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公開番号
2025031555
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-07
出願番号
2024109444
出願日
2024-07-08
発明の名称
浴槽装置
出願人
TOTO株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A47K
3/00 20060101AFI20250228BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】浴槽内に溜めた湯または水の湯面または水面の上方から浴槽内に湯または水を供給することで吐水流を発生させる吐水流発生部と、浴槽内に湯または水を供給することなく浴槽内に溜めた湯または水に振動を発生させる振動発生部と、を組み合わせることによって、入浴者に対するきめ細やかな心地良さを提供すること。
【解決手段】本発明は、湯または水を溜めることができる浴槽と、前記浴槽の上方に設置され、前記浴槽内に溜めた湯または水の湯面または水面の上方から前記浴槽内に湯または水を供給することで吐水流を発生させる吐水流発生部と、前記浴槽に設置され、前記浴槽内に湯または水を供給することなく前記浴槽内に溜めた湯または水に振動を発生させる振動発生部と、を備え、前記振動発生部が発生させる振動の伝播方向と、前記湯面または前記水面に着水する時の前記吐水流の進行方向とが、略直交することを特徴とする浴槽装置である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
湯または水を溜めることができる浴槽と、
前記浴槽の上方に設置され、前記浴槽内に溜めた湯または水の湯面または水面の上方に設けられた吐出口から前記浴槽内に湯または水を供給することで吐水流を発生させる吐水流発生部と、
前記浴槽に設置され、前記浴槽内に湯または水を供給することなく前記浴槽内に溜めた湯または水に振動を発生させる振動発生部と、
を備え、
平面視または側面視において、前記振動発生部が発生させる振動の伝播方向と、前記吐出口から吐出されている時の前記吐水流の進行方向とが、交わるように構成されている
ことを特徴とする浴槽装置。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
立体視において、前記振動発生部が発生させる振動の伝播方向と、前記吐出口から吐出されている時の前記吐水流の進行方向とは、交差しないように構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載の浴槽装置。
【請求項3】
平面視または側面視において、前記振動発生部が発生させる振動の伝播方向と、前記吐出口から吐出されている時の前記吐水流の進行方向とが、略直交するように構成されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の浴槽装置。
【請求項4】
前記浴槽に設置され、前記浴槽内に湯または水を供給することで前記浴槽内に溜めた湯または水の内部に湯流または水流を発生させる湯流/水流発生部
を更に備え、
平面視または側面視において、前記振動発生部が発生させる振動の伝播方向と、前記湯流または前記水流の進行方向とが、交わるように構成されている
ことを特徴とする請求項1または2に記載の浴槽装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、浴槽装置に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
入浴中に音楽を楽しめるように、浴槽にスピーカーを設けることが知られている。例えば、特許文献1には、浴槽の裏面に一つの音源ユニットを固着することが提案されている。特許文献2には、浴槽内の溜水域に向けた発音器(スピーカー)と、当該溜水域より上方の空間域に向けた発音器(スピーカー)と、を個別に制御することが開示されている。
【0003】
また、浴槽の上方に吐水流発生部を設置して、浴槽内に溜めた湯または水の湯面または水面の上方から浴槽内に湯または水を供給することで、入浴者の身体(特に首まわり及び肩まわり)に心地良い刺激を提供できることが知見され、既に商品化されている(TOTO製品の「肩楽湯」または「首湯」)。
【0004】
本件発明者は、浴槽内に溜めた湯または水の湯面または水面の上方から浴槽内に湯または水を供給することで吐水流を発生させる吐水流発生部と、浴槽内に湯または水を供給することなく浴槽内に溜めた湯または水に振動を発生させる振動発生部と、を組み合わせることによって、入浴者に対するきめ細やかな心地良さを提供できることを知見した。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平3-15423号公報
