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公開番号
2025034915
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023141596
出願日
2023-08-31
発明の名称
保持構造
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
弁理士法人桐朋
主分類
H01R
13/60 20060101AFI20250306BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】他の電力端子に装着されていない電力端子を保持部で好適に保持することができる保持構造に関する。
【解決手段】保持構造である給電装置10は、コネクタ保持部54を備える。コネクタ保持部54は、コネクタ20を保持する主部62と、ボルト68、69によって給電装置10に固定される固定部64とを有する。主部62と固定部64とは、主部62に対するコネクタ20の抜き差し方向と、ボルト68、69による給電装置10に対する固定部64の固定方向とが互いに交差する方向となるように設けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
電力装置から延出する電力線の先端に設けられ、他の電力装置の他の電力端子に対して着脱可能に設けられる電力端子を保持する保持構造であって、
前記電力端子が前記他の電力端子に装着されないときに、前記電力端子を抜き差し可能に保持する保持部を備え、
前記保持部は、
固定具によって、前記電力装置、前記他の電力装置、又は、保持主体のいずれかである保持主体等に固定されるように設けられ、
前記保持部は、
前記電力端子を保持する主部と、
該主部と一体的に形成され、前記固定具によって前記保持主体等に固定される固定部と、
を有し、
前記主部と前記固定部とは、前記主部に対する前記電力端子の抜き差し方向である第1方向と、前記固定具による前記保持主体等に対する前記固定部の固定方向である第2方向とが互いに交差する方向となるように設けられる、保持構造。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
請求項1記載の保持構造において、
前記固定具は、前記保持主体等に挿入される小径部と、該小径部と一体的に形成され、該固定具を前記保持主体等に固定するための工具が当接する大径部とを有し、
前記固定部は、前記大径部の外径よりも大きな内径を有し、前記固定具の全体を挿入可能に形成された固定具穴を有する、保持構造。
【請求項3】
請求項2記載の保持構造において、
前記主部の外周部と、前記固定部のうちの前記固定具穴を構成する他の外周部とは、一体的に形成されている、保持構造。
【請求項4】
請求項2又は3記載の保持構造において、
前記固定具穴の前記内径は、前記工具の外径よりも大きい、保持構造。
【請求項5】
請求項2~4のいずれか1項に記載の保持構造において、
前記固定部は、前記固定具穴の底部を貫通し、前記小径部が挿入される挿入孔を有し、
前記固定具穴の前記底部は、前記固定具が前記保持主体等に固定されるときに、前記大径部が当接する当接部である、保持構造。
【請求項6】
請求項5記載の保持構造において、
前記第2方向における前記固定具穴の長さは、前記第2方向における前記挿入孔の長さよりも大きい、保持構造。
【請求項7】
請求項6記載の保持構造において、
前記保持部は、前記挿入孔と前記固定具との間に介装される補強部をさらに有し、
前記補強部は、前記保持部よりも強度及び剛性のうちの少なくともいずれかが大きい、保持構造。
【請求項8】
請求項2~7のいずれか1項に記載の保持構造において、
前記固定部は、2つの前記固定具穴を有し、
2つの前記固定具穴の各々には、2つの前記固定具が各々挿入される、保持構造。
【請求項9】
請求項8記載の保持構造において、
2つの前記固定具穴は、鉛直方向に互いに離間して配置される、保持構造。
【請求項10】
請求項8又は9記載の保持構造において、
2つの前記固定具は、同一の形状を有する、保持構造。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、保持構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、給電ケーブルと給電コネクタとを備える電力変換装置が開示されている。給電ケーブルは、電力変換装置から延出している。給電コネクタは、給電ケーブルの先端に設けられている。給電コネクタは、例えば、車両の給電口に接続される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-154404号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1には、電力変換装置で給電コネクタをどのように保持するのかについて、何ら開示されていない。給電コネクタの保持に関して改善の余地がある。
【0005】
本発明は、上記した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の態様は、電力装置から延出する電力線の先端に設けられ、他の電力装置の他の電力端子に対して着脱可能に設けられる電力端子を保持する保持構造であって、前記保持構造は、前記電力端子が前記他の電力端子に装着されないときに、前記電力端子を抜き差し可能に保持する保持部を備え、前記保持部は、固定具によって、前記電力装置、前記他の電力装置、又は、保持主体のいずれかである保持主体等に固定されるように設けられ、前記保持部は、前記電力端子を保持する主部と、該主部と一体的に形成され、前記固定具によって前記保持主体等に固定される固定部と、を有し、前記主部と前記固定部とは、前記主部に対する前記電力端子の抜き差し方向である第1方向と、前記固定具による前記保持主体等に対する前記固定部の固定方向である第2方向とが互いに交差する方向となるように設けられる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、他の電力端子に装着されていない電力端子を保持部で好適に保持することができる。また、第1方向と第2方向とが交差しているので、固定部が主部に対する電力端子の抜き差しの邪魔にならない。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、給電装置を含む電力システムの構成図である。
図2は、給電装置の背面図である。
図3は、カバー部材を取り外した状態を示す給電装置の背面図である。
図4は、図3のIV―IV線に沿った断面図である。
図5は、図3のV―V線に沿った断面図である。
図6は、給電装置の後部側の一部側面図である。
図7は、保持部に対するコネクタの嵌合部の挿入を示す断面図である。
図8は、保持部に対するコネクタの嵌合部の挿入を示す断面図である。
図9は、保持部にコネクタの嵌合部が嵌合した状態を示す断面図である。
図10は、比較例に係る給電装置の背面図である。
図11は、図10のXII―XII線に沿った断面図である。
図12は、図10のXIII―XIII線に沿った断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、給電装置10(電力装置、保持構造、保持主体等)を含む電力システム12の構成図である。電力システム12は、給電装置10と車両14(他の電力装置)とを備える。以下の説明では、図1の紙面の右側を前方向、左側を後方向、上側を上方向、下側を下方向として、給電装置10について、前後、上下及び左右の方向を説明する。
【0010】
給電装置10は、可搬型の電力装置である。給電装置10は、装置本体16と、ケーブル18(電力線)と、コネクタ20(電力端子)とを備える。装置本体16は、筐体22と、前カバー24と、後カバー26(蓋部材)とを有する。
(【0011】以降は省略されています)
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