することで算出される決済残高とを対応付けて記憶する処理と、
ユーザの第2顔特徴情報と決済額を含む決済要求を取得する処理と、
前記第１顔特徴情報と前記第２顔特徴情報とに基づいた認証が成功し、前記決済残高から前記決済額を減算した決済残高が所定額以下でない場合に決済を行う処理と、
をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、情報処理装置、システム、方法及びプログラムに関し、特に、認証情報を管理する情報処理装置、システム、方法及びプログラムに関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
近年、顔認証を含む生体認証技術が発達し、生体認証技術を利用した決済を含む様々なサービスが導入されつつある。特許文献１には、認証情報を含む顧客情報とチャージ金額とを初期登録し、購買情報を含む決済リクエストを取得した場合に、購買情報に基づき認証を行い、認証に成功した場合に後払い決済を行うための仮決済情報を生成する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－１４４７８７号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
ここで、生体認証による決済サービスを利用するためには、自身の生体情報を含む個人情報や電子決済に用いる決済情報（銀行口座情報やクレジットカード情報等）を事前に登録する必要がある。しかしながら、個人情報や決済情報を登録することに懸念を覚える人もいる。そのため、生体認証のための情報登録が促進せず、生体認証の普及が阻害されている。
【０００５】
本開示は、このような問題点を解決するためになされたものであり、生体認証のための情報登録を促進するための情報処理装置、システム、方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の第１の態様にかかる情報処理装置は、
ユーザの第１の生体情報と決済残高とを対応付けて登録する登録手段と、
第２の生体情報と決済額を含む決済要求を取得する取得手段と、
前記第１の生体情報と前記第２の生体情報との照合により、前記第１の生体情報に対応付けられた決済残高を利用して前記決済額を決済する決済手段と、
を備える。
【０００７】
本開示の第２の態様にかかる情報処理システムは、
ユーザから第１の生体情報と所定額の入金を受け付ける登録端末と、
情報処理装置と、
決済するユーザから第２の生体情報を受け付ける決済端末と、を備え、
前記登録端末は、前記第１の生体情報と入金額とを前記情報処理装置へ送信し、
前記情報処理装置は、前記登録端末から受信した前記入金額に基づく決済残高と前記第１の生体情報とを対応付けて登録し、
前記決済端末は、前記第２の生体情報と決済額を含む決済要求を前記情報処理装置へ送信し、
前記情報処理装置は、
前記決済端末から受信した前記決済要求に応じて、前記第１の生体情報と前記第２の生体情報と照合により、前記第１の生体情報に対応付けられた決済残高を利用して前記決済額を決済する。
【０００８】
本開示の第３の態様にかかる情報処理方法は、
コンピュータが、
ユーザの第１の生体情報と決済残高とを対応付けて登録し、
第２の生体情報と決済額を含む決済要求を取得し、
前記第１の生体情報と前記第２の生体情報との照合により、前記第１の生体情報に対応付けられた決済残高を利用して前記決済額を決済する。
【０００９】
本開示の第４の態様にかかる情報処理プログラムは、
ユーザの第１の生体情報と決済残高とを対応付けて登録する処理と、
第２の生体情報と決済額を含む決済要求を取得する処理と、
前記第１の生体情報と前記第２の生体情報との照合により、前記第１の生体情報に対応付けられた決済残高を利用して前記決済額を決済する処理と、
をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【００１０】
本開示により、生体認証のための情報登録を促進するための情報処理装置、システム、方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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