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公開番号
2025032929
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-12
出願番号
2023138458
出願日
2023-08-28
発明の名称
分析装置及び分析装置における液体の検出方法
出願人
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
G01N
35/00 20060101AFI20250305BHJP(測定;試験)
要約
【課題】必要な情報の送信を維持しながら、液体の情報を提供できるようにすること。
【解決手段】実施形態の分析装置は、液体を収容可能な容器または前記液体のうち少なくともいずれか一方に関する情報を検出する検出装置を備える分析装置である。前記検出装置は、受信部を持つ。受信部は、前記容器に取り付けられた液量情報RFタグにより通信媒体を介して送信された前記容器に収容された液体の液量に関する液量情報及び前記容器に取り付けられた容器情報RFタグにより前記通信媒体を介して送信された前記容器に関する容器情報を受信する。前記容器情報RFタグは、前記液体の存在により生じる減衰の減衰率が前記液量情報RFタグよりも低い前記通信媒体を送信する。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
液体を収容可能な容器または前記液体のうち少なくともいずれか一方に関する情報を検出する検出装置を備える分析装置であって、
前記検出装置は、
前記容器に取り付けられた液量情報RFタグにより通信媒体を介して送信された前記容器に収容された液体の液量に関する液量情報及び前記容器に取り付けられた容器情報RFタグにより前記通信媒体を介して送信された前記容器に関する容器情報を受信する受信部、を備え、
前記容器情報RFタグは、前記液体の存在により生じる減衰の減衰率が前記液量情報RFタグよりも低い前記通信媒体を送信する、
分析装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記容器として液体試薬を収容する試薬ボトルを複数格納する試薬庫を備えるとともに、純水を収容する純水タンク、漏水した液体を貯溜させる漏水パン、または液体洗剤を収容する洗剤タンクのうち少なくともいずれかをさらに備え、
前記容器情報は、前記試薬ボトルに収容された前記液体試薬を識別する識別情報を含み、
前記液量情報RFタグは、前記試薬ボトルにおける前記液体試薬の収容量が不足すると判定する判定位置に配置されている、
請求項1に記載の分析装置。
【請求項3】
前記純水タンクを備え、
前記純水タンクにおける複数の深さ位置に、それぞれに前記液量情報RFタグが取り付けられている、
請求項2に記載の分析装置。
【請求項4】
前記漏水パンを備え、
前記漏水パンにおける前記液体の貯溜位置に、前記液量情報RFタグが取り付けられている、
請求項2に記載の分析装置。
【請求項5】
前記洗剤タンクを備え、
前記洗剤タンクの底部に、前記液量情報RFタグが取り付けられている、
請求項2に記載の分析装置。
【請求項6】
複数の前記試薬ボトルにそれぞれ取り付けられたアダプタをステージの上に載置して前記試薬ボトルを格納する試薬庫をさらに備え、
前記ステージにおける前記アダプタの載置面に、前記試薬ボトルの存在に関する存在情報を送信する存在情報RFタグが取り付けられている、
請求項2に記載の分析装置。
【請求項7】
前記ステージは、回転軸の回りに回転する回転板の上で、前記回転軸を中心として放射状に配置され、
前記回転板の外周位置に前記受信部が設けられており、
前記回転軸と前記受信部との間における検出位置において、前記容器情報RFタグ及び前記液量情報RFタグがそれぞれ送信する前記容器情報及び前記液量情報を、前記受信部が受信する、
請求項6に記載の分析装置。
【請求項8】
前記受信部は、前記検出位置において、存在情報RFタグが送信する前記存在情報をさらに受信する、
請求項7に記載の分析装置。
【請求項9】
請求項1から8のうちいずれか1項に記載された分析装置における前記受信部によりいて受信された前記液量情報に基づいて、前記容器内の液体を検出する、
分析装置における液体の検出方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書及び図面に開示の実施形態は、分析装置及び分析装置における液体の検出方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
自動分析装置においては、例えば、純水タンク内の純水の量、洗剤ボトル内の洗剤の残量、水漏れパンへの水漏れの有無、試薬ボトル内の試薬の残量の検知などが行われる。純水タンク内の純水の量は、例えば、純水タンク内における低水位、水位上限、溢れる位置などの複数の位置設けられたフロートスイッチを利用して検出されている。
【0003】
また、洗剤ボトル内の残量は、例えば、フォトインタラプタを使用して検出され、水漏れパンへの水漏れは漏水センサにより検出されている。さらに、試薬ボトルの残量検知には、液面検知機能が用いられている。そのほか、RFタグや無線ICタグを用いて液体の残量を検出する技術もある。
【0004】
RFタグにより送信される電波には、超短波あるいはマイクロ波領域、UHF帯など、液体が直近に存在しない場合にだけ電波でデータを通信することができる周波数帯がある。この周波数帯では、電波が吸収されやすい性質を逆手により、容器に収容された液体の残量を検出することができる。
【0005】
しかし、RFタグは、例えば、液体や容器を識別する識別情報などの種々の情報を送信するために容器に設けられることがある。このようなRFタグが送信する情報が液体の存在のより通信できなくなると、必要な情報を提供できなくなるなどの不具合が生じることがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2006-36446号公報
特開2016-51438号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本明細書及び図面に開示の実施形態が解決しようとする課題は、必要な情報の送信を維持しながら、液体の情報を提供できるようにすることである。ただし、本明細書及び図面に開示の実施形態により解決しようとする課題は上記課題に限られない。後述する実施形態に示す各構成による各効果に対応する課題を他の課題として位置づけることもできる。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態の分析装置は、液体を収容可能な容器または前記液体のうち少なくともいずれか一方に関する情報を検出する検出装置を備える分析装置である。前記検出装置は、受信部を持つ。受信部は、前記容器に取り付けられた液量情報RFタグにより通信媒体を介して送信された前記容器に収容された液体の液量に関する液量情報及び前記容器に取り付けられた容器情報RFタグにより前記通信媒体を介して送信された前記容器に関する容器情報を受信する。前記容器情報RFタグは、前記液体の存在により生じる減衰の減衰率が前記液量情報RFタグよりも低い前記通信媒体を送信する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態の自動分析装置1の構成の一例を示す図。
平面視した試薬庫10の一例を示す図。
試薬ボトルを搭載した試薬庫10の一例を示す図。
純水タンク20の一例を示す図。
漏水パン30の一例を示す図。
洗剤タンク40の一例を示す図。
試薬ボトルCにおける液体試薬W1の収容量と、RFIDリーダ60により受信される情報の関係の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照しながら、実施形態の分析装置及び分析装置における液体の検出方法について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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