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公開番号
2025036130
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2024112423
出願日
2024-07-12
発明の名称
撹拌機および撹拌装置
出願人
浙江漢信科技有限公司
代理人
KEY弁理士法人
主分類
B01F
27/072 20220101AFI20250306BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】混練能力を向上させつつ分散能力を確保できる撹拌機および撹拌装置を提供する。
【解決手段】撹拌機は、導流コーン1、止め輪3、及び複数の撹拌ブロック2を備え、前記止め輪は前記導流コーンを取り囲むように設置され、かつ前記導流コーンの外周に位置し、前記撹拌ブロックは前記導流コーンと前記止め輪との間に均一に分布し、一端が前記導流コーンに連結され、他端が前記止め輪に連結される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
導流コーン、止め輪、および複数の撹拌ブロックを含み、前記止め輪は、前記導流コーンを取り囲むように配置され、かつ前記導流コーンの外周に位置し、前記撹拌ブロックは、前記導流コーンと前記止め輪との間に均一に分布し、前記撹拌ブロックの一端が前記導流コーンに連結され、前記撹拌ブロックの他端が前記止め輪に連結されていることを特徴とする撹拌機。
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【請求項2】
請求項1に記載の撹拌機において、
前記止め輪は、周面に複数の止め輪孔を備え、複数の前記止め輪孔は、複数の円周上に分布し、複数の前記円周は、止め輪の軸方向に沿って間隔をあけて配置され、同じ円周上の複数の前記止め輪孔は、均一に分布し、隣り合う2つの円周上の止め輪孔は、交互に設けられることを特徴とする撹拌機。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の撹拌機において、
前記撹拌機は、少なくとも1つの分散柱をさらに含み、少なくとも1つの前記撹拌ブロックは、取り付け穴を備え、前記分散柱は、前記取り付け穴を介して前記撹拌ブロックに固定されることを特徴とする撹拌機。
【請求項4】
請求項3に記載の撹拌機において、
前記分散柱の両端部は、前記撹拌ブロックから延出しており、前記導流コーンと同じ側の延出部の長さは、前記導流コーンとは反対側の延出部の長さよりも大きいことを特徴とする撹拌機。
【請求項5】
請求項4に記載の撹拌機において、
以下の特徴を有する撹拌機:前記導流コーンの同じ側において、前記止め輪は、前記分散柱の突出長さの半分以下だけ前記撹拌ブロックの高さよりも高くされていることを特徴とする撹拌機。
【請求項6】
請求項3に記載の撹拌機において、
前記取り付け穴は、前記止め輪と前記導流コーンとの間に位置することを特徴とする撹拌機。
【請求項7】
請求項3に記載の撹拌機において、
前記分散柱と前記撹拌ブロックの数が同じであり、各前記撹拌ブロックに、1つの前記分散柱が設けられていることを特徴とする撹拌機。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の撹拌機において、
前記撹拌ブロックは、互いに対向する正導流面及び逆導流面を有し、前記逆導流面は前記撹拌ブロックの回転方向を向き、前記正導流面及び前記逆導流面は鉛直面に対して平行ではなく、前記撹拌ブロックの逆導流面と、隣接する撹拌ブロックの逆導流面とが導流通路を形成することを特徴とする撹拌機。
【請求項9】
請求項1又は2に記載の撹拌機において、
前記撹拌ブロックと前記導流コーンとの連結位置が、前記導流コーンの底面の周方向に位置することを特徴とする撹拌機。
【請求項10】
請求項1又は2に記載の撹拌機において、
前記撹拌機は、回転軸をさらに含み、前記回転軸は、前記導流コーンと同心であり、一端は、前記導流コーンの底面に連結され、他端は、前記導流コーンの反対側に延びていることを特徴とする撹拌機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は電池技術分野に関し、特に撹拌機および撹拌装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
スラリー調製はリチウム電池製造の最初の工程である。混合工程は、リチウムイオン電池の製造工程で最も重要な部分であり、リチウムイオン電池の製造工程の中で製品の品質に影響を与える割合が30%以上である。固形分とは、スラリーを評価する上で重要な指標であり、スラリーの各成分に含まれる活物質、導電剤、結着剤などの固形分が、スラリー全体の質量に占める割合を指す。電池スラリー撹拌工程における固液混合は、通常、混合と分散の両方の工程を必要とする。混合とは、様々な物質を素早く混合させ、多数の固体凝集粒子を均一に分散させた混合液を混合後に得ることである。分散とは、高速回転するブレードを使って凝集粒子を切断することで、凝集状態の物質が細分化され、最終的な出力状態において微細な固体粒子が沈殿することなく液体中に均一に懸濁されるようにすることである。しかし、先行技術でスラリーの撹拌に使用されている撹拌機は、分散能力が強く、混練能力が弱いという欠点があり、その結果、電池スラリーは所定の要件を満たさない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
中国実用新案第222003706号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
関連技術における技術的問題の一つをある程度解決するために、本発明は、混練能力を向上させながら分散能力を確保できるという利点を有する新しいタイプの撹拌機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を達成するために、本発明は以下の技術的解決手段を採用する:
【0006】
本発明は、電池技術分野における撹拌機および撹拌装置を開示する。これらは、導流コーン、止め輪、及び複数の撹拌ブロックを備え、前記止め輪は前記導流コーンを取り囲むように設置され、前記導流コーンの外周に位置し、前記撹拌ブロックは前記導流コーンと前記止め輪との間に均一に分布し、一端が前記導流コーンに連結され、他端が前記止め輪に連結される。
【0007】
電池スラリーの撹拌工程では、スラリーが高速で排出されるため、押し出し混練ゾーンに排出されるスラリーの量が制限され、混練能力が弱くなる。しかし、本発明が提供する技術的解決手段は、撹拌ブロックの外側に止め輪を設けることにより、径方向に排出されるスラリーを減少させ、スラリーを容器底部の押し出し混練ゾーンに強制的に排出させることにより、混練効果を高め、粉体と液体の急速な混合を促進することができ、スラリー全体の撹拌時間を短縮し、生産効率を高めることができる。
【0008】
任意選択で、複数の止め輪孔が前記止め輪の周面に設けられる。
【0009】
複数の前記止め輪孔はそれぞれ複数の円周上に分布し、複数の前記円周は止め輪の軸方向に沿って間隔をあけて配置され、同じ円周上の複数の前記止め輪孔は均一に分布し、2つの隣接する円周上の止め輪孔は交互に設けられる。
【0010】
前記止め輪孔は、スラリー全体の流動性に影響を与えるスラリーの分断流動層の発生を回避することができ、スラリーの堆積の発生を回避することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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