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公開番号
2025035658
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2023142860
出願日
2023-09-04
発明の名称
情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
8/73 20180101AFI20250307BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ユーザに、特定の条件をトリガとして実行される機能の有無を容易に検査させること可能にする。
【解決手段】情報処理装置は、検査対象プログラムに対してフロー解析を実施し、検査対象プログラムに含まれる処理フローにおける変数間の依存関係であって、データ依存関係及び制御依存関係を含む依存関係を解析する依存解析部と、依存関係の解析結果に基づいて、処理フローについて、検査対象プログラムにおいて制御依存関係を発生させる部分をノードとする有向グラフを生成する有向グラフ生成部とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
検査対象プログラムに対してフロー解析を実施し、前記検査対象プログラムに含まれる処理フローにおける変数間の依存関係であって、データ依存関係及び制御依存関係を含む依存関係を解析する依存解析部と、
前記依存関係の解析結果に基づいて、前記処理フローについて、前記検査対象プログラムにおいて前記制御依存関係を発生させる部分をノードとする有向グラフを生成する有向グラフ生成部とを備える情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記有向グラフ生成部は、前記制御依存関係を発生させる部分を示すノードに加えて、前記処理フローの起点を示すノード、及び前記処理フローの終点を示すノードを含む有向グラフを生成する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記有向グラフ生成部は、前記検査対象プログラムにおいて前記制御依存関係を発生させる部分のコードをノードとする有向グラフを生成する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記有向グラフ生成部は、前記検査対象プログラムのソースコードに記述される、前記依存関係を発生させる部分のコードをノードとする有向グラフを生成する、請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記有向グラフ生成部は、前記検査対象プログラムに含まれる、前記制御依存関係を発生させる部分が属する関数をノードとする有向グラフを生成する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
2以上の前記制御依存関係を発生させる部分が同じ関数に属する場合、同じ関数に属する2以上の前記制御依存関係を発生させる部分を1つのノードに統合する関数統合処理部を更に有する、請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記検査対象プログラムに含まれる複数の関数の呼び出し関係を抽出する関数呼び出し関係抽出部と、
前記有向グラフと前記関数の呼び出し関係を示すグラフとを統合するグラフ統合部とを更に有する、請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記グラフ統合部は、前記有向グラフと前記関数の呼び出し関係を示すグラフとを統合したグラフにおいて、前記制御依存関係を発生させる部分が属する関数を示すノードを強調表示する、請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記グラフ統合部は、前記検査対象プログラムに含まれる関数のうち、前記データ依存関係及び前記制御依存関係に関連しない関数のノードを、統合したグラフにおいて省略する、請求項7に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記依存解析部は、外部からデータを受け取る第1の関数を起点とし、所定の処理が実行される第2の関数を終点とする処理フローを解析する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
関連技術として、特許文献1は、プログラムのソースコードに対してデータフロー解析を実施する検証装置を開示する。ここで、データフロー解析は、変数及びオブジェクトなどのプログラム内のデータに着目し、そのデータに関する処理の流れを追跡する解析を意味する。特許文献1に記載の検証装置は、データフロー解析において、ソースコードから、データを入力する入力点ノード、及びデータを出力する出力点ノードを抽出する。検証装置は、入力点ノードから出力点ノードまでのノードを含むデータフローを示す有向グラフを生成する。
【0003】
特許文献1において、検証装置は、ソースコードから、上記入力点ノード及び出力点ノードに加えて、データに含まれる脆弱性の原因となる特殊文字を無害化する処理に対応する無害化ノードを抽出する。検証装置は、上記生成した有向グラフに含まれるノードのうち、無害化ノードを通過しない経路上のノードを汚染ノードとして抽出する。また、検証装置は、上記生成した有向グラフに含まれるノードのうち、無害化ノードの下流に配置されたノードを下流ノードとして抽出する。さらに、検証装置は、上記生成した有向グラフに含まれるノードのうち、無害化ノードの上流に配置されたノードを上流ノードとして抽出する。
【0004】
検証装置は、抽出した汚染ノード、下流ノード、及び上流ノードに基づいて、無害化する処理を配置するノードの候補を示す候補ノードを抽出する。検証装置は、例えば、汚染ノードの集合から、下流ノードの集合及び上流ノードの集合を除外した候補集合に含まれるノードを、候補ノードとして抽出する。検証装置は、抽出した候補ノードに対応するソースコード上の位置を示す情報を出力部に出力させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5941859号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
組織がその組織内でソフトウェアを利用する際、又は、他組織にソフトウェアを提供しようとする際において、しばしばソフトウェアの品質を保証することが求められる。この際、ソフトウェアのバグが十分取り除かれていることの確認のほか、コンピュータシステムや内部のデータへのアクセスを可能とするドキュメント化されていない機能が混入していないことの確認が求められることがある。このようなドキュメント化されていない機能は、バックドアとも呼ばれる。
【0007】
一般に、バックドアなどの機能は、データが特定の条件を満たした場合にトリガされることが多い。特許文献1に記載の検証装置は、データフロー解析を行い、入力点ノードから出力点ノードまでの間に無害化ノードが配置されるか否かを検証することはできる。しかしながら、特許文献1の検証装置は、特定の条件をトリガとして実行される特定の機能の有無を検証することには不向きである。
【0008】
本開示は、上記事情に鑑み、ユーザに、特定の条件をトリガとして実行される機能の有無を容易に検査させること可能にする情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムを提供することを目的の1つとする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本開示の第1の態様に係る情報処理装置は、検査対象プログラムに対してフロー解析を実施し、前記検査対象プログラムに含まれる処理フローにおける変数間の依存関係であって、データ依存関係及び制御依存関係を含む依存関係を解析する依存解析部と、前記依存関係の解析結果に基づいて、前記処理フローについて、前記検査対象プログラムにおいて前記制御依存関係を発生させる部分をノードとする有向グラフを生成する有向グラフ生成部とを含む。
【0010】
本開示の第2の態様に係る情報処理方法は、検査対象プログラムに対してフロー解析を実施し、前記検査対象プログラムに含まれる処理フローにおける変数間の依存関係であって、データ依存関係及び制御依存関係を含む依存関係を解析し、前記依存関係の解析結果に基づいて、前記処理フローについて、前記検査対象プログラムにおいて前記制御依存関係を発生させる部分をノードとする有向グラフを生成することを含む。
(【0011】以降は省略されています)
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