TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025028563
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-03
出願番号2023133463
出願日2023-08-18
発明の名称バッテリ交換システム
出願人三菱重工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60L 53/80 20190101AFI20250221BHJP(車両一般)
要約【課題】バッテリ交換を効率良く行うことができるバッテリ交換システムを提供する。
【解決手段】バッテリ交換システムは、車両と、バッテリ交換装置と、を備え、車両は、バッテリが収容され、第1方向に開口したバッテリ収容部と、バッテリ収容部に対し、第1方向に直交する第2方向に隣り合う反射部と、を備え、バッテリ交換装置は、車両に対し、第3方向にバッテリを抜き挿しするとともに、第3方向、及び第3方向に直交する第4方向に移動可能な抜き挿し機構と、抜き挿し機構に第4方向に隣り合うように取り付けられ、第3方向にレーザー光を照射するとともに、反射部で反射されたレーザー光を検知可能な受発光器と、抜き挿し機構の動作を制御する制御装置と、を備え、制御装置は、第1方向と第3方向とが沿うようにバッテリ交換装置に接近した車両に対し、受発光器が反射部で反射されたレーザー光を検知するまで、抜き挿し機構を第4方向に移動させる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
バッテリが搭載され、水平方向に移動可能な車両と、
前記車両の前記バッテリを交換するバッテリ交換装置と、
を備え、
前記車両は、
前記バッテリが収容され、水平方向のうち第1方向に開口したバッテリ収容部と、
前記バッテリ収容部に対し、水平方向のうち前記第1方向に直交する第2方向に隣り合うように設けられた反射部と、
を備え、
前記バッテリ交換装置は、
前記車両に対し、水平方向のうち第3方向に前記バッテリを抜き挿しするとともに、前記第3方向、及び水平方向のうち前記第3方向に直交する第4方向に移動可能な抜き挿し機構と、
前記抜き挿し機構に前記第4方向に隣り合うように、かつ前記抜き挿し機構と一体に移動可能に取り付けられ、前記第3方向にレーザー光を照射するとともに、前記反射部で反射されたレーザー光を検知可能な受発光器と、
前記抜き挿し機構の動作を制御する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記第1方向と前記第3方向とが沿うように前記バッテリ交換装置に接近するとともに、前記バッテリ交換装置に前記バッテリ収容部と前記反射部とを向けた前記車両に対し、前記受発光器が前記反射部で反射されたレーザー光を検知するまで、前記抜き挿し機構を前記第4方向に移動させる、バッテリ交換システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記反射部は、
レーザー光を反射可能な反射板と、
前記反射板を前記第1方向の外側から覆うとともに、前記第1方向に貫通するスリットが形成されたカバーと、
を有する、請求項1に記載のバッテリ交換システム。
【請求項3】
前記車両の位置、及び向きを制御可能なサーバをさらに備える、請求項1又は2に記載のバッテリ交換システム。
【請求項4】
前記バッテリ収容部は、前記第2方向に対向して2つ設けられ、
前記反射部は、前記第2方向に対向して2つ設けられ、
前記抜き挿し機構は、前記第4方向に対向して2つ設けられ、
前記受発光器は、前記第4方向に対向して2つ設けられ、
前記サーバは、
前記受発光器が前記反射部で反射されたレーザー光を検知した時、2つの前記反射部の前記第2方向の離間距離に対する2つの前記受発光器の前記第4方向の離間距離に基づいて、前記第2方向と前記第4方向とが成す角を算出する、請求項3に記載のバッテリ交換システム。
【請求項5】
前記制御装置が前記抜き挿し機構を前記第4方向に移動させた時、前記受発光器が前記反射部で反射されたレーザー光を検知しない場合、前記サーバが、前記車両を、前記受発光器が前記反射部で反射されたレーザー光を検知可能な位置に復帰させる請求項3に記載のバッテリ交換システム。
【請求項6】
前記抜き差し機構は、前記バッテリを把持するハンドを有し、
前記ハンドは、前記バッテリを磁力により吸着するマグネットキャッチを有する請求項1または2に記載のバッテリ交換システム。
【請求項7】
前記抜き差し機構は、前記バッテリを把持するハンドを有し、
前記ハンドは、前記第3方向前側に開口し、前記バッテリに密着させた状態で内部を負圧にすることで前記バッテリを空気圧により吸着する吸引カップを有する請求項1又は2に記載のバッテリ交換システム。
【請求項8】
前記抜き差し機構は、前記バッテリを把持するハンドを有し、
前記バッテリは、前記第1方向後側に形成された係合溝を有し、
前記ハンドは、
前記バッテリの前記係合溝に係合可能なフックと、
前記フックを、前記係合溝と係合する状態と、前記係合溝との係合が解除される状態とに変化させるアクチュエータと、
を有する請求項1又は2に記載のバッテリ交換システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、バッテリ交換システムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、着脱可能なバッテリを搭載した電動車両において、バッテリを交換するバッテリ交換装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第7215629号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の位置や向きによっては、バッテリを抜き挿しすることができず、車両とバッテリ装置との位置合わせを何度もやり直さなければならない場合がある。そのため、バッテリ交換の効率性が悪いという問題があった。