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公開番号2025034696
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-13
出願番号2023141224
出願日2023-08-31
発明の名称充電制御装置、車載装置、充電制御方法、及び充電制御プログラム
出願人株式会社デンソーテン
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類H02J 7/02 20160101AFI20250306BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】充電できる充電量に関する情報を算出して表示させることにより、充電を行うか否かをユーザが適切に判断できるようにする技術を提供する。
【解決手段】車両に搭載された電池に対して充電を行う充電設備を制御するコントローラを備えた充電制御装置であって、前記コントローラが、充電を行う時間を取得し、前記車両に搭載された車載装置から、前記電池に関する情報を取得し、前記充電を行う時間と、前記電池に関する情報と、前記充電設備の充電能力とに基づいて、前記充電を行う時間で充電できる充電量に関する情報を算出し、前記充電量に関する情報を表示装置に表示させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載された電池に対して充電を行う充電設備を制御するコントローラを備えた充電制御装置であって、
前記コントローラは、
充電を行う時間を取得し、
前記車両に搭載された車載装置から、前記電池に関する情報を取得し、
前記充電を行う時間と、前記電池に関する情報と、前記充電設備の充電能力とに基づいて、前記充電を行う時間で充電できる充電量に関する情報を算出し、
前記充電量に関する情報を表示装置に表示させる、
充電制御装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記充電量に関する情報が、前記充電を行う時間で充電した場合に供給される電力量と到達する充電状態とを含む請求項1に記載の充電制御装置。
情報である。
【請求項3】
前記電池に関する情報が、前記電池の最大容量と、現在の充電状態とを含む請求項1に記載の充電制御装置。
【請求項4】
前記充電設備の充電能力が、出力電圧及び出力電流の情報を含む請求項1に記載の充電制御装置。
【請求項5】
前記コントローラは、
前記充電設備の温度、及び前記充電設備の周囲における気温のうち少なくとも一方を示す温度情報を取得し、
前記充電を行う時間と、前記電池に関する情報と、前記充電設備の充電能力とに加え、前記温度情報に基づいて、前記充電を行う時間で充電できる充電量に関する情報を算出する、
請求項1に記載の充電制御装置。
【請求項6】
前記コントローラは、前記充電を行う時間で充電できる充電量の情報と共に、充電を行うか否かをユーザに問合せる問合せ情報を表示装置に表示させる請求項1に記載の充電制御装置。
【請求項7】
前記コントローラは、前記充電量に関する情報と共に、前記充電量の値に応じて、当該値となった理由を示す情報を表示装置に表示させる請求項1に記載の充電制御装置。
【請求項8】
前記コントローラは、前記充電の費用を含む前記充電設備の利用料金を表示装置に表示させる請求項1に記載の充電制御装置。
【請求項9】
前記コントローラは、前記充電量に関する情報を無線通信によって前記車両に搭載された前記車載装置へ送信し、前記車載装置に接続された表示装置に表示させる請求項1~8の何れか1項に記載の充電制御装置。
【請求項10】
前記コントローラは、前記無線通信により前記車両の電池に関する情報を前記車載装置から取得する請求項9に記載の充電制御装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、充電制御装置、車載装置、充電制御方法、及び充電制御プログラムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
電気自動車に対して充電を行う充電設備には様々な仕様のものがあり、旧来の給電能力が低い充電設備で、最近の電気自動車における大容量化した電池の充電を行うと充電完了までに多大な時間を要する。一回の充電が所定時間(例えば30分)までと決まっている場合、充電設備の仕様によっては、充電を行ってもユーザが期待する充電量が得られるとは限らなかった。
【0003】
特許文献1には、予測された充電電力量及び利用時間、並びに、課金体系に関する情報に従って、充電のコストパフォーマンスを予測することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2018-074673号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、電気自動車で走行中に、初めて来訪した充電設備で30分だけ充電を行うような場合、特許文献1のように、充電のコストパフォーマンスが示されたとしても、充電後にユーザが期待する充電状態となるか否かが分かり難く、当該充電設備で充電すべきか、他の充電設備を探すべきかの判断が難いという問題があった。
【0006】
本開示の技術は、充電を行うか否かをユーザがより適切に判断できるようにする技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、本開示の充電制御装置は、
車両に搭載された電池に対して充電を行う充電設備を制御するコントローラを備え、
前記コントローラは、
充電を行う時間を取得し、
前記車両に搭載された車載装置から、前記電池に関する情報を取得し、
前記充電を行う時間と、前記電池に関する情報と、前記充電設備の充電能力とに基づいて、前記充電を行う時間で充電できる充電量に関する情報を算出し、
前記充電量に関する情報を表示装置に表示させる。
【発明の効果】
【0008】
本開示の技術によれば、充電できる充電量に関する情報を算出して表示させることにより、充電を行うか否かをユーザが適切に判断できるようにする技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第一実施形態に係る充電制御システムの構成を示す図である。
図2は、コントローラの構成を示す図である。
図3は、車載装置の構成を示す図である。
図4は、コントローラが実行する充電制御方法のフローを示す図である。
図5は、充電時間に対する充電量のグラフの表示例を示す図である。
図6は、充電情報と理由情報と問合せ情報とを含む問合せ画面の表示例(その1)を示す図である。
図7は、充電情報と理由情報と問合せ情報とを含む問合せ画面の表示例(その2)を示す図である。
図8は、第二実施形態における充電器と車両の接続構成を示す図である。
図9は、第二実施形態において、コントローラと車載装置が実行する充電制御方法のシーケンスを示す図である。
図10は、第三実施形態において、充電時に車載装置とコントローラとが実行する処理のシーケンスを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第一実施形態>
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。以下の実施形態の構成は例示であり、本発明は実施形態の構成に限定されない。
(【0011】以降は省略されています)

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