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公開番号
2025035854
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2023143162
出願日
2023-09-04
発明の名称
熱処理炉
出願人
日本碍子株式会社
,
エヌジーケイ・キルンテック株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
F27B
9/04 20060101AFI20250307BHJP(炉,キルン,窯;レトルト)
要約
【課題】雰囲気ガスが炉体内に滞留することを抑制する。
【解決手段】熱処理炉は、搬入口と、搬出口と、複数の被処理物を熱処理する熱処理空間と、を備える炉体と、複数の被処理物が左右方向に隙間を有して並べられた状態で複数の被処理物を載置可能であって、前方向に並んで配置される複数の被搬送部と、前方向に被搬送部を押圧するプッシャと、熱処理空間内に雰囲気ガスを供給する給気口を有しており、左右方向に並んで配置されている複数の給気パイプと、を備えている。被搬送部は、左右方向に隣り合う給気パイプの間に配置されている。給気パイプの給気口は、被処理物に雰囲気ガスを供給するように配置されている。熱処理炉は、熱処理空間内の雰囲気ガスを炉体の外部に排出する複数の排気口を有している。排気口は、炉体を前方向に沿って見たときに、被搬送部上で左右方向に並ぶ複数の被処理物の隙間の直上に配置される。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
熱処理炉であって、
搬入口と、搬出口と、複数の被処理物を熱処理する熱処理空間と、を備える炉体と、
前記複数の被処理物が上下方向に積み重ねられるとともに前記上下方向に直交する左右方向に隙間を有して並べられた状態で前記複数の被処理物を載置可能であって、前方向に並んで配置される複数の被搬送部と、
前記炉体の前記搬入口から前記搬出口に向かって、前記前方向に前記被搬送部を押圧するプッシャと、
前記熱処理空間内に雰囲気ガスを供給する給気口を有しており、前記左右方向に並んで配置されている複数の給気パイプと、を備えており、
前記被搬送部は、前記左右方向に隣り合う前記給気パイプの間に配置されており、
前記給気パイプの前記給気口は、前記上下方向に積み重ねられた前記被処理物に前記雰囲気ガスを供給するように配置されており、
前記熱処理炉は、前記熱処理空間内の前記雰囲気ガスを前記炉体の外部に排出する複数の排気口を有しており、
前記排気口は、前記炉体を前記前方向に沿って見たときに、前記被搬送部上で前記左右方向に並ぶ前記複数の被処理物の隙間の直上に配置される、熱処理炉。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記排気口の前記左右方向における幅は、前記左右方向に並ぶ前記複数の被処理物の前記左右方向における前記隙間の幅の1倍以上かつ3倍以下である、請求項1に記載の熱処理炉。
【請求項3】
前記複数の給気パイプは、前記前方向に並んで配置されており、
前記前方向に隣り合う前記給気パイプの距離は、前記前方向における前記被搬送部の長さの整数倍である、請求項1に記載の熱処理炉。
【請求項4】
調整弁であって、前記調整弁が開弁しているときに前記雰囲気ガスが前記給気口から供給されることを許容し、前記調整弁が閉弁しているときに前記雰囲気ガスが前記給気口から供給されることを禁止する、前記調整弁と、
前記調整弁の開弁と閉弁を制御する制御装置と、を備えており、
前記被処理物は、前記被処理物の上部に位置しており、前記被処理物の内部と外部を連通する切り欠きを備えており、
前記制御装置は、前記給気パイプが前記左右方向に前記切り欠きと重なり合うときに前記調整弁を開弁させる、請求項1に記載の熱処理炉。
【請求項5】
複数の調整弁であって、前記調整弁が、前記給気口から供給される前記雰囲気ガスの給気量を、第1給気量と、前記第1給気量と異なる第2給気量と、の間で切り換える、前記複数の調整弁と、
前記複数の調整弁を制御する制御装置と、を備えており、
前記左右方向に隣り合う前記給気パイプでは、一方の前記給気パイプの前記給気口は、他方の前記給気パイプの前記給気口と対向しており、
前記制御装置は、前記一方の前記給気パイプの前記給気口から供給される前記給気量を前記第1給気量に切り替えたときに、前記他方の前記給気パイプの前記給気口から供給される前記給気量を前記第2給気量に切り替える、請求項1に記載の熱処理炉。
【請求項6】
前記熱処理空間は、前記前方向に並んで配置され、前記被処理物の上側に配置される複数の第1隔壁により画定される複数の炉内空間を有しており、
前記複数の排気口それぞれは、前記複数の炉内空間のそれぞれに配置されている、請求項1に記載の熱処理炉。
【請求項7】
複数のガイドレールであって、前記被搬送部が前記左右方向に隣り合う前記ガイドレールの間に配置されており、前記ガイドレールが前記前方向に延びているとともに、前記被搬送部を前記前方向に案内する、前記複数のガイドレールと、
複数の第2隔壁であって、前記第2隔壁が、前記ガイドレールから前記第1隔壁まで延びている、前記複数の第2隔壁と、をさらに備えている、請求項6に記載の熱処理炉。
【請求項8】
前記左右方向における前記第2隔壁と前記被処理物との間の距離は、10mm以上かつ30mm以下である、請求項7に記載の熱処理炉。
【請求項9】
前記複数の炉内空間のそれぞれにおいて、前記前方向における前記排気口と前記給気パイプとの距離は、前記前方向における前記被搬送部の長さよりも長い、請求項6に記載の熱処理炉。
【請求項10】
