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公開番号
2025034531
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023140957
出願日
2023-08-31
発明の名称
電池管理システム
出願人
日立Astemo株式会社
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250306BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電圧検出装置と管理装置とが無線通信を行う電池管理システムにおいて、電力消費量を削減可能とする。
【解決手段】管理装置3は、車両に運転者が乗車したことを検出する乗員検出部3bを備え、電池モジュールMの管理が可能な状態に電圧検出装置2と通信可能な通常通信モードと、通常通信モードよりも電圧検出装置2との通信頻度が少ない低通信モードとに遷移可能であり、乗員検出部3bにて運転者が乗車したことが検出され、かつ、運転者が乗車後に行う起動操作が開始された場合に、低通信モードから通常通信モードに遷移し、起動操作が完了しない場合に、通常通信モードから低通信モードに遷移する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載された電池モジュールの電圧を検出する電圧検出装置と、前記電圧検出装置と無線通信可能であると共に前記電圧検出装置の検出結果に基づいて前記電池モジュールの管理を行う管理装置とを備える電池管理システムであって、
前記管理装置は、
前記車両に乗員が乗車したことを検出する乗員検出部を備え、
前記電池モジュールの管理が可能な状態に前記電圧検出装置と通信可能な通常通信モードと、
前記通常通信モードよりも前記電圧検出装置との通信頻度が少ない低通信モードと
に遷移可能であり、
前記乗員検出部にて前記乗員が乗車したことが検出され、かつ、前記乗員が乗車後に行う起動操作が開始された場合に、前記低通信モードから前記通常通信モードに遷移し、
前記起動操作が完了しない場合に、前記通常通信モードから前記低通信モードに遷移する
ことを特徴とする電池管理システム。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記管理装置は、前記車両に搭載された電子機器との間に前記乗員の乗車位置を挟んで配置される受信アンテナを備え、
前記乗員検出部は、前記車両に搭載された電子機器から放射される電波の前記受信アンテナにおける受信強度に基づいて、前記乗員が乗車したことを検出する
ことを特徴とする請求項1記載の電池管理システム。
【請求項3】
前記管理装置は、前記電圧検出装置と無線通信を行う無線通信アンテナを備え、
前記受信アンテナは、前記無線通信アンテナである
ことを特徴とする請求項2記載の電池管理システム。
【請求項4】
前記電子機器がカーナビゲーション装置であることを特徴とする請求項2または3記載の電池管理システム。
【請求項5】
前記起動操作は、前記車両に搭載されたブレーキペダルの踏込操作と、前記車両に搭載された動力装置を始動するイグニッションスイッチのオン操作とを含み、
前記管理装置は、
前記ブレーキペダルの踏込操作が行われることで前記起動操作が開始されたと判定し、
前記ブレーキペダルの踏込操作の後に前記イグニッションスイッチのオン操作がされることなく、前記ブレーキペダルが解放された場合に、前記起動操作が完了しなかったと判定する
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか一項に記載の電池管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池管理システムに関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1には、車両に搭載される電池監視装置が開示されている。特許文献1に開示された電池監視装置は、電池ECUと、電池モジュールごとに設けられたサテライトと、電池ECUとサテライト間で無線通信を行う無線モジュールとを有している。特許文献1に開示された電池監視装置は、車両の動力装置の始動スイッチをオンにするようにも前に、電池ECUとサテライトとを無線接続することで、速やかに電池モジュールの監視を開始することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-78115号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、特許文献1に開示された電池監視装置では、キーレスエントリ装置のコントローラからの解錠信号に基づいて、電池ECUとサテライトとの無線接続を開始する。つまり、特許文献1では、サテライトのような電圧検出装置と、電圧検出装置の検出結果に基づいて電池モジュールの管理する管理装置とが無線通信可能とされており、イグニッションスイッチ(始動スイッチ)がオンとなる前に電圧検出装置と管理装置とが無線通信が可能な状態とされる。しかしながら、電圧検出装置と管理装置とを電池モジュールの管理が可能な程度に無線通信が可能な状態を維持するためには、電圧検出装置と管理装置との処理負荷が大きくなり、電力消費量が大きくなる。このため、例えば、乗員が車両を走行させることなく車内で休憩するために車両に乗り込んだ場合であっても、不必要に電圧検出装置と管理装置とが無線通信が可能な状態が維持されることになり、電力消費が大きくなる。
【0005】
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、電圧検出装置と管理装置とが無線通信を行う電池管理システムにおいて、電力消費量を削減可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
【0007】
本発明の一態様は、車両に搭載された電池モジュールの電圧を検出する電圧検出装置と、上記電圧検出装置と無線通信可能であると共に上記電圧検出装置の検出結果に基づいて上記電池モジュールの管理を行う管理装置とを備える電池管理システムであって、上記管理装置が、上記車両に乗員が乗車したことを検出する乗員検出部を備え、上記電池モジュールの管理が可能な状態に上記電圧検出装置と通信可能な通常通信モードと、上記通常通信モードよりも上記電圧検出装置との通信頻度が少ない低通信モードとに遷移可能であり、上記乗員検出部にて上記乗員が乗車したことが検出され、かつ、上記乗員が乗車後に行う起動操作が開始された場合に、上記低通信モードから上記通常通信モードに遷移し、上記起動操作が完了しない場合に、上記通常通信モードから上記低通信モードに遷移するという構成を採用する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、乗員が乗車して起動操作を開始して通常通信モードに遷移した場合であっても、起動操作が完了しなければ低通信モードに遷移する。このため、乗員に車両を走行させる意思がないような場合に、通常通信モードが維持されることを防止できる。したがって、本発明によれば、電圧検出装置と管理装置とが無線通信を行う電池管理システムにおいて、電力消費量を削減することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態における電池管理システムが搭載された車両の模式図である。
本発明の一実施形態における電池管理システムを有する電池パックの概略構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態における電池管理システムの動作を説明するためのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明に係る電池管理システムの一実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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