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公開番号2025030426
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-07
出願番号2023135709
出願日2023-08-23
発明の名称検査装置、及び検査システム
出願人三菱重工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G01N 19/04 20060101AFI20250228BHJP(測定;試験)
要約【課題】シール検査を自動化することができる検査装置、及び検査システムを提供する。
【解決手段】検査装置は、シールが施された被検査面に、第1方向に対向して配置される基部と、基部に搭載され、被検査面のシール部に対して、第1方向に交差する第2方向一方側から接触する接触部と、基部に搭載され、接触部に第2方向一方側から他方側に向かう方向の力を付勢する付勢装置と、基部の第2方向一方側の端部に設けられ、第2方向に基部を移動させる進退機構と、を備え、付勢装置は、第1方向及び第2方向に交差する第3方向に延びる回転軸部と、回転軸部回りに回転可能であるとともに、回転軸部に対して第2方向両側に延在し、第2方向一方側の端部に接触部が設けられたアームと、アームの第2方向他方側の端部に設けられ、接触部が第2方向一方側から他方側に向かうようにアームに力を付勢する付勢部材と、を有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
シールが施された被検査面に、第1方向に対向して配置される基部と、
前記基部に搭載され、前記被検査面のシール部に対して、前記第1方向に交差する第2方向一方側から接触する接触部と、
前記基部に搭載され、前記接触部に前記第2方向一方側から他方側に向かう方向の力を付勢する付勢装置と、
前記基部の前記第2方向一方側の端部に設けられ、前記第2方向に前記基部を移動させる進退機構と、
を備え、
前記付勢装置は、
前記第1方向及び前記第2方向に交差する第3方向に延びる回転軸部と、
前記回転軸部回りに回転可能であるとともに、前記回転軸部に対して前記第2方向両側に延在し、前記第2方向一方側の端部に前記接触部が設けられたアームと、
前記アームの前記第2方向他方側の端部に設けられ、前記接触部が前記第2方向一方側から他方側に向かうように前記アームに力を付勢する付勢部材と、
を有する検査装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記基部に搭載され、前記アームの前記第2方向一方側の端部に前記第2方向他方側から接触するとともに、前記第2方向に伸縮可能に設けられ、伸長時には前記アームに、前記第2方向の他方側から一方側に向かう方向の力を付勢する退避機構をさらに備える、請求項1に記載の検査装置。
【請求項3】
前記基部に搭載され、前記接触部の位置を検出するセンサ部をさらに備える、請求項1又は2に記載の検査装置。
【請求項4】
前記接触部に対して前記第3方向に固定された位置に配置され、前記接触部の前記第3方向の位置決めを行うセンタリング機構をさらに備え、
前記センタリング機構は、前記第3方向に対向して設けられ、各々が前記第3方向に移動可能なセンタリングブロックを有する、請求項1又は2に記載の検査装置。
【請求項5】
前記接触部に対して前記第1方向及び前記第3方向に固定された位置に配置され、前記接触部の前記第2方向の位置ずれを防止するブレーキ機構をさらに備え、
前記ブレーキ機構は、前記第2方向に交差する方向に移動可能なブレーキブロックを有する、請求項1又は2に記載の検査装置。
【請求項6】
請求項1又は2に記載の検査装置と、
前記検査装置に前記第2方向から連結されるパイプと、
前記パイプの前記第2方向で前記検査装置とは反対側の端部を把持し、前記パイプを前記第2方向に移動させる移動機構と、
を備える検査システム。
【請求項7】
前記検査装置は、前記第2方向に延びる連結パイプをさらに備え、
前記パイプと前記連結パイプとを連結する連結部材をさらに備え、
前記連結部材は、
前記第2方向に延びて、前記第2方向の一方の端部が前記パイプ及び前記連結パイプのいずれか一方に挿通され、前記第2方向の他方の端部が前記パイプ及び前記連結パイプのいずれか他方に挿通された中心軸部と、
前記中心軸部の前記第2方向両端部に設けられ、前記パイプ及び前記連結パイプの内周面と螺合可能な雄ネジ部と、
前記中心軸部の前記第2方向中央部における外周面から前記パイプ及び前記連結パイプよりも径方向外側に張り出した鍔部と、
を有する請求項6に記載の検査システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、検査装置、及び検査システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、航空機の翼の構造が開示されている。この翼は、外板と、ストリンガとによって構成されている。外板とストリンガとは、互いに重ね合わされている。ストリンガは、外板に接続する接続部と、外板から離隔する突起部とを備える。突起部と外板との間には、中空部が形成されている。
【0003】
特許文献2には、ブラシを用いた手作業により、欠陥に対してシール補修を施す方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-104443号公報
特許第6071359号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、外板とストリンガとの間の中空部内に欠陥が生じた時、上記のようなブラシでシールを行う。このシール部の密着性を検査する必要がある。しかしながら、中空部が非常に狭隘であるため、手作業でシール検査を行うことが困難であった。
【0006】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであって、シール検査を自動化することができる検査装置、及び検査システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本開示に係る検査装置は、シールが施された被検査面に、第1方向に対向して配置される基部と、前記基部に搭載され、前記被検査面のシール部に対して、前記第1方向に交差する第2方向一方側から接触する接触部と、前記基部に搭載され、前記接触部に前記第2方向一方側から他方側に向かう方向の力を付勢する付勢装置と、前記基部の前記第2方向一方側の端部に設けられ、前記第2方向に前記基部を移動させる進退機構と、を備え、前記付勢装置は、前記第1方向及び前記第2方向に交差する第3方向に延びる回転軸部と、前記回転軸部回りに回転可能であるとともに、前記回転軸部に対して前記第2方向両側に延在し、前記第2方向一方側の端部に前記接触部が設けられたアームと、前記アームの前記第2方向他方側の端部に設けられ、前記接触部が前記第2方向一方側から他方側に向かうように前記アームに力を付勢する付勢部材と、を有する。
【0008】
本開示に係る検査システムは、上記の検査装置と、前記検査装置に前記第2方向から連結されるパイプと、前記パイプの前記第2方向で前記検査装置とは反対側の端部を把持し、前記パイプを前記第2方向に移動させる移動機構と、を備える。
【発明の効果】
【0009】
本開示の検査装置、及び検査システムによれば、シール検査を自動化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施形態に係る検査システムの概略構成を示す側面図である。
本開示の実施形態に係る自動化装置の概略構成を示す平面図である。
本開示の実施形態に係る対象物の一部を示す斜視図である。
本開示の実施形態に係る連結部材の概略構成を示す断面図である。
本開示の実施形態に係るシール部を示す模式図である。
本開示の実施形態に係る検査装置の概略構成を示す図である。
本開示の実施形態に係る検査装置の概略構成を示す図である。
本開示の実施形態に係る検査部を示す拡大図である。
本開示の実施形態に係るセンタリング機構の概略構成を示す図である。
本開示の実施形態に係るブレーキ機構の概略構成を示す図である。
本開示の実施形態に係る検査方法の手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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