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、バッテリ交換を効率良く行うことができるバッテリ交換システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本開示に係るバッテリ交換システムは、バッテリが搭載され、水平方向に移動可能な車両と、前記車両の前記バッテリを交換するバッテリ交換装置と、を備え、前記車両は、前記バッテリが収容され、水平方向のうち第1方向に開口したバッテリ収容部と、前記バッテリ収容部に対し、水平方向のうち前記第1方向に直交する第2方向に隣り合うように設けられた反射部と、を備え、前記バッテリ交換装置は、前記車両に対し、水平方向のうち第3方向に前記バッテリを抜き挿しするとともに、前記第3方向、及び水平方向のうち前記第3方向に直交する第4方向に移動可能な抜き挿し機構と、前記抜き挿し機構に前記第4方向に隣り合うように、かつ前記抜き挿し機構と一体に移動可能に取り付けられ、前記第3方向にレーザー光を照射するとともに、前記反射部で反射されたレーザー光を検知可能な受発光器と、前記抜き挿し機構の動作を制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記第1方向と前記第3方向とが沿うように前記バッテリ交換装置に接近するとともに、前記バッテリ交換装置に前記バッテリ収容部と前記反射部とを向けた前記車両に対し、前記受発光器が前記反射部で反射されたレーザー光を検知するまで、前記抜き挿し機構を前記第4方向に移動させる。
【発明の効果】
【0007】
本開示のバッテリ交換システムによれば、バッテリ交換を効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施形態に係るバッテリ交換システムを側方から見た図である。
本開示の実施形態に係るバッテリ交換システムを上方から見た概略構成図である。
図2のIII部の拡大図である。
本開示の実施形態に係る抜き挿し機構のバッテリ抜き取り時の動作を説明する図である。
本開示の実施形態に係る抜き挿し機構のバッテリ抜き取り時の動作を説明する図である。
本開示の実施形態に係る抜き挿し機構のバッテリ抜き取り時の動作を説明する図である。
本開示の実施形態に係る抜き挿し機構の位置合わせの手順を説明するフローである。
本開示の実施形態に係る抜き挿し機構の位置合わせの手順を説明する図である。
本開示の実施形態に係る抜き挿し機構の位置合わせの手順を説明する図である。
本開示の実施形態に係る抜き挿し機構の位置合わせの手順を説明する図である。
本開示の実施形態に係る抜き挿し機構の位置合わせの手順を説明する図である。
本開示の実施形態に係る車両の向きを調整する手順を説明するフローである。
本開示の実施形態に係る車両の向きを調整する手順を説明する図である。
本開示の実施形態に係る車両の位置調整の手順を説明するフローである。
本開示の実施形態に係る車両の位置調整の手順を説明する図である。
本開示の実施形態に係る車両の位置調整の手順を説明する図である。
本開示の実施形態に係る車両の位置調整の手順を説明する図である。
本開示の実施形態に係るハードウェア構成図である。
本開示のその他の実施形態に係るハンドを説明する図である。
本開示のその他の実施形態に係るハンドを説明する図である。
本開示のその他の実施形態に係るハンドを説明する図である。
本開示のその他の実施形態に係るハンドを説明する図である。
本開示のその他の実施形態に係るセンサ部を説明する図である。
本開示のその他の実施形態に係るセンサ部を説明する図である。
本開示のその他の実施形態に係るバッテリ交換システムを説明する図である。
本開示のその他の実施形態に係るバッテリ交換システムを説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第一実施形態>
(バッテリ交換システム)
以下、本開示の実施形態に係るバッテリ交換システム1について、図1~図18を参照して説明する。
図1、図2に示すように、バッテリ交換システム1は、車両2と、バッテリ交換装置4と、センサ部5と、サーバ6と、を備える。
【0010】
(車両)
車両2には、バッテリ3が搭載されている。車両2は、バッテリ3の電力により床面F上を水平方向に移動可能である。
車両2がフォークリフトである場合を例に、本実施形態を説明する。
以下では、車両2について、上下方向Dvに直交する水平方向のうち車両2の前後方向と一致する方向を第1方向D1と称し、水平方向のうち第1方向D1に直交して車両2の幅方向と一致する方向を第2方向D2と称する。
車両2は、車体20と、車輪25と、マスト26と、荷役装置30と、反射部40と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

三菱重工業株式会社
栽培ハウス
10日前
三菱重工業株式会社
電力変換装置
10日前
三菱重工業株式会社
蓄電池システム
3日前
三菱重工業株式会社
把持装置および方法
3日前
三菱重工業株式会社
把持装置および方法
3日前
三菱重工業株式会社
バッテリ交換システム
今日
三菱重工業株式会社
バッテリ交換システム
今日
三菱重工業株式会社
液浸冷却装置及びその制御方法
3日前
三菱重工業株式会社
把持装置及び把持装置の制御方法
3日前
三菱重工業株式会社
把持装置、制御方法及びプログラム
3日前
三菱重工業株式会社
電力制御システムおよび電力制御方法
3日前
三菱重工業株式会社
ポータブルサーバシステム、及び移動体
今日
三菱重工業株式会社
調節機構及び発電プラント並びに調整方法
4日前
三菱重工業株式会社
コンテナ型データセンタ及びその制御方法
3日前
三菱重工業株式会社
文書処理装置及び文書処理方法並びにプログラム
10日前
三菱重工業株式会社
制御装置、発電設備、制御方法、及び制御プログラム
4日前
三菱重工業株式会社
ボイラ
10日前
三菱重工業株式会社
移動体の制御装置、移動体、移動体の制御方法、およびプログラム
今日
三菱重工業株式会社
燃料搬送装置及びこれを備えた流動床燃焼装置並びに燃料供給方法
10日前
三菱重工業株式会社
制御装置、空調シミュレートシステム、制御方法および制御プログラム
10日前
三菱重工業株式会社
蓄電システムの制御装置、蓄電システム、蓄電システムの制御方法、プログラム
3日前
個人
車両
3か月前
個人
飛行自動車
14日前
個人
授乳用車両
1か月前
個人
眼科手術車
1か月前
個人
自動車運転補助装置
3か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
個人
台車用車輪止め具
1か月前
個人
キャンピングトレーラー
2か月前
個人
謝意シグナル装着車
2か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
2か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車外表示装置
4か月前
続きを見る