前記第1隔壁と前記被処理物との距離は、10mm以上かつ30mm以下である、請求項6に記載の熱処理炉。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示する技術は、熱処理炉に関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の被処理物を熱処理する熱処理炉が開示されている。熱処理炉は、搬入口および搬出口を備える炉体と、複数の被処理物が上下方向に積み重ねられた状態で搬入口から搬出口に向かってプッシャにより押圧される搬送板と、炉体の熱処理空間内に雰囲気ガスを供給する給気口を有する複数の給気パイプと、を備えている。炉体の上壁には、複数の排気口が形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-162246号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
被処理物を搬送板上に上下方向に積み重ねるとともに左右方向に並べて配置すると、多くの被処理物が、炉体内に配置される。このため、炉体内の雰囲気ガスの流れが被処理物により影響を受ける。特許文献1のような熱処理炉では、複数の排気口は、炉体の上壁の左端近傍(即ち、搬送方向に延びる左側壁の近傍)と右端近傍(即ち、搬送方向に延びる右側壁の近傍)に配置されている。このため、被処理物の積載状態を考慮して、排気口と給気口が配置されていない。これにより、雰囲気ガスが炉体内に滞留し易くなる。
【0005】
本明細書は、雰囲気ガスが炉体内に滞留することを抑制することができる技術を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書に開示する技術の第1の態様では、熱処理炉は、搬入口と、搬出口と、複数の被処理物を熱処理する熱処理空間と、を備える炉体と、前記複数の被処理物が上下方向に積み重ねられるとともに前記上下方向に直交する左右方向に隙間を有して並べられた状態で前記複数の被処理物を載置可能であって、前方向に並んで配置される複数の被搬送部と、前記炉体の前記搬入口から前記搬出口に向かって、前記前方向に前記被搬送部を押圧するプッシャと、前記熱処理空間内に雰囲気ガスを供給する給気口を有しており、前記左右方向に並んで配置されている複数の給気パイプと、を備えている。前記被搬送部は、前記左右方向に隣り合う前記給気パイプの間に配置されている。前記給気パイプの前記給気口は、前記上下方向に積み重ねられた前記被処理物に前記雰囲気ガスを供給するように配置されている。前記熱処理炉は、前記熱処理空間内の前記雰囲気ガスを前記炉体の外部に排出する複数の排気口を有している。前記排気口は、前記炉体を前記前方向に沿って見たときに、前記被搬送部上で前記左右方向に並ぶ前記複数の被処理物の隙間の直上に配置される。
【0007】
上記の構成によれば、給気パイプから熱処理空間に供給された雰囲気ガスは、上下方向に積み重ねられた被処理物の間を通り、搬送板上で左右方向に並ぶ複数の被処理物の隙間まで流れる。次に、雰囲気ガスは、複数の被処理物の隙間を上方向に流れる。炉体を前方向に沿って見たときに排気口が複数の被処理物の隙間の直上に配置されているため、雰囲気ガスは、複数の被処理物の隙間を流れた後、排気口に向かって上方向に流れる。被処理物からガスが発生する場合には、雰囲気ガスは、被処理物から発生するガスとともに排気口に向かって流れる。最後に、雰囲気ガスは、被処理物から発生するガスとともに、排気口から炉体の外部に排出される。これにより、雰囲気ガスが炉体内に滞留することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施例の熱処理炉の概略断面図である。
第1実施例の搬送板上に載置される複数の被処理物の正面図である。
第1実施例の被処理物の水平断面図である。
図1のIV-IV線における熱処理炉の概略断面図である。
第1実施例の最も上側に位置する被処理物と第1隔壁を示す断面図である。
図1のVI-VI線における熱処理炉の概略断面図である。
第1実施例の熱処理炉の一部を示す水平断面図である。
第1実施例の最も左端(第2隔壁側)に配置される被処理物と第2隔壁を示す断面図である。
第1実施例の熱処理炉において、搬送板と、搬送板の周りに配置される給気パイプと、炉体を示す概略断面図である。
第1実施例のヒータとプッシャと調整弁と制御装置のブロック図である。
第1実施例において、被処理物の切り欠きと給気パイプが左右方向に重なり合わないときの被処理物と給気パイプの概略側面図である。
第1実施例において、被処理物の切り欠きと給気パイプが左右方向に重なり合うときの被処理物と給気パイプの概略側面図である。
第1実施例の熱処理炉において、炉体と、炉内空間に配置される被処理物と、給気パイプを示す概略断面図である。
第2実施例の熱処理炉の一部を示す水平断面図である。
第2実施例の熱処理炉の一部を示す水平断面図である。
第3実施例の熱処理炉において、炉体と、熱処理空間に配置される被処理物と、ヒータを示す概略断面図である。
第4実施例の熱処理炉において、炉体と、炉内空間に配置される被処理物と、給気パイプを示す概略断面図である。
第4実施例の熱処理炉において、搬送板と、搬送板の周りに配置される給気パイプと、炉体を示す概略断面図である。
【0009】
以下に説明する実施例の主要な特徴を列記しておく。なお、以下に記載する技術要素は、それぞれ独立した技術要素であって、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。
【0010】
本明細書に開示する技術の第2の態様では、上記の第1の態様において、前記排気口の前記左右方向における幅は、前記左右方向に並ぶ前記複数の被処理物の前記左右方向における前記隙間の幅の1倍以上かつ3倍以下である。上記の構成によれば、雰囲気ガスが複数の被処理物の隙間(左右方向の隙間)を流れた後、上壁に向かって右方向や左方向に広がりながら流れるときでも、雰囲気ガスを、被処理物から発生するガスとともに排気口から炉体の外部に排出することができる。これにより、雰囲気ガスが炉体内に滞留することをより抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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