特開2006-128970号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、以上の知見に基づいて創案されたものである。本発明の目的は、浴槽内に溜めた湯または水の湯面または水面の上方から浴槽内に湯または水を供給することで吐水流を発生させる吐水流発生部と、浴槽内に湯または水を供給することなく浴槽内に溜めた湯または水に振動を発生させる振動発生部と、を組み合わせることによって、入浴者に対するきめ細やかな心地良さを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、湯または水を溜めることができる浴槽と、前記浴槽の上方に設置され、前記浴槽内に溜めた湯または水の湯面または水面の上方に設けられた吐出口から前記浴槽内に湯または水を供給することで吐水流を発生させる吐水流発生部と、前記浴槽に設置され、前記浴槽内に湯または水を供給することなく前記浴槽内に溜めた湯または水に振動を発生させる振動発生部と、を備え、平面視または側面視において、平面視または側面視において、前記振動発生部が発生させる振動の伝播方向と、前記吐出口から吐出されている時の前記吐水流の進行方向とが、交わるように構成されていることを特徴とする浴槽装置である。
本発明によれば、吐水流によって、比較的力強い水圧刺激を身体の内部(特に首まわり及び肩まわりの筋肉など)にまで浸透するかのように入浴者に与えることができる一方、振動発生部による振動による繊細な水圧刺激を身体の表面(皮膚など)を中心に与えることができる。これにより、入浴者に対するきめ細やかな心地良さを提供することができる。特に、振動発生部が発生させる振動の伝播方向と吐出口から吐出されている時の吐水流の進行方向とが交わることにより、振動発生部が発生させる振動がもたらす水圧刺激が吐水流によって阻害されてしまうという事態を効果的に抑制することができる。
【0008】
本明細書において「振動の伝播方向」とは、ISO266で規定される公称中心周波数(例えば1/1オクターブである31.5Hz、63Hz,125Hz、250Hz、500Hz、1000Hz、2000Hz、4000Hz、8000Hz、16000Hzのいずれか)のオクターブバンドノイズの信号で振動発生部(具体的にはその振動子)を振動させた時の、振動発生部(具体的にはその振動子)の振動振幅が最大の面の中心点(もしくは振動振幅が最大の点)と、当該点から指定距離だけ離れていて且つ最大音圧を計測する点と、を結んだ直線の方向である。
もっとも、近似的には、振動発生部が浴槽の壁面に設置されている場合には、振動発生部が設置されている壁面部分から当該壁面に対して垂直な方向(本件出願の時点では±10°の範囲を含む)であり得るし、振動発生部が浴槽に設けられた孔内に設置されている場合には、その振動子の振動振幅が最大の面の中心点(もしくは振動振幅が最大の点)から当該振動子の振動方向に延びる方向(本件出願の時点では±10°の範囲を含む)であり得る。
一方、本明細書において「(前記)吐出口から吐出されている時の(前記)吐水流の進行方向」とは、視認による特定が可能であれば、そのように特定される方向であるが、近似的には、吐出口を形成する開口面に対して直交する方向である。
【0009】
また、立体視において、前記振動発生部が発生させる振動の伝播方向と、前記吐出口から吐出されている時の前記吐水流の進行方向とは、交差しないように構成されていることが好ましい。
この場合、振動発生部が発生させる振動がもたらす水圧刺激が吐水流によって阻害されてしまうという事態を、更に効果的に抑制することができる。
更に、平面視または側面視において、前記振動発生部が発生させる振動の伝播方向と、前記吐出口から吐出されている時の前記吐水流の進行方向とが、略直交するように構成されていることが好ましい。
この場合、振動発生部が発生させる振動がもたらす水圧刺激が吐水流によって阻害されてしまうという事態を、更に効果的に抑制することができる。
本明細書において「略直交」とは、80°~100°の間の角度をなして交わる関係、好ましくは85°~95°の間の角度をなして交わる関係、を表すものである。
【0010】
本発明の浴槽装置は、前記浴槽に設置され前記浴槽内に湯または水を供給することで前記浴槽内に溜めた湯または水の内部に湯流または水流を発生させる湯流/水流発生部を更に備え得る。この場合において、平面視または側面視において、前記振動発生部が発生させる振動の伝播方向と、前記湯流または前記水流の進行方向とが、交わるように構成されていることが好ましい。
この場合、振動発生部が発生させる振動がもたらす水圧刺激が湯流/水流発生部による湯流または水流によって阻害されてしまうという事態を、効果的に抑制することができる。
本明細書において「(前記)湯流または(前記)水流の進行方向」とは、視認による特定が可能であれば、そのように特定される方向であるが、近似的には、(前記)湯流または(前記)水流の吐出口を形成する開口面に対して直交する方向であり得る。
(【0011】以降は省略されています)
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