TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025035510
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023142599
出願日
2023-09-01
発明の名称
部品供給装置、部品供給方法、及び、自動車の製造方法
出願人
トヨタ自動車東日本株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B23P
19/00 20060101AFI20250306BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】簡易設備で省スペースを実現することができる部品供給装置を提供する。
【解決手段】被組付物に組み付ける部品Mを部品供給側から組付側に供給する部品供給装置1であり、部品供給側において部品Mを上に持ち上げる搭載部10と、搭載部10により持ち上げた部品Mを組付側に搬送する搬送部20と、搬送部20により組付側に搬送した部品Mを下に降ろす排出部30とを備える。部品供給装置1により大物部品を供給すると共に、搬送部20の下のスペースには、部品箱に収納した小物部品を供給する小物部品供給装置を配置することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被組付物に組み付ける部品を部品供給側から組付側に供給する部品供給装置であって、
部品供給側において前記部品を上に持ち上げる搭載部と、
前記搭載部により持ち上げた前記部品を組付側に搬送する搬送部と、
前記搬送部により組付側に搬送した前記部品を下に降ろす排出部と
を備えたことを特徴とする部品供給装置。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
前記搬送部は、
前記部品を部品供給側から組付側に搬送するコンベアと、
前記コンベアの前記搭載部側において、前記コンベアの端部から前記部品の搬送方向と反対側に引き出した引出状態と、前記コンベアの側に戻した引戻状態とで移動可能に配設され、前記引出状態から前記引戻状態に戻すことにより、前記部品を前記搭載部から前記コンベアに移動させる第1の移載手段と、
前記コンベアの前記排出部側に配設され、前記部品の搬送方向における後側を持ち上げることにより、前記部品を前記コンベアから前記排出部に移動させる第2の移載手段と
を備えたことを特徴とする請求項1記載の部品供給装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の部品供給装置を、前記被組付物に前記部品を組み付ける組付ラインに対し、前記被組付物が流れる方向に複数並べて配設し、前記組付ラインに個別に異なる部品を供給することを特徴とする部品供給方法。
【請求項4】
組付けラインにおいて被組付物に部品を組み付けて自動車を製造する自動車の製造方法であって、
請求項1又は請求項2に記載の部品供給装置を、前記組付ラインに対し、前記被組付物が流れる方向に複数並べて配設し、前記組付ラインに個別に異なる部品を供給することを特徴とする自動車の製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、被組付物に組み付ける部品を1個ずつ部品供給側から組付側に供給する部品供給装置、並びに、この部品供給装置を用いた部品供給方法及び自動車の製造方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車等の組付ラインにおいて、サブアッシーを組み付けるサブ工程は、メインラインから離れていることが多く、サブ工程完成品は、メインラインまで搬送する必要があった。サブ工程完成品の余分な搬送をなくすには、サブ工程をメインラインに直結すればよいが、隣接する各サブ工程への部品供給方向が一方向に制限されてしまうので、複数車種を同一ラインで組み付けようとすると部品の種類が多くなり、全ての部品のパレットを並置するにはスペースが不足し、難しいという問題があった。
【0003】
なお、特許文献1には、パレット設置ステーションに複数のパレットを設置し、各パレットに積載されている車体部品の種類に対応する車体部品識別部を設け、車体部品検出手段により車体部品識別部から積載されている車体部品の種類を検出して、走行ロボットをパレットの配列方向に移動させて必要な車体部品を取り出すようにした車体部品の供給装置が記載されている。しかしながら、特許文献1のように、走行ロボットを必要な車体部品が積載されているパレットの位置まで都度走行させるのは、設備が大掛かりとなりコストがかかるという問題があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平6-190758号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、このような問題に基づきなされたものであり、簡易設備で省スペースを実現することができる部品供給装置、並びに、この部品供給装置を用いた部品供給方法及び自動車の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の部品供給装置は、被組付物に組み付ける部品を部品供給側から組付側に供給するものであって、部品供給側において部品を上に持ち上げる搭載部と、搭載部により持ち上げた部品を組付側に搬送する搬送部と、搬送部により組付側に搬送した部品を下に降ろす排出部とを備えたものである。
【0007】
本発明の部品供給方法は、本発明の部品供給装置を、被組付物に部品を組み付ける組付ラインに対し、被組付物が流れる方向に複数並べて配設し、組付ラインに個別に異なる部品を供給するものである。
【0008】
本発明の自動車の製造方法は、組付けラインにおいて被組付物に部品を組み付けて自動車を製造するものであって、本発明の部品供給装置を、組付ラインに対し、被組付物が流れる方向に複数並べて配設し、組付ラインに個別に異なる部品を供給するものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、搭載部により部品を上に持ち上げて部品供給側から組付側に搬送するようにしたので、本発明の部品供給装置により大物部品を供給すると共に、搬送部の下のスペースには、部品箱に収納した小物部品を供給する小物部品供給装置を配置することができる。よって、サブ工程に大物部品及び小物部品を同一方向で供給することができ、隣接サブ工程のメインラインへの直結が可能となり、サブ工程完成品の余分な搬送を不要とすることができる。また、搬送部の下に、小物部品を収納した部品箱の搬入経路を確保することもできる。従って、ロボットやパレットを走行させる必要がなく、簡易設備にて省スペースを実現することができる。
【0010】
特に、被組付物に部品を組み付ける組付ラインにおいて、本発明の部品供給装置を被組付物が流れる方向に複数並べて配設して部品を供給するようにすれば、より高い効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
スラッジ除去装置
1か月前
日東精工株式会社
ねじ締め装置
4日前
個人
複合金属回転式ホーン
1か月前
有限会社津谷工業
切削工具
3か月前
株式会社FUJI
工作機械
20日前
株式会社FUJI
工作機械
1か月前
株式会社ダイヘン
積層造形溶接方法
24日前
株式会社ツガミ
工作機械
1か月前
株式会社トーキン
溶接用トーチ
1か月前
トヨタ自動車株式会社
積層コア
2か月前
トヨタ自動車株式会社
取付装置
1か月前
株式会社ナベヤ
締結装置
24日前
株式会社ツガミ
工作機械
1か月前
トヨタ自動車株式会社
検査方法
1か月前
株式会社不二越
歯車研削盤
1か月前
オークマ株式会社
工作機械
10日前
株式会社不二越
歯車加工機
3か月前
株式会社オーエム製作所
工作機械
1か月前
大和ハウス工業株式会社
溶接方法
5日前
オークマ株式会社
診断装置
10日前
株式会社メドメタレックス
ドリル
2か月前
サムテック株式会社
加工物製造方法
2か月前
株式会社ダイヘン
溶接トーチ
1か月前
株式会社ダイヘン
溶接トーチ
1か月前
トヨタ自動車株式会社
位相測定方法
2か月前
株式会社関本管工
エルボ管保持装置
1か月前
豊田鉄工株式会社
レーザー溶接装置
今日
三菱電機株式会社
ねじ取り出し装置
2か月前
スター精密株式会社
工作機械
4日前
株式会社FUJI
自動化用パレット
2か月前
株式会社不二越
工具の製造方法
2か月前
工機ホールディングス株式会社
作業機
3か月前
DMG森精機株式会社
工作機械
1か月前
工機ホールディングス株式会社
作業機
3か月前
トヨタ自動車株式会社
銅線の接合方法
24日前
株式会社不二越
超硬合金製ドリル
2か月前
続きを見る
他の特許を見る