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公開番号
2025035384
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023142389
出願日
2023-09-01
発明の名称
投下情報管理装置、経済性シミュレータ、飛行システム、投下情報管理方法、及び投下情報管理プログラム
出願人
三菱重工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B64D
1/02 20060101AFI20250306BHJP(航空機;飛行;宇宙工学)
要約
【課題】投下される物体の投下状況が把握可能な投下情報管理装置、経済性シミュレータ、飛行システム、投下情報管理方法、及び投下情報管理プログラムを提供する。
【解決手段】投下情報管理装置110は、運搬物の投下を行う投下装置と、投下装置に連結されるとともに投下装置を空中に浮上させる揚力を発生させ、空中に浮上した投下装置を水平方向に移動させる第1飛行体10と、第1飛行体10の移動方向を制御する制御装置30と、を備える飛行システム100の運搬物の投下に関する情報である投下情報を管理し、運搬物の重量情報を検知する重量情報検知部170と、投下装置または第1飛行体10の位置情報を検知する位置情報検知部180と、を備え、重量情報と位置情報とを紐づけて管理する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
運搬物の投下を行う投下装置と、
前記投下装置に連結されるとともに前記投下装置を空中に浮上させる揚力を発生させ、空中に浮上した前記投下装置を水平方向に移動させる第1飛行体と、
前記第1飛行体の移動方向を制御する制御装置と、を備える飛行システムの前記運搬物の投下に関する情報である投下情報を管理し、
前記運搬物の重量情報を検知する重量情報検知部と、
前記投下装置または前記第1飛行体の位置情報を検知する位置情報検知部と、を備え、
前記重量情報と前記位置情報とを紐づけて管理する投下情報管理装置。
続きを表示(約 940 文字)
【請求項2】
日時情報を取得する時間取得部を備え、前記日時情報と、前記重量情報および前記位置情報とを紐づけて管理する請求項1に記載の投下情報管理装置。
【請求項3】
前記重量情報検知部は、前記投下装置と前記第1飛行体との間に配置される重量検知センサにより前記重量情報を検知する請求項1に記載の投下情報管理装置。
【請求項4】
前記位置情報検知部は、前記投下装置または前記第1飛行体に配置される位置情報検知センサにより前記位置情報を検知する請求項1に記載の投下情報管理装置。
【請求項5】
前記制御装置は、前記第1飛行体の移動方向および移動速度を制御する請求項1に記載の投下情報管理装置。
【請求項6】
前記投下装置に連結されるとともに前記投下装置を空中に浮上させる揚力を発生させる第2飛行体を備え、
前記第2飛行体は、前記投下装置と前記第1飛行体との間に連結され、前記第2飛行体が発生する揚力により前記投下装置を空中に浮上させる、請求項1に記載の投下情報管理装置。
【請求項7】
前記第2飛行体は、空気より密度の小さいガスにより揚力を発生させる請求項6に記載の投下情報管理装置。
【請求項8】
前記重量情報検知部は、前記投下装置の滞空時間、前記投下装置がハッチ式の場合はハッチの開口量、前記第2飛行体がガスにより揚力を発生させる場合は前記第2飛行体の残存ガス量、前記第1飛行体の発生揚力、の少なくともいずれか一つに基づき前記重量情報を検知する請求項6に記載の投下情報管理装置。
【請求項9】
前記投下装置は、投下装置制御部により制御され、
前記投下装置制御部の制御により前記投下装置から所定量の前記運搬物が投下され、
前記制御装置の制御により前記投下装置が所定の位置に移動される、請求項1に記載の投下情報管理装置。
【請求項10】
前記投下装置は、ハッチ式であり、
前記投下装置制御部により前記投下装置のハッチの開閉が制御される請求項9に記載の投下情報管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、投下情報管理装置、経済性シミュレータ、飛行システム、投下情報管理方法、及び投下情報管理プログラムに関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
林業における間伐材や枝葉等(以下、林地残材とする)は、採算が合わないなどの様々な理由から山林に放置されるケースがある。林地残材を放置しておくと、雨や虫、微生物の影響で腐敗(分解)が進み、林地残材に含まれる炭素は二酸化炭素として大気に放出されてしまう。これに対し、近年、炭化炉等を利用して、これらの林地残材等の未利用バイオマスから、腐敗し難いバイオ炭を生成する取り組みがなされている。生成したバイオ炭は土壌改良剤としての用途もあることから、例えば土地に散布して、すき込むことに利用される場合がある。また、特定の土地にすき込んだ炭素量に応じて炭素クレジットが支払われるなどの取引もなされている。
【0003】
バイオ炭をすき込むにあたっては、すき込んだ位置と量を精度よく記録する技術(トレーサビリティ)が必要になる。例えば特許文献1には、飛行体に搭載した投下物を投下させ、投下物の位置情報を計測することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-90440号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の発明では、投下物の位置情報は取得できるものの、前述のバイオ炭のようにどの位置にどれだけの量が散布されたか(投下されたか)、投下物の投下状況を把握できるような情報の取得ができていなかった。
【0006】
本開示は、このような事情に鑑みてなされたものであって、投下される物体の投下状況が把握可能な投下情報管理装置、経済性シミュレータ、飛行システム、投下情報管理方法、及び投下情報管理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本開示の投下情報管理装置、経済性シミュレータ、飛行システム、投下情報管理方法、及び投下情報管理プログラムは以下の手段を採用する。
本開示の投下情報管理装置は、運搬物の投下を行う投下装置と、前記投下装置に連結されるとともに前記投下装置を空中に浮上させる揚力を発生させ、空中に浮上した前記投下装置を水平方向に移動させる第1飛行体と、前記第1飛行体の移動方向を制御する制御装置と、を備える飛行システムの前記運搬物の投下に関する情報である投下情報を管理し、前記運搬物の重量情報を検知する重量情報検知部と、前記投下装置または前記第1飛行体の位置情報を検知する位置情報検知部と、を備え、前記重量情報と前記位置情報とを紐づけて管理する。
【0008】
本開示の経済性シミュレータは、前述の投下情報管理装置に設けられ、炭素クレジットに関する市場情報と、前記炭化物が投下される土地の土地情報と、前記炭化物に関する情報である運搬物情報と、を含む入力情報に基づき、炭化物投下量予測と、炭素クレジット換算結果とを算出する。
【0009】
本開示の飛行システムは、運搬物の投下を行う投下装置と、前記投下装置に連結されるとともに前記投下装置を空中に浮上させる揚力を発生させ、空中に浮上した前記投下装置を水平方向に移動させる第1飛行体と、前記第1飛行体の移動方向を制御する制御装置と、を備え、前記運搬物の重量情報を検知する重量情報検知部と、前記投下装置または前記第1飛行体の位置情報を検知する位置情報検知部と、を備え、前記重量情報と前記位置情報とを紐づけて管理する投下情報管理装置により前記運搬物の投下に関する情報である投下情報が管理される。
【0010】
本開示の投下情報管理方法は、運搬物の投下を行う投下装置と、前記投下装置に連結されるとともに前記投下装置を空中に浮上させる揚力を発生させ、空中に浮上した前記投下装置を水平方向に移動させる第1飛行体と、前記第1飛行体の移動方向を制御する制御装置と、を備える飛行システムの前記運搬物の投下に関する情報である投下情報を管理する投下情報管理ステップと、前記運搬物の重量情報を検知する重量検知ステップと、前記投下装置または前記第1飛行体の位置情報を検知する位置情報検知ステップと、前記重量情報と前記位置情報とを紐づけて管理するステップと、をコンピュータが実行する。
(【0011】以降は省略されています